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#82 「こうあるべきだけど難しい」という言い訳~解像度足りていますか?~(2024/05/12)
こんにちは。ITベンチャーエンジニアのこへいです。
「こうあるべき」と周りの同意を得つつ「でも難しいんだよね」と現実から目を逸らし、考えているフリをするだけのマネージャーが人の時間を奪い、物事を停滞させる。
ということを感じる出来事があったので、なぜそのようなことが起きるのか、やるべきことは何なのかを考えてみます。
〇事件の背景弊社は大手旅行会社向けの商品販売システムの受託開発を行っており、
#88 職場という社会的共通資本への預け入れと忠誠心の違い(2024/05/24)
こんにちは。ITベンチャーエンジニアのこへいです。
先日、職場を社会と置き換えて、社会的共通資本への預け入れについて考えてみました。
今日は、職場に尽くすという意味では預け入れと忠誠心は非常に似ていますが、同様に捉えてはいけないということについて考えてみます。
〇求職者への内定判断の会議にて感じた違和感弊社では人事と事業部メンバーで協力して採用活動を行っています。
求職者の方とは、人事→事業
#86 トップレベルの人はやっている。職場という社会的共通資本への預け入れについて考える(2024/05/20)
こんにちは。ITベンチャーエンジニアのこへいです。
最近、社会的共通資本への預け入れについて考えています。
キッカケは木下斉さんのVoicyで度々触れられていること、能登・七尾市の一本杉川嶋さんのインタビューなどです。
社会的共通資本について学ぶべく本を読み始めたのですが、内容が難しく進捗が非常に悪いので、ひとまず社会的共通資本についての現在の考えを残しておきます。
〇社会的共通資本への預け
#85 OJTは教える人の劣化コピーしか作れない欠陥システムなのか~私の指導方法の紹介~(2024/05/18)
こんにちは。ITベンチャーエンジニアのこへいです。
先日、木下斉さんのVoicyのコメントでOJTは教える人の劣化コピーしか作れない欠陥システムという指摘を拝見し、ものすごく腹落ちしたので、OJTについて考えてみます。
指摘の主は、いつも広く深い知識と豊富なご経験から学びのあるコメントをされているスパルタキャンプ塾長さん。木下ファミリーのみなさまにはお馴染みの方かと思います。
〇OJTの始ま
#1 「コーチング」とは「コンフォートゾーンをずらす」ことである
最近、「コーチングが求められる理由がわかった」という話を聞いて、なるほどなと腹落ちしたのでご紹介します。最近チャレンジ出来ていないなと感じる方は、チャレンジのきっかけが作れるかもしれません。
モチベーションはコンフォートゾーンに留まる方向に生まれるコンフォートゾーンとは、ストレスのない居心地の良い環境や精神状態のことであり、モチベーションとは、人が目標や対象・方向に向かって行動を起こす、それを維
#57 引っ張り上げる新卒採用(2024/03/23)
私の勤めるシステム会社はありがたいことに沢山の案件をいただいており一緒に戦う仲間を絶賛募集中です。
私は中途採用の面接官をしているのですが、先日たまたま新卒の方の面接をする機会に恵まれました。
その際に、採用する側と採用される側という構図での面接をしているだけでは、仲間集めのアクションとしては不十分だなと感じました。
〇中途と新卒の採用面接の違い中途の方との面接の場合は30分程度弊社の事業やエ
#75 町田ゼルビアにみる強いチームを作るすべ(2024/04/28)
サッカーJリーグ、9節終了時に首位をキープしている町田ゼルビア。
昨年J2を圧倒的な強さで制し、J1の舞台でもその勢いが続いています。
なぜこれほどまでに強いのか、監督と社長の組織の作り方の観点を中心に考えてみます。
〇J2から上がった町田の強さ基本的な戦い方は勝利から逆算した現実的なサッカーで、いわゆる堅守速攻。
ハードワークと球際の厳しさを活かしたボール奪取からのスピード感のあるカウンター
#7 指示を出すのがマネジメントではないですよ
エンジニアメンバーとの1on1で「マネジメント難しい!!」という相談を受けた時の話を共有します。
若手エンジニアのチャレンジPJこれまでは若手エンジニアのA氏にPM的立場である私からタスクをアサインし開発していただいていました。
経験は浅いが開発力のある優秀なA氏に今回はもう一人のエンジニアB氏をリードする2人体制の開発にチャレンジいただいており、PJ終盤で行った1on1で冒頭の「マネジメントは
#18 【育成】チャレンジを促す「自己"効力"感」
最近、若手エンジニアの育成についての意見交換をしている時に、チャレンジの場を作るだけでは不十分で「出来そう」という安心感を作ることが重要という話を伺いました。
そして、若手の育成にMomentor代表 酒井風太氏の動画が非常に参考になると紹介いただきました。
今回は若手の育成のキーワードとして動画で紹介されている「自己効力感」についての話です。
チャレンジできる人、できない人成長にはチャレン
#16 【育成術】具体から抽象へ
こんにちは。エンジニアのこへいです。
先日、思考のレベル上げにオススメされた具体と抽象を読了しました。
130ページで4コマ漫画やイラストが散りばめられておりサクサクと読めるのですが、非常に内容が濃く読み応えがありました。
今回は自分が育成の時に気を付けているポイントと学びを具体と抽象の第10章 価値観に絡めて紹介します。
第10章 価値観 「上流」と「下流」では世界が違う第10章のポイント
#23 フルスタックエンジニア集団の良し悪し
最近、私自身が面接をしアトラクトした方が入社し、チームに加わっていただくことになりました。新しいメンバーを迎えられることは非常に嬉しいことです。
私の職場では「フルスタックエンジニア」を志向する方に適した環境であることが売りであり、私自身も「フルスタックエンジニア」の面白さを知っています。
しかし、フルスタックエンジニアの集団にも良し悪しがあります。
〇フルスタックエンジニアとはフルスタック(
#25 【未経験エンジニア】開発力より仕事力を優先する戦略
プログラミング未経験でITベンチャーに入社して11年。今でこそ開発チームのリーダーを務めるなどエンジニアとして飯が食えるようになりましたが、開発力を身に付けるのには苦労をしました。
そんな私が新人の時に意識していたことについて書きます。
◯ITベンチャーに入社した理由私は理系でしたが学生の頃のプログラミング経験は授業だけ(プログラミングの授業は嫌いでした)で、就活開始時はメーカーの開発職を志望
#27 就活生の相談で気付いた学生に足りてない経験
先日、福島の郡山に住む友人を訪ねたところ、彼の会社のインターン生が就活に悩んでいるから話をしてやってくれと頼まれました。
現役の就活生の声を聞きながら大学生にはある経験が決定的に足りず自己効力感を得られていないことに気づきました。
◯就活に不安を抱く理由とは磯貝くんという大学院生はデータ分析の研究をしており専門性を持っているものの、周りの学生に比べて技術力が劣りアピール出来るものがないため不安
#47 【組織】人にお願いできないのはなぜ?(2024/03/03)
こんにちは。旅行系エンジニアのこへいです。
今年度も終わりが近づき、期末評価を受ける時期になりました。
私は人に仕事を依頼しながらPJを推進することが得意でその点を評価いただくことができました。
10名程度のエンジニアが関わるPJのリーダーを務めて、PJ全体のハンドリングをしつつ各メンバーにタスクを依頼してPJを成功に導いたことに対する評価でした。
自分の周りでは個人としての戦闘力が高く、人に