大塚久

【100歳まで歩けるカラダ習慣】 ◆38歳/整体師/life facilitater …

大塚久

【100歳まで歩けるカラダ習慣】 ◆38歳/整体師/life facilitater ◆神奈川県藤沢市出身 ◆元ラガーマン/ヨガ実践中 ◆畑活と料理が最近の趣味 ◆認知と運動の両面から体をケア リハビリ職向け 療法士活性化委員会主宰あなたのお悩み駆け込み寺永久代表

マガジン

  • 科学的根拠に基づく痛みの基礎

    床での痛みの捉え方について考えましょう。IASP(国際疼痛学会)の最新定義に基づき、痛みは単なる身体的問題ではなく、生物学的・心理的・社会的要因が影響する個人的な体験です。詳しくは以下をご覧ください。

  • 回復期リハビリテーションにおける作業療法士の役割

    回復期リハビリテーションにおける理学療法士(PT)と作業療法士(OT)の役割を徹底解説します。特にPTの5か条に焦点を当て、具体的な実践方法とその重要性を詳しく解説。

  • トイレ動作の動作分析から評価・アプローチ・情報共有までの流れ

    トイレ動作の動作分析から評価の方法、、他職種への動作指導や評価の伝達方法、介入方法から、患者さん本人への自主トレ提供まで一連の流れを実施できるようになる。 こんなことで悩んでいませんか? ・評価、触診が苦手 ・動作分析でどこに着目したら良いか分からない ・病棟ADLの変更が苦手 ・他職種に何を情報共有すればいいか分からない ・セルフエクササイズの方法が分からない ・認知症患者の対応について悩んでいる ・効果的なアプローチ方法がわからない 詳しくはこちらへ>>>https://lts-seminar.jp/adl_toilet/

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腸腰筋の解剖と機能を徹底解説! 〜学生・新人理学療法士、作業療法士のためのスキルアップガイド〜

こんにちは、理学療法士の内川です。 みなさんは腸腰筋についてどのくらいご存知でしょうか? 例えば、変形性股関節症、大腿骨頸部骨折、あるいは腰痛などで問題点となる筋肉だと聞いたことがあるかと思います。 そんな腸腰筋ですが、そもそも問題点かどうかの評価や、なぜ変形性股関節症や腰痛に関わるか理由を説明することができますか? 正直いうと私は正しく評価ができていた自信はないですし、なぜ腰痛に関わるのかもなんとなくのイメージだけでした。 しかし、学生の時にあまり得意でなかった解剖

    • IASPの疼痛定義から考える、多角的な痛みの捉え方 〜科学的根拠に基づく痛みの基礎〜

      こんにちは、理学療法士の赤羽です。 みなさんは臨床において、患者さんの訴える痛みが問題となる場面に遭遇することがあると思います。その際、皆さんは「痛み」をどのように捉えているでしょうか? 以前の私は、「痛み=悪」「痛みは組織損傷が原因であるはず」と考えていました。 今回は、IASP(国際疼痛学会)の疼痛の定義から、痛みの捉え方について考えてみましょう。 IASP(国際疼痛学会)の定義6つの注釈 痛みは常に個人的な体験であり、生物・心理・社会的要因によってさまざま程度

      • 回復期リハビリテーションにおける理学療法士と作業療法士の役割 ~理学療法士編~

        こんにちは、作業療法士の仲田です。 回復期リハビリテーション病院で働く理学療法士・作業療法士(以下PT・OT)のみなさんが、一度は考えるそれぞれの役割について改めてお話していきたいと思います。 まず、回復期リハビリテーション病棟協会が出している職種別10か条・5か条をご存じでしょうか?その中には、医師、看護師、療法士、ソーシャルワーカー、栄養士などがそれぞれの立場からよりよい医療を目指した指針としての「10か条」や「5か条」を掲げています。 今回は、PT・OT・STの5

        • 寝返りの動作分析① from リハコヤ

          毎週月曜日は一年前にリハコヤでライブ配信されたものの一部を文章でお届けします。 本日は寝返りの動作分析(第1相)についてお伝えします。 仮説を立てるために必要な手順とは? 動作分析のための三段階として、1.動作の細区分、2.関節・筋活動の分析、3.動作のまとめと評価、があります。 動作の細区分とは、運動をいくつかの部分(parts)や相(phases)に区分することです。パラパラ漫画のような状態にし、問題のある点を探していきます。動作の細区分の仕方は、大きく動く関節が

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        • 科学的根拠に基づく痛みの基礎
          1本
        • 回復期リハビリテーションにおける作業療法士の役割
          1本
        • トイレ動作の動作分析から評価・アプローチ・情報共有までの流れ
          6本

        記事

          脳血管疾患患者におけるトイレ動作のリハビリテーション:各Br.stageごとのアプローチ方法 〜トイレ動作の動作分析から情報共有までの流れを学ぶ〜

          こんにちは、理学療法士の嵩里です。 前回のコラムではBr.stageごとの特性と、次のstageへの課題について説明しました。 >>>脳血管疾患患者におけるトイレ動作のリハビリテーション:Br.stage各段階の特性と課題 〜トイレ動作の動作分析から情報共有までの流れを学ぶ〜 今回は、前回の内容を踏まえて各Br.stageごとのトイレ動作改善のアプローチについてお伝えします。 stageⅠ弛緩性麻痺のため筋収縮は認めず、ADL場面での麻痺側の使用は難しい段階です。今後のA

