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ちはるのファーストコンタクト

ファーストコンタクトは相互理解への第一歩。このマガジンでは、私が考えていることの第一歩をできるだけそのままの形で公開していきたいと思います。話題は、アドラー心理学、教える技術、研… もっと読む
毎週月曜と金曜にブログを書いています。それ以外の曜日では、過去記事の切り抜き、質問受け付け、本の紹… もっと詳しく
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#大学院

【お題拝借】きちんと学ぶには大学院へ行くしか勉強方法はないでしょうか?

2017年3月18日 土曜日は昔のブログ記事を振り返って書いていますが、質問が来ていますのでお答えしたいと思います。 コメント欄からの質問です。このときの記事は「【本】市川尚・根本淳子編著『インストラクショナルデザインの道具箱101』」でしたので、「インストラクショナルデザインを学ぶには大学院か?」という文脈での質問と思います。 ここでは「どんな専門であっても何かをきちんと学ぶにはどんな方法があるか」について答えたいと思います。これは特に社会人となっている人が、何かを専

【質問】教育について学び直したい/教育工学のモデルに実証研究はあるのか

2024年1月31日(水) 質問は「マシュマロ」からお送りください。匿名で送ることができます。 現在、質問がたまっておりますので、回答まで少々時間がかかりますことをご了承ください。 質問現在、九州に在住しております。自身が学生時代も「教育」について興味はありましたが、きちんと勉強してきませんでした。すみません。その後も社会人として仕事をする過程や子どもを育てる中でも、「人が物事を学ぶ・体得していく過程における動機づけやモチベーション等心理面の重要性」について考える機会が

【ブログ】大学教員最後の一年になることを感じる

2024年1月15日(月) アドラーゼミアドラーゼミは全5回の4回目。ライティングワークに力が入ってしまったので、前回からの複数経路等至点アプローチ(TEA)に早期回想(ER)を加えるというトピックについては次回の最終回に回すことにした。とはいえ、書くことの意味について議論したことは良かったと感じている。

008 [おとなの学び] リカレント学習の方法とその意味

私たちは、小学校、中学校、高校、大学などで膨大な量を学びます。しかし、それは準備運動に過ぎません。学校で獲得した知識とスキルを活かすのは、学校を卒業して社会人として活動し始めてからなのです。その段階になって初めて私たちは、自分が何も学んでいなかったことを痛感します。 でも、大丈夫。一度学んだことは、2回目はより少ない時間と努力で身につけることができます。だからこそ、おとなの勉強である「リカレント学習」が重要なのです。今回は、おとなの勉強はどうすれば楽しくなるかということにつ

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【質問】大学院の入試の勉強法

2023年10月5日(木) 質問は「マシュマロ」からお送りください。匿名で送ることができます。 2020年9月21日 質問私立の大学院の入試の過去問をみていると、毎年問題傾向が違っていたりなにを問われているのかよくわかりません。どのような勉強法をすればいいのでしょうか?やはり内部から進学したほうがいいのでしょうか?

【質問】大学院入試に落ちたとき

2023年7月20日(木) 質問は「マシュマロ」からお送りください。匿名で送ることができます。 2019年11月24日 質問社会人で大学院に受験を失敗したときに、その後どのような振る舞いをすればいいかわかりません。再度受験するのはありなのでしょうか?その際になにを修正すればいいか分からず困っています。

【ブログ】学生参加によるオンデマンド授業のデザインとそのメリット

2023年5月26日(金) 大学院科目の「インストラクショナルデザイン特論」の7回目の収録が終了。この科目はハーフセメスターの1単位科目なので7週間で完結する。 毎週水曜日の9:00-10:30に、受講生参加によるZoomでの授業を収録して、翌週月曜日からオンデマンドで配信するという方法はうまく行ったと感じている。

【質問】大学院ゼミでどうふるまうか

2023年5月25日(木) 質問は「マシュマロ」からお送りください。匿名で送ることができます。 2019年9月29日 質問教育工学の分野では、活発に発言し意見交換できる印象があります。上手く説明できなくても、一旦受けてもらえるように感じます。しかし、私が所属する大学院では、教員の誘導によって意見交換の流れができる印象があります。教員の顔色や様子を見ながら進んでいきます。流れに沿っていない発言をすると、追求が始まります。結果、学生は意見を言えなくなります。研究に対して、誠

【アドラーゼミ】アドラーゼミの説明会を開きます

2023年2月19日(日) 前から温めてきたアドラーゼミの企画概要が固まりました。下にその計画概要を紹介します。 初回4月8日のスタートの前に、予行演習をかねて、3月18日に説明会(無料)を開きます。参加希望の人は(対面・Zoomとも)下記の回答フォームから参加登録してください。 アドラーゼミの概要大学院レベルの自由な研究のためのゼミを開きます。参加資格は問いません。話の内容は基礎的な統計学の知識と研究論文の書き方について知っていることを前提としています。話題の範囲はア

【ブログ】大学院ゼミも実質的に最終回

2023年1月9日(月) 新年初回の大学院のゼミでした。次回は研究発表会ですので、実質的にゼミの最終回です。15時から19時半まで、4時間半の長丁場でした。前回、私がコロナのため休講になりましたので、そのせいもあります。

【質問】大学院から早稲田大学に行くのはどうですか

2023年1月5日(木) 質問は「マシュマロ」からお送りください。匿名で送ることができます。 2018年12月23日 質問大学院から早稲田大学に進学するのってどう思いますか?

【切抜】パーソナルトレーナー(あるいは指導教授)とうまくつきあう

2022年9月6日(火) 2018年3月31日 パーソナルトレーナー(あるいは指導教授)とうまくつきあうパーソナルトレーナーの究極のゴールとは、本文にあるように「トレーナーがそばにいないときも、自分が上達したり向上したりするような知識を身につける」ということだ。 その意味で、大学院の研究指導をするときの大学教員は、一人のパーソナルトレーナーとして捉えることができるかもしれない。指導教員がいなくても自分一人で研究を進められるようになることが大学院指導の究極の目的だからだ。

【質問】先生の元で研究を進めさせていただきたい場合

2022年6月16日(木) 質問先生の元で研究を進めさせていただきたい場合、どのような能力・スキルが望ましいでしょうか?

大学院ゼミをハイフレックス方式でスタート!

2022年4月11日(月) 大学院ゼミがスタートしました。サバティカル期間は博士課程のゼミだけを担当します。2年ぶりの早稲田キャンパスでの対面ゼミです。とはいえ教室に来たのは私を含め4人だけで、残りの参加者はZoomからです。対面とZoomの同時開催であるハイフレックス方式です。 土曜日なのでキャンパス内は人はまばらです。しかし、教室をのぞくと対面授業が復活していることがわかります。右手手前が3号館です。伝統的な門構えを保存しておいて、中はモダンで高層なビルになっています