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「今」を生きれない

過去に貼り付けた心の思い込み、「ガムテープ」が貼られたまま生きている場合、今を生きれず、過去と未来にしか生きれないことがあります。
傷ついた過去をそのまま生きているためです。

目の前に生じている出来事を、過去の「ガムテープ」が反応して出来事を捉えるため、今を生きることが難しいのです。

過去に生きることに飽きたら今度は未来に思考が飛びます。
あーなったらどうしよう。こうなったらどうしよう。

不安が頭をもたげて、どうしようもいられなくなります。

私自身が、この「今を生きれない」人生を辿ってきた一人です。
過去の、恐怖や、無価値から目の前の現実を「逃避」したり、「どうせ自分はダメだ」とあきらめて、未来のことを心配しては、人生を重く感じたりして生きていたのです。

では、過去や未来から離れて「今を生きる」方法ってあるのでしょうか。

「瞑想」という言葉を聞いたことがありますか?

調べてみると、「瞑想」は、心を静めて無心になること。と書かれています。

つまり、「ガムテープ」に支配された感情や思考から離れて、今を生きている本来の自分に還るという事です。

テープ式心理学で、仁さんがよくお話しされる、「思考ちゃん」と「マインド様」の「マインド様」の状態です。

私はよく、炎をずーっと見入ってしまいます。
炎は燃料を燃やしながら、今を生きています。
燃料が無くなれば火は消えてしまうので、逆にいうと炎は今にしか生きれないのです。
炎に癒されるという人が多いのは、きっと今の自分に戻れて、安心している自分があるからでしょう。

瞑想を行う方は、息をしている自分に集中して、無心になると言います。

他にも無心になり、本来の安心安全な自分に出会える場面はたくさんあります。

風が肌に吹いて気持ちよく感じた時に心がふーっとして無心になる。
雨の音を心地よく感じて無心になる。
川の流れを見て癒されて無心になる。
ジリジリと熱い太陽を感じて無心になる。

その他にもたくさん無心れることはあると思います。

私たちは日常で、無心になり今を感じる機会は多くあります。
その時、本来持っている安心安全な自分に戻り、癒されているのです。

苦しみから離れたいと思うときは、今に戻ることを何か行ってみるのはいかがでしょうか。

今日は「今を生きれない」について書いてみました。

今日もお読みいただきありがとうございます♪