見出し画像

プロセスを共有することの大切さ

妻と結婚してもう22年になりますが、失敗したなと思うのは、婚姻届の出し方です。
結婚式当日の早朝に、市役所守衛室の時間外窓口に私がひとりで提出してきました。市役所の職員ですし、手続き的なことは私がやった方がよいと思っていました。私は新居に先に引っ越していましたし、新婦の方が何かと忙しいだろうという配慮でもありました。
しかし、私は後々まで、「本当は一緒に提出に行きたかった」と妻から言われることになります。確かにこのまま順調であれば、婚姻届を提出するというのは、一生に一回切りのことですし。

娘たちの出生届も妻は産後で入院中なので、私が届けることになりましたし、戸籍の届出に立ち会う機会を妻から奪ってしまったとも言えます。

お互いに忙しくはありましたが、時間を作って一緒に届出に行けば良かったと思います。受け付けたのがどんな感じの職員だったとか、届出をした後に一緒に何を食べたとか、そういうたわいもない話を後々まで妻とできると本当は良かったのでしょう。

結婚の事実や結果は変わらないのですが、ライフイベントである節目に一緒に立ち会うことで、その時間を共有するというプロセスが大事だったのだと思います。同じ結果だとしてもプロセスの違いが意味を持つことがあるので、これからも注意していきたいです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?