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210円で朝ご飯を食べられる中国!だからデフレだって?マジかと思ったお話

中国がデフレ経済に入ったのではないかと日本では報道されているようです。

少しまえにXでも話題になった「貧乏飯」
この報道では「貧乏セット」と紹介しています。

貧乏という言葉が適切かどうか疑問です。

この中国人記者の方もコスパが良いものが人気があると説明していますので、貧乏ではなくて「お得セット」とか「コスパ飯」などの積極的な表現を使ったほうがしっくりきます。

さて、どのようなものを貧乏飯として紹介しているのでしょうか?

ANNnews より引用

わたしは中国でも物価が高い場所に住んでいます。それでも、この価格をみて高いとも安いとも思いません。ごく普通の価格だと感じます。

このお店は北京のようですから、北京市民にとっても普通の金額ではないかなと予想します。

ただゆで卵が50円、つまり2.5元は高いかなと思います。道ばたのお店で買えば1.5元(30円)くらいだと思います。

このお店の売りはお粥やスープが3元でおかわり自由というところだと思います。これはコスパ良いと思います。僕も利用してみたいです。

ちなみにマクドの朝マックが15元程度(300円)です。それで、この貧乏セットが210円(約10元)というのは妥当な金額だと思います。

日本で210円でモーニングを楽しめるかどうかはわかりません。

でも、まだ日本で暮らしていたころ、セブンイレブンのコーヒーとパンを朝食にすることがありました。200円程度の支払いだったと思います。

100円のコーヒーは人気がありましたし、日本人だって安くて質の良いものがあれば喜んで利用するのではないでしょうか。

中国で暮らしていて、価格が下がっているという印象はありません。

先日の note に書いたとおり家賃は少しずつ下がっているようですが、中古マンションの価格は横ばい、もしくはまだ上昇傾向にあるようです。

それで、経済失速に伴うデフレを市民感覚では判別できずにいます。

中国の場合、安いものも高いものも存在するというのが実情だと思います。

恐らく、報道されている貧乏セットを提供するようなお店は以前から存在していたことでしょう。それと同時に、1人数千元の費用が必要なお店も存在しているのです。

それぞれ自分の身の丈にあった場所で食事する。これが中国の市民生活だと思います。

わたしは道ばたで売られている1元の蒸しパンを朝ご飯にする人もいれば、9元の蒸しビーフンを食べる人もいる。

ベーカリーで買った20元はするクロワッサンを食べる人もいれば、朝マックを15元で買う人もいます。

さて、今後の中国経済はどうなるのでしょう。

わたしにはさっぱりわかりません。

ただ、はっきりしていることがあります。それは中国の経済が上向くと思っている中国人はほぼいません。少なくとも私の知り合いにはいません。

この空気がどのように社会に影響するのか、それが気になります。

今日も最後まで読んでくださりありがとうございます。
また明日!

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