Koubo|公募ガイド社

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Koubo|公募ガイド社

株式会社公募ガイド社の公式アカウントです。 WEBアプリ『Koubo』の運営、雑誌『季刊公募ガイド』を発行している出版社です。 noteでは最新のコンテスト情報・過去雑誌に掲載した創作ハウツー・受賞のコツなどのコンテンツを更新していく予定です。 https://koubo.jp/

マガジン

  • 【悔しさをバネに】落選供養マガジン

    惜しくも受賞を逃した皆さんの作品・ご報告をまとめています。 コンテストに投稿された作品の99%以上は落選します。 落選作品や落選の悲しみを多くのみなさんと共有することで、次回の励みになればうれしいです。

  • 祝!受賞の喜びマガジン

    皆さんのコンテスト受賞の作品・ご報告をまとめています。 受賞おめでとうございます! みんなで受賞のお祝いをして、受賞した人もそうでない人も次回への励みになればうれしいです。

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【開催直前!!】公募ガイド社、「文学フリマ」出店までの道Part3

こんにちは、 公募ガイド社公式noteです。 いよいよ今週末に迫ってきた文学フリマ東京38! イベント出店にまったく慣れていないこともあり社内はバタバタとしていますが、現在の準備状況を下記記事で公開をしています! お品書き公開!!お品書きを公開しました。 直近発売していた公募ガイドや、過去公募ガイドに掲載していた特集の復刻再編集版などを販売しています! どの特集を販売するかは上記記事を閲覧してみてください。 期間限定無料公開!! 特集バックナンバー20号分読み放題!販

    • 【知ってるようで実はあいまい】改めて学ぶ原稿の表記ルール(2013年9月号特集)

      原稿の表記に関するルールここでは、原稿の表記の仕方について説明していきます。 記号の使い方 「 」:直接話法のとき、または何かを強調するときに使います。 『 』:二重カッコは、「 」の中でさらにカッコを使う場合や書籍名などに使います。 ( ):パーレンは注釈や補足説明に用います。 〝 〟:普通とは違う意味であることを表す場合などに用います。 〈例〉その 〝パソコン〟 は紙製だ。 ・:マス目の中央に書くのでナカグロと言います。二つの言葉を統合し、「書籍・雑誌コーナ

      • 【どこでどう書くかは質に直結する】最高のアウトプットをするための環境づくり(2012年12月号特集)

        書く環境は整っているか 小説を書くという作業は、登山にもたとえられる長い戦いです。専業作家でも長編なら一年がかりになったりしますし、いわんやアマチュアにおいてをや。だから必要なのは根性だ、忍耐だ、信念だと言ってもいいのですが、その前に、以下の三つを実行してください。 1.書斎を持つ 2.パソコンを買う 3.照明と椅子を揃える  作家の中には、台所で書いた、廊下で書いた、押し入れが書斎といった武勇伝を言う人もいますが、彼らはそれでも書けた例外と考えてください。劣悪な環境で

        • 【ルーツをたどれば見えてくる】昔話から学ぶ8つの「譚」のかたちとは(2012年10月号特集)

          昔話に物語の原型を探す 民話や昔話は非常にシンプルな起承転結で構成されていることが多く、原稿用紙千枚もの長編小説のストーリーも、要約すればたいていの作品が昔話のストーリーに集約されてしまいます。  まず定番なのは、「一寸法師」や「力太郎」「わらしべ長者」などの立身出世譚で、これは前項のサクセスストーリーにあたります。「桃太郎」や「三年寝太郎」も立身出世譚ですが、勧善懲悪譚の面もあります。  「かちかち山」や「さるかに合戦」は、老婆を殺したタヌキや、カニを騙したサルに仕返し

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        【開催直前!!】公募ガイド社、「文学フリマ」出店までの道Part3

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        • 【悔しさをバネに】落選供養マガジン
          29本
        • 祝!受賞の喜びマガジン
          43本

        記事

          【文学賞っていつからあるの?】文芸公募100年を振り返るpart1

          第1回 歴史小説歴史脚本 始まりました「文芸公募百年史」。文学賞って100年前もあったんですかと思うかもしれませんが、あったんです。100年どころか、130年も前に。 当時は“懸賞小説”というタイトルが多いですが、新聞などメディアが台頭した時代で、その創刊記念や周年事業に盛んに懸賞募集が行われました。 本連載では、そうした隠れた歴史を紐解いていきたいと思います。 日本最古の懸賞募集「歴史小説歴史脚本」  日本には江戸時代から俳句や川柳を投稿する懸賞文芸という娯楽があった

