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人としての美しさ

歳を重ねて強く感じることが幾つかあります。
そのひとつが、人としての美しい方と出会うと
心から尊敬し憧れ、私もそうでありたいと思うこと。

幾ら美しい顔に仕上げ、身なりを体裁よく整え
着飾っていても、
ふと見せる表情や目線、仕草、更には
丁寧な言葉を使いながらも相手を見下すようなことをサラッと言って口角を上げうっすら笑う
なんて人は、残念ですが身近にいます。
また出先で全く知らない他人でも見かけます。

私が感じる残念な人は 大抵が相手の身なりや
職種、職位など、または自分が好きか嫌いか、
により相手への対応に品の無さが現れます。

他人は変えられないので、
これ以上は残念な人の話は控えます。

人として美しさはどんなことか、について
考えると、その人の生き方と他人への見方だと
思うのです。
生き方も見方も言い方は違えども、その人の
人となりを表すと。

私が今まで出会った 人としての美しさを
感じた方は何人もいます。
ある職場で初出勤の際、職場のそこそこ広い
駐車場の草取りをされていました。私がスーツ姿で出勤し、見慣れない顔だと直ぐ分かると
私が「おはようございます。本日から勤務しますkururiと申します。よろしくお願いします」と挨拶すると
同時にその人は
「おはようございます。早くから出勤ですね。
お疲れ様です!!」
と被っていた帽子を脱ぎ、深く頭を下げ挨拶を
くださいました。

出社後に部署の人にご挨拶し、最後に社長と
常務に挨拶に行くと、社長は不在。
常務は先程挨拶した草取りをしていた人でした

" 実るほど頭を垂れる稲穂かな " を常務から
間近にて学ばせていただきました。
相手が誰であれ、見方は公平で謙虚。
私は 地位と名誉を手に入れ、更に 知見を
増やせば増やすほど偉そうにするのでなはく、
自分の名声は全く別で知見を深めれば深める程
世界が広がり更に多く学ぼうとする姿勢になる
その生き方が周りへの見方、目線に現れて
人としての輝く美しさになるのでは、と。

また経験、知見、人生経験はまだない、
さっき産まれたばかりの赤ちゃんやつい先日
産まれた赤ちゃんと私は毎日対峙していますが
新生児の赤ちゃんほど、美しい人はいません。
新生児の赤ちゃんは、全員人して美しさが
キラキラと輝いているのです。
誰に対しても泣いたり笑ったり、とても素直。
赤ちゃんだから、何言ってるの?
と思われるかもしれません。
しかし、考えてみたら残念な人も新生児の頃を
過ごしてきたのです。
思い出すのは難しいでしょうが、
大人になり歳を重ねて、残念な人に出会ったり
見かけたならば、自分を振り返るチャンス。

もし、鏡を見れるならば
今の自分の顔を見てみましょう。
人としての美しさを ちらっとでも感じるでしょうか。

私は人としての美しさを纏いたい(まといたい)
凛として清々しく生きたいです。

今日も1日が始まります。
自分の機嫌を取り
気持ち良い1日を過ごします。

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