          脳血管疾患患者におけるトイレ動作のリハビリテーション:各Br.stageごとのアプローチ方法 〜トイレ動作の動作分析から情報共有までの流れを学ぶ〜

          脳血管疾患患者におけるトイレ動作のリハビリテーション:Br.stage各段階の特性と課題 〜トイレ動作の動作分析から情報共有までの流れを学ぶ〜

          作業療法士の内山です。前回は手指の巧緻性についてお伝えしました。 >>>脳卒中患者のトイレ動作を考える、手指巧緻動作の必要性 〜トイレ動作の動作分析から情報共有までの流れを学ぶ〜 今回は、脳血管疾患受傷後の方を例に、Br.stageの各段階における特性と次のstageへの課題について説明していきたいと思います。 各stageの詳細### stageⅠ **特性:** 弛緩性麻痺 **課題:** 連合反応による筋収縮の促通、麻痺側単体の随意収縮の出現 この段階では、筋収縮が連

          脳血管疾患患者におけるトイレ動作のリハビリテーション:Br.stage各段階の特性と課題 〜トイレ動作の動作分析から情報共有までの流れを学ぶ〜

          目的を明確にする理由について from リハコヤ

          毎週月曜日は一年前にリハコヤでライブ配信されたものの一部を文章でお届けします。 先日、新人療法士さんとお話した際に、前脛骨筋に対してアプローチをしているということだったのですが、前脛骨筋をトレーニングしている理由を聞いたら曖昧な回答が返ってきました。 みんなやっているから、先輩からのプログラムの引き継ぎでやっているだけ等の理由では、患者さん・利用者さんはトレーニングをしなくなってしまいます。 なぜ目的を明確にするのか? 例えば、前脛骨筋についてみていきます。 前脛骨

          目的を明確にする理由について from リハコヤ

          脳卒中患者のトイレ動作を考える、手指巧緻動作の必要性 〜トイレ動作の動作分析から情報共有までの流れを学ぶ〜

          こんにちは、理学療法士の嵩里です。 今回は、トイレ動作に必要な手指の巧緻動作と評価の視点についてお伝えしたいと思います。 前回のコラムはこちら >>>トイレ動作で体幹が安定しない? 正中位保持のコツとは? 〜トイレ動作の動作分析から情報共有までの流れを学ぶ〜 手指巧緻動作の必要性巧緻動作とは「手先や指先を上手に使う能力」のことをいいます。例えば、物を掴む・握る・つまむ・捻るといった動作です。 トイレ動作では手すりを把持したり、ズボンを上げ下げしたり、お尻を拭いたりなど

          脳卒中患者のトイレ動作を考える、手指巧緻動作の必要性 〜トイレ動作の動作分析から情報共有までの流れを学ぶ〜

          解剖学の勉強方法について from リハコヤ

          毎週月曜日は一年前にリハコヤでライブ配信されたものの一部を文章でお届けします。 本日は解剖学の勉強方法についてお伝えします。 触診を向上させるためには? 療法士活性化委員会のセミナーでもお伝えしていますが、Andre'e Aubinらは触診の技術の向上方法について、 1.セラピストが快適と感じる位置を取れていること 2.解剖を3Dでイメージできていること 3.組織とコンタクトする深さを知ること 4.何に、何のために触ろうとしているのか目的を明確にすること 5.

          解剖学の勉強方法について from リハコヤ

          トイレ動作で体幹が安定しない? 正中位保持のコツとは? 〜トイレ動作の動作分析から情報共有までの流れを学ぶ〜

          こんにちは、作業療法士の内山です。 今回は、トイレ動作を行うにあたって体幹の正中位保持が必要になってくる理由について話していきたいと思います。よろしくお願いします。 前回の記事はこちら>>>トイレ動作に必要な肩関節が90°屈曲するために必要な機能解剖は? 〜トイレ動作の動作分析から情報共有までの流れを学ぶ〜 体幹正中位保持が必要な理由  ~トイレ動作をスムーズに行うために~トイレ動作では、体幹の正中位保持が必要になってきます。その理由は、正中位を保持できなければ、両上肢を

          トイレ動作で体幹が安定しない? 正中位保持のコツとは? 〜トイレ動作の動作分析から情報共有までの流れを学ぶ〜

          肩関節の機能解剖でトイレ動作をスムーズに! 90°屈曲に必要なポイントとは? 〜トイレ動作の動作分析から情報共有までの流れを学ぶ〜

          こんにちは、理学療法士の嵩里です。 前回のコラムでは、トイレ動作の工程分析についてご紹介しました。 >>>トイレ動作とは? トイレ動作の工程と必要な分析を考える 今回は、肩関節の機能解剖について解説し、トイレ動作をスムーズに行うためのポイントをご紹介します。肩関節は、日常生活において重要な役割を果たす関節です。特に、トイレ動作では、肩関節を90°以上屈曲する必要があります。 肩関節が90°屈曲するために必要な機能解剖肩関節が90°屈曲するためには、以下の3つのポイントが

          肩関節の機能解剖でトイレ動作をスムーズに! 90°屈曲に必要なポイントとは? 〜トイレ動作の動作分析から情報共有までの流れを学ぶ〜

          トイレ動作とは? トイレ動作の工程と必要な分析を考える

          こんにちは。作業療法士の内山です。 みなさんは在宅復帰に際して、トイレ動作の重要性をどれだけ考えていますか? 脳卒中患者の在宅復帰に影響する関連因子を検討した論文では以下のように書かれています。 このようにトイレ動作は食事・更衣動作と並び在宅復帰のための条件として優先順位が高いことが伺えます。では、トイレ動作はどのような工程を含んでいるのか今一度考えていきましょう。 トイレ動作の工程トイレ動作の工程は大きく分けて4つあります。今回は各工程の説明を簡潔にしていきます。

          トイレ動作とは? トイレ動作の工程と必要な分析を考える