          【文学賞っていつからあるの?】文芸公募100年を振り返るpart1

          【次はどの文学賞に応募する?】プロの登竜門文学賞 締切・発表スケジュール

          こんばんは。 公募ガイド社公式noteです。  5月19日に弊社文学フリマのブースにお越しいただいた皆様、ありがとうございました!  弊社noteをご覧になってお越しいただいた方も多かったと聞いています。励みになります。本当にありがとうございます!!  文フリの当日の様子はまた別の記事でアップしますが、一旦大きい規模のイベントを終えて次の目標を探されている方もいらっしゃるかと思います。  そこで、「プロの登竜門」として知られている文学賞を一覧にしてまとめている記事をご紹介

          【次はどの文学賞に応募する?】プロの登竜門文学賞 締切・発表スケジュール

          【物語に必要な要素とは】基本要素を押さえて物語として成立させる(2012年4月号特集)

          物語の基本構造 プロップは31の機能を挙げましたが、これらはすべて使われるわけではなく、「留守/禁止/違反/欠如/出発/手段の獲得/競争/勝利/欠如の解消/帰還」でも物語は成り立ちます。  これをさらにつづめ、絶対的に必要というものだけを挙げれば、「出発/帰還」が残ります。これが物語の基本構造です。  つまり、物語というのは、「どこかに行って帰ってくる」という構造を必ず持っていることになります。  ただし、「どこか」というのは現実の場所とは限りません。たとえば、臨死体験の

          【物語に必要な要素とは】基本要素を押さえて物語として成立させる(2012年4月号特集)

          【難解な悪文にならないために】意識しておきたい文章奥義4選(2012年3月号特集)

          「よく考えよ」「読め」は妥当思いつくまま文章の奥義を挙げると 「書く前によく考えよ」 「名文を読め」 「うまく書こうとするな」 「話すように書け」 があります。  「書く前によく考えよ」については全く異論がないでしょう。なんの構想も練らず、いきなりノープランで書き出してもうまくいかないでしょうし、抽象構成作文法で言えば、メモをたくさん出しておくに越したことはありません。  「名文を読め」ももっともなことでしょう。書かれた言葉を読む経験なしには、読むことはできません

          【難解な悪文にならないために】意識しておきたい文章奥義4選(2012年3月号特集)

          【入選することだけが目標ではない!】創作を楽しく続けていくためのコツ(2018年11月号特集)

          やる気がなければ壁は破れない! たとえば、映画を観て、「私も映画を作りたい」と思う人もいれば、「脚本を書きたい」「原作の小説を書きたい」と思う人もいる。  もちろん、「自分で作ろうとは思わない」という人もいる。  その差は可能性の有無。自分にもできそうだと(思い込みでも)思えた人はやる気になる。  このとき、やる気にさせた最初のきっかけは、「感動を伝えたい」「お金持ちになれる」「有名になれる」などだろう。きっかけはなんでもいいが、それだけだと壁にぶつかったときに続かない。

          【入選することだけが目標ではない!】創作を楽しく続けていくためのコツ(2018年11月号特集)

          【文章を商業レベルに引き上げる】ライターになりたい人には絶対見てほしいライティングのポイント14選(2018年6月号特集)

           才能のうちの文才、これをお金に換える、誰かに買ってもらうには、文章が商業レベルになければならない。基本のきを知っておこう。 語句の問題1.並列の場合は呼応させる  「そこから出たり入ったりしている」のように並列にする場合は、言い方をそろえたほうがいい。「そこから出たり、入った」ではしっくりこない。  「文章力の向上とテーマ性を高める」も、一方が「向上」で、一方が「テーマ性を高める」なので呼応しない。「文章力を向上させ、テーマ性を高める」としたほうがいい。 2.「にて

          【文章を商業レベルに引き上げる】ライターになりたい人には絶対見てほしいライティングのポイント14選(2018年6月号特集)

          【これができれば一次選考突破も夢ではない!】小説を小説たらしめる最低限のルールとは(2018年4月号特集)

          ルールはないようで、あるありありと感じがわかるのが描写文  小説になってるかどうかのひとつの判断基準は、描写で書かれているかどうか。描写とは、様子がありありとわかるように書くこと。感じがわかるようにいきいきと書くこと。  たとえば、「あなたの手」について書くとしよう。〈指と手のひらからなる部分。〉これは観念的な「手」の説明に過ぎず、この文からは「あなたの手」は浮かんでこない。〈私の大切な家族のために差し出すべきもの。〉思いは理解できますが、抽象的な文章だから絵が浮かばな

