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一杯の温かいひとときを 能登半島被災地炊き出し出店を振り返って
石川県の能登半島は、元日に発生した地震の大きな被害を受け、現在も復興の途上にあります。インフラや建造物の修復、被災者の支援、心のケアなど、多岐にわたる支援が必要とされています。政府や地域の自治体、ボランティア団体などが協力して復興に取り組んでいますが、その道のりは容易ではありません。
Kurasuとしてはコーヒーができることを信じて、チャリティキャンペーンなどの活動をおこなってきました。そして先
とてもメルボルンな夜 - Nonstop Coffee Stand &Roastery × Kurasu イベントレポート
Kurasuでは先日、金沢「Nonstop Coffee Stand & Roastery」のオーナー・山本史弥さんを迎えて、カッピングとトークを楽しむ1日限定スペシャルイベントを開催しました。山本さんには以前、サブスクリプションのパートナーロースターとしてお世話になりましたが、コラボレーションイベントは今回が初めてです。この記事では、イベント当日の様子をレポートしたいと思います。
オーストラリ
飲みかけのラテに魅せられて - Kurasu Small Talk #3
とある日の訪問ある晴れた日、Kurasu Kyoto Standに立ち寄りました。カウンターの向こうには珍しくバリスタのRunatsuが立っていました。
いつものようにラテを頼んで、机に腰を掛けて待つ時間。Kyoto Standがあるのは、JR京都駅のすぐ近く。新幹線に乗る前のひとときをここで過ごすことが好きです。多様な言葉で交わされるお客さんの話し声、バリスタのスチーミング音が、まるで異国にい
コーヒーでつながる楽しさ。Kurasuがパートナーロースターと表現する世界観
日本全国、そして世界中のどこへでも、美味しい一杯のために最高のコーヒーを届けたい。そんな想いから私たち Kurasuは、日本中のロースターとパートナー提携し、月替わりで個性的なスペシャルティコーヒー豆を届けるサブスクリプションサービスを提供しています。
今回はこの「Kurasuパートナーロースター」の取り組みについて、Kurasuの創業者で代表のYozo(大槻洋三)に語ってもらいます!
Ku
地方銀行員が海外バリスタを経てPdMへ。一杯のコーヒーがひらいたグローバルな未来
Kurasuではさまざまなバックグラウンドを持つメンバーが活躍しています。新卒で入社した銀行を辞めて、ワーキングホリデーでコーヒー文化の盛んなオーストラリアのメルボルンに渡り、現地のカフェでバリスタとして働いた経験を持つNaruoもその一人。
2021年にKurasuに入社し、海外器具事業「Kigu」の立ち上げを担った後、現在Kurasu全体のプロダクトマネージャーを務める彼に、入社のきっかけや
コーヒーの「旬」を嗜んでみませんか?
気がつけば5月。日中は暑い日も増えてきました。中の人は暑がりなので、トマト、レタスといった夏野菜が好きです。昔から、夏野菜を植えるのは「八十八夜を過ぎてから」、つまり5月初旬頃が良いと言われているのだとか。四季の豊かな日本では、「旬」の食材が心身の豊かさに繋がっていると感じます。
しかし、実はコーヒーにも「旬」があること、みなさんご存じでしょうか?遠い地の土壌で育まれ、はるばる運ばれてきたコーヒ
ルワンダコーヒー風土記 - アロマに隠された紛争と復興の物語
Kurasuはこの春、ルワンダのコーヒー〈Ruli Honey〉をリリースしました。先日は、ヘッドロースター・Takuyaさんとルワンダのコーヒーにまつわる思い出話をブログにてご紹介しましたが、今回は「ルワンダの風土」に焦点を当てて記事を書いてみようと思います。
産地の風土を見るほど、知るほどに、コーヒーはより一層美味しくなります。コーヒーの香りや味を越えて、その背景にある物語に耳を傾けてみませ
エチオピアのコーヒーを飲みながらどんな音楽を聴いていますか? - Kurasu Small Talk #2
コーヒーを飲みながらどんな音楽を聞いていますか?
