こだきんPって、何者だろう? ということで簡単な自己紹介をします。 外向きには 初老のIT屋。 妻子持ち。 10代の頃: 10代の頃にいろんなものに出会った。今でも宝物だ。 洋楽 ラジオで、アメリカンTOP40のトップチャートや、プログレッシブ・ロックを聴き漁っていた。 ギター TAB譜を見ながら和洋問わず色んな曲を弾き語っていた。 レッド・ツェッペリンの「天国への階段」も耳コピーした。 オリジナル曲も作ったが、作詞はその頃から苦手。 人と合わせるのも苦手だったの
6/1 音けっとで頒布したアルバム「七つの物語」。 ご購入いただいた方には、本当にどうもありがとうございました。 アルバムの世界観になるミニ・ストーリーをご紹介します。 よろしければ、聴きながらお読みください😃 抱きしめる (オープニングアウト) あさ目覚めたら、目の前に七つの物語が置かれていた。 どれも独特の風格を漂わせ、読まれるのを今か今かと待ってくれている。 良い物語は相応しい香りを身にまとっているものだ。 そして七つの物語にはそれぞれ異なる不思議な香りがただよっ
M3 音楽自主制作の世界にもコミケの様なイベント、「M3」がある。 このM3には毎年とてもたくさんの音楽制作サークルが参加し、自分たちで作った音楽を頒布して楽しむ。いわば作曲の文化祭だ。 M3は東京流通センターで開催される。地理的に遠いので自分は参加しにくい。 ということで、コンピレーション(コンピ)に参加する。 コンピレーションとは、あるテーマで曲を制作して持ち寄って、それをメディアとしてまとめて頒布する企画だ。 自分の様に参加の難しいDTMerにとっては、とてもと
沈没した海賊船をイメージした曲 深夜の2時間DTMで、また難しいお題が出た。 海や深海、沈没船をイメージした曲は作ったことがあるけど、「沈没した海賊船」は初めてだ。 例によって、曲のイメージはすぐにはわかない。 おまけに、少し前に魔力切れを起こしていたので、曲作りとしてはちょっと調子が悪い。 でも、せっかくのイマジナリーなお題は捨てたくない。 ということでリアルタイム参加した。 結果、なんだかとっちらかった曲ができた。 雰囲気はいいんだけど、評判もわりといいんだけど、
根(こん) 「根を詰める」「精も根も尽き果てる」と言う言葉がある。 「根」とはなんだろうか? 辞書で調べてみると、面白いことが書いてあった。 なるほど、「生命活動や感覚の原動力」か。 わかるー! 根を詰めるとむちゃくちゃ疲れるし、精も根も尽き果てると何もできなくなる。 つい最近、この状態に陥った。 何もできなくなった 本業の忙しいなか、イベントで頒布するコンピ曲を作っていた。 自分の「好き」を盛り込んで、培ったテクニックを総動員して、新しい試みも注ぎ込んで、1ヶ
弾けない人がピアノ曲を作ってみる話。 ピアノへの憧れ ずっとピアノの美しい音に憧れていた。 珠の様にきらきらした音色。 オーケストラに匹敵する広い音域。 ピアノフォルテというもとの名前に相応しいダイナミクス。 友達が習っているのが羨ましかった。(また、そいつはショパンを実に美しく弾いていたのだ。) そして中学の時に、この曲に出会った。 英国プログレの秘宝、ルネッサンスの「Can You Understand」。 冒頭からきらきらと輝きながら流れてくるピアノのせせらぎ
あけましておめでとうございます。 2023年は空回りした年だったので、2024年はちゃんと回る年にしよう。 無理をしない 2023年は、無理にものごとを回そうとしてムキになっていた。 ムキになると、取り返そうとして無理をする。 無理すると、いろいろと良くないことが起きる。 なによりも疲労が蓄積して、ものごとを悪い方に受け取るようになる。 視野が狭くなって、早合点して、判断を誤って、失敗する。 失敗するたびにストレスが溜まり、ムキになって次の失敗を呼ぶ。 無理するのを
今年、気がついたことを並べてみた。 来年はこれを活かして、もっとうまく曲作りしていきたい。 イメージできない音楽は作れない 「葬送のフリーレン」というコミックに「イメージできないものは魔法では実現できない」という言葉が出てくる。 音楽も同じ。 イメージできない音楽を作るのは難しい。 深夜の2時間DTMで「サックスを用いた渋い曲」というお題が出た。 もちろん、お題に合うような曲はいくつも聴いたことがある。たとえばジャズを思い浮かべれば数曲はすぐに思い出す。 でも、自曲と