          【これができれば一次選考突破も夢ではない!】小説を小説たらしめる最低限のルールとは(2018年4月号特集)

          【「私」にしか書けないものが必ずある】簡単なコツをつかめば文章にも「個性」が生まれる(2018年4月号特集)

           全く書けないわけではないが、どうもありきたりな文章だと思う、読む人に伝わらないと思ってしまう。そんなお悩みを解決しよう。 解決策①:一点突破で、ある面をとぎすます「私」は世界に一人、「私」を書こう!  ありきたりとは、珍しくない、ありふれている、平凡という意味。  そうなってしまうひとつの原因は、正しいことを書こうとしすぎること。客観的な正論もいいが、報道の文章ではないので、それをそのまま書いても面白くはならない。正しいことを書くのがだめなら、正しくないことを書けばい

          【「私」にしか書けないものが必ずある】簡単なコツをつかめば文章にも「個性」が生まれる(2018年4月号特集)

          【まずは一つのアイデアを場面にしよう】いろんな角度から着想のヒントを考えるための方法論(2018年3月号特集)

           ストーリーが思いつかないとき、どうアイデアを見つけ、それをどのようにストーリーにするかについて考えよう。 アイデアを場面にし、前後を考えるストーリーにはアイデアが必要  ストーリーを作るには、その前にアイデアが必要になる。このアイデアは真理の発見に近い。  たとえば、めちゃくちゃおいしかったラーメンを3年後に食べたらそうでもなかった。「食べられないでいると、記憶の中でおいしさが増幅する」。 あるいは、社長がごちそうを食わしてやると言ったが、それはカレーライスだった。「

          【まずは一つのアイデアを場面にしよう】いろんな角度から着想のヒントを考えるための方法論(2018年3月号特集)

          【ストーリーの見せ場はどこに持ってくる?】小説に勢いをもたらす『シーン・シークエンス』技法(2017年11月号特集)

           長編初心者は構想の完成度が不十分であることが多い。だから、そのまま書き出せば大幅な書き直しになって効率が悪い。個々のシーンを考え、詳細なプロットを作ろう! 物語にはリバーサル、逆転の要素が必要 プロットとは小説の詳細な設計図のようなもの。盛り込む場面を具体的に書く。このプロットを作るうえで留意したいことは、以下の3つ。  まず1つ目はリバーサル(逆転) 。安全だと思ったら襲われる、迷宮入りかと思ったら誰かの言葉で急にひらめくといったシーンだ。『バック・トゥ・ザ・フュー

          【ストーリーの見せ場はどこに持ってくる?】小説に勢いをもたらす『シーン・シークエンス』技法(2017年11月号特集)

          【思い付きを書くだけではNG!】素材を探して、組み合わせてこそいい作品が生まれる(2017年10月号特集)

          いろいろ連想して題材を探し、そこから組み合わせを考えるといったエッセイの題材探しについて解説する。 エッセイで落選する3大パターン1.日頃の感謝の気持ちを書く テーマが「お母さん」ではたいがいの人が「感謝の気持ち」を書く。それを考えず、ただ単に「ありがとう」では埋もれる。 2.ありきたりの体験を書く 稀有な体験をしないと書けないわけではないが、よく聞く話が書かれているだけでは人の胸を打たない。 3.お母さんのことを書いていない 発想が飛躍しすぎると、作品の内容が

          【思い付きを書くだけではNG!】素材を探して、組み合わせてこそいい作品が生まれる(2017年10月号特集)

          【電子出版なら1時間でできる?!】自分の作品をほぼノーリスクで販売する方法(2017年7月号特集)

          市場規模は小さいが電子出版は増加傾向 2016年の出版の市場規模は1兆6618億円で、うち、紙の出版市場は1兆4709億円、電子出版市場は1909億円。  市場規模ではまだまだ紙のほうが優位だが、出版全体の市場規模が0.6%減だったのに対して、紙の市場規模は3.4%減で、電子出版が出版市場の減少を食い止める結果となった。  この電子出版は、電子書籍、電子雑誌、電子コミックに分けられ、このうちの電子コミックが76.5%を占め、電子書籍は13.5%しかない。 電子書籍と紙の書

          【電子出版なら1時間でできる?!】自分の作品をほぼノーリスクで販売する方法(2017年7月号特集)