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高校入試発表を終えて思うこと

今の私から言えること。
行きたかったところに行っても失敗したと思うこともある。
行きたくなかったところに行っても楽しかったと思うこともある。

ただ、それは今の私が、一時的に達観できているからだ。

数か月前の私なら、死ぬほど自分の運命を恨んでいた。もしも、神がこの世にいるならば、刺し違えてもいいから、殺してやろうと思っていた。むしろ、刺し違えたかった。

今の私から言わせてもらえれば。

合格した人たちへ。自ら選んだ道を進めること、誇りに思って、楽しい高校生活を歩んでください。応援しています。

不合格だった人たちへ。君たちは人生の中でも、大変貴重な経験ができました。失敗は財産です。挫折は宝物です。今君たちがやるべきことは、一生懸命、悔やんで、腹立てて、泣いて、わめくことです。次の一歩は、次に行ける時に考えましょう。

数か月前からの私から言わせてもらえれば。

合格した人たちへ。特に言うことはありません。おめでとうございます。私に構わず行ってください。

不合格だった人たちへ。君たちの気持ちは痛いほどわかります。なぜ、自分が。なぜ、こんなことに。なぜ、なぜ、どうして、どうして。

辛い辛い辛い辛い
痛い痛い痛い痛い
怖い怖い怖い怖い

共感しようとし過ぎたら、頭の中がぐちゃぐちゃになりそう。
だから、もうやめときますね。

今の私から言わせていただけるのであれば。

これだけ頑張って共感しようとしても、結局、無駄なんですよね。共感できるわけないんです。絶対にできるわけないんです。それはわかってますが、共感してあげたいんです。そして、私以外にも、あなたの気持ちを共感してあげたい、あなたの心の傷をどうにかしてあげたい人は、たくさんいるんです。

何の慰めにもならないことはわかっていますが、この事実は揺らぎません。何があっても、揺らぎません。私は、ただ事実だけを伝えます。その事実を、落ち込んでる最中の息継ぎの瞬間にでも、頭によぎらせてください。

私からのお願いです。何の影響力も、説得力も持ち合わせていないのは承知の上ですが。

合格発表を通じて思うこと。

合格してうれしい人に寄り添うことが得意な人と、そうでない人。

不合格で悲しい人に無意味な慰めをしたい人と、距離を置きたい人。

私は、自己中心的なので、私が中心ではない輪の中に入っていくことは苦手です。視界の入るところに、落ち込んでいる人がいると一方的に慰めたくなります。その全てが、自己満足だということも知っています。

私は、やはりそういう面倒くさい、人と関わることが決定的に不得意な人種なようです。

そんな私でも生きています。ダメだと言われても、生きていきます。

それが、私の出した答えなんです。

皆さんの世界にお邪魔します。

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