楽器が好き 中学生の時にギターを手にしたときから、「音を出すこと」そのものに魅了された。 弦を弾くと、音が鳴る。 弦を押さえて弾くと、音階やコードが鳴る。 生楽器は変なことをするといろんな不思議な音が出る。 弦の1/2、1/3、1/4の場所をそっと触れて弾くと、綺麗な音(ハーモニックス)が出る。 手の側面で弦を押さえて弾くと、少し押さえたような音(ミュート音)が出る。 コード表にない押さえ方をすると、また変わったコードが鳴る。 メロディとコードを一緒に弾いてもいい。
この物語は究極の「すれ違いの恋の物語」とも言えるし、「時を超えて気持ちを通い合わせる恋の物語」とも言える。 第118話「フィアラトール」のネタバレ感想です。 未読の方はご注意ください。 魔族の幻影に飲み込まれ、まさかの(ヒンフリ・ファン狂喜の)状態になったヒンメルとフリーレン。 そのあとの展開に深く感動したので、勇者ヒンメルの境地を想像してみた。 出会い フリーレンと初めて出会ったのは、暗い夜の森。花畑を出す魔法を見せたときに、とても綺麗だと思った。(6巻) 大人
最近、低緯度でオーロラが見える話題になっている。 実は一度だけ本物を見たことがある。 オーロラが見えます 海外出張した飛行機の中、たぶんシベリア上空を飛行中のときだろう。 機長さんから「ただいまオーロラが見えます」とアナウンスが流れた。 窓の覆いを上げると、ただただ真っ暗。 しばらくしてまた「淡い緑色の光が、オーロラです。」とアナウンス。 目が慣れるとやっと見えてきた。霞のようなものが。 撮れるかなあ? と思いながら三重の窓越しに撮ったのがこれ。 きっと凄いラッキー
曲作りに身内がリスナーとして協力してくれるのはとてもありがたい、というお話。 曲のイメージ作り 今回の深夜の2時間DTMのお題は、「侍をイメージした曲」。 これは以前にも作ったような気がする。 そのときはバリバリに和楽器と和旋律をつかって、まるで必殺仕事人のような時代劇サスペンス主題曲みたいなのを作った。 同じことを繰り返す気はないので、さてどうしたものか…。 嫁に聞いたら「女剣士が男装した侍はどう?」と言う。 なるほど、その手があったか(ぽん)。 たとえば毛利蘭(
全部ネタバレで、全肯定で、ゴジラ-1.0の感想をつらつらと書き出してみる。 まだ観ていない人は、読まないほうがいいです。 ゴジラ-1.0。 それは朝ドラの世界に怪獣が殴り込んできた映画。 そうです。ゴジラ-1.0は、ゴジらんまんぷくです。 文中では、典子さんを「らんまん」の寿恵ちゃん、お隣の澄子さんを「まんぷく」の福子さんを演じたサクラさん呼びして少々錯乱していますが、お許しを。 終戦直前 おお〜のっけからいきなり怖い。 いきなり凶暴な姿を最初から見せるのは凄いなあ。
上でも書いたとおり、第2巻序盤の「死者の幻影」は特に好きなエピソードだ。 死んだ身内や知り合いの幽霊が生前の姿のまま出てきて、話しかけてくる。 怖いというよりは、懐かしい、という感じ。 そうして誘われて、そのまま魔物に食われてしまうのだ。 そんな恐ろしいトラップ。 フェルンにとってかけがえのない育ての親であるハイター。 その生前の姿が現れて話しかけてくる。 懐かしい声で。懐かしい言葉を。 理性では魔物の仕業とわかっていても、感情は納得できるわけがない。 正直、このエピソ
2年前に作った自作オリジナル曲をリニューアルしたので、その記録をここにおきます。 iZotopeを使っている人で、アレンジやマスタリングに興味のある方はご参考にしてください。 リニューアル後の曲はこちらです。 リニューアル 2年前に2時間DTMで作った原曲から、全体構成はさほど変えていない。 多少音源が増えたので、より魅力ある音色に入れ替えた。そしてアレンジとミックスをやり直し。 アレンジ調整 原曲は、トラック感の音域の衝突が多い。(今も多いが) 冒頭から続くピア
モチーフ 大好きなアーティストがライブ中にポロポロと引いていたピアノのアルペジオがとても美しくて耳を離れなかった。 もう何十年も前のライブなのに、ずっと憧れていた音の流れ。 そんなアルペジオを少し変えて伴奏を作ったら、水のような流れが出来た。 いろいろと音を重ねると、偶然、ときどき美しいハーモニーが生まれる。 元のフレーズがシンプルなので、どんなコードにも合わせやすい。変幻自在だ。 引き算のメロディ アルペジオに寄り添ったり離れたりしながらメロディを編んでいった。 最