暮らしの中で音楽の存在って、重要ですよね。音楽は美味しいコーヒーをより一層美味しくするレシピ。抽出と同じくらいこだわりをもっていたいものです。実際に、とあるアメリカの研究によると、音楽がかかっているバーで飲むお酒はより美味しく感じるという説もあるとか。
地球の反対側へ、音楽と共に忙しない日々を過ごしていると、毎日がこの先の計画を問われているよう
「オレンジの味」ってどんな味?コーヒーのフレーバーノートを紐解く
一杯のコーヒーを飲むという体験。それは本来、見える色、触れる形、そして味わいに伴うフレーバーで満たされています。しかしながら、日常生活の忙しさに追われる中で、これらの感覚の細やかなニュアンスを見過ごしてしまうことも少なくありません。
そこで、ちょっと時間をとって、コーヒーから感じたフレーバーを「言葉」にしてみるのはいかがでしょうか。一見、単純な行為に思えるかもしれませんが、この取り組みはコーヒー
サステナブルなコーヒー業界を目指して。LA出身のAdamがKurasuでキャリアを始めた理由
京都のコーヒースタートアップ Kurasuでは、さまざまなバックグラウンドを持つメンバーが活躍しています。
アメリカ出身で、UCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)を卒業後、慶應義塾大学大学院を経て2024年1月に入社したAdamもその一人。「Kurasuでキャリアのスタートを切れたことは幸運」とほほえむ彼に、来日やKurasu入社のきっかけ、今取り組んでいる仕事や今後のビジョンについて聞きま
一筋縄ではいかない海外展開。Kurasu Bangkok閉店と、その先に見えた光
「京都から世界へコーヒーカルチャーを発信する。」このビジョンのもとKurasuは、グローバルに事業を展開しています。シンガポール、ジャカルタ、香港……各地にカフェをオープンし、コミュニティを広げてきました。
しかし、その道のりはいつも平坦とはいきません。特にタイ・バンコクでの挑戦は、海外展開の難しさを知る機会となりました。2019年8月にオープンさせたバンコク1号店「Kurasu Bangkok
京都のコーヒー屋さんが、初めての海外進出を振り返る
2024年1月に、海外店舗8店舗目となるKurasu Hong KongをオープンしたKurasu。国内では京都に2店舗のカフェを構え、西陣の町家を改装した焙煎所から、毎週各国へコーヒーを届け、HarioやKalitaといった大手から個人作家の作品まで、Made in Japanのコーヒーと器具を京都から世界へと発信しています。
Kurasuが第一号店であるKyoto Standをオープンしたの
フェスを通した学びのアップデート - GOOD COFFEE FESTを振り返って
全国から個性豊かなコーヒーショップが一堂に会する「コーヒーフェスティバル」が人々を魅了しています。2024年3月8日から14日にかけて福岡の博多阪急で開催された「GOOD COFFEE FEST」もその一つ。今回、私たちKurasu・Kiguチームもこのイベントに参加しました。
コーヒーコミュニティが集うこの刺激的なイベントに、バリスタとして参加したのはRisaさん。この記事ではイベントを振り返
グアテマラで迎えた春と花粉シーズン - Kurasu Small Talk #1
3月のある日、春の息吹を感じるシーズン。移動の合間にふらりと訪れたKurasu Ebisugawaには、予想を上回る活気がありました。
本日の「おすすめのコーヒー」は、Aprilドリッパーで淹れたグアテマラ。
甘いナッツぽい感じ、オレンジ、みかんのような優しい酸味と紅茶のような優しい余韻が残るとのことでした。
「午前中、結構しっかりキャリブレーションしたんですよ~」と話すのは、バリスタのKot
ITベンチャーからKurasuへ。コーヒーの世界で新たな挑戦を続けるCFO Masaのこれまでとこれから
Kurasuでは、多様なバックグラウンドを持つメンバーが活躍しています。2023年8月からCFOとしてジョインしたMasaもその一人。ユニークなキャリアの持ち主である彼に、これまでの経歴やKurasu入社のきっかけ、日々取り組む仕事のやりがいなどを聞きました。
経理からプロダクトマネージャーへ、異例のキャリアパス——これまでのキャリアについて教えてください。
大学で経営学を修め、新卒入社したS
カタリストたち、ようこそ京都へ!ZEM COFFEEカッピング会のご報告
ドリップバッグでもリリースされ、絶賛販売中の〈Ethiopia Hamasho Coffee Cherry Co-Fermentation Washed〉。このコーヒーに潜むストーリーは、2023年のWBC視察での偶然な出会いからはじまった買い付けがきっかけです。まだ、Hamashoの豆ブログを読まれていない方は、ぜひ合わせてご覧ください!
「触媒」(Catalyst)という言葉から由来するカタ