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神様が一つの扉を閉じたら、必ず新しい窓を開けてくださる

面接に、立て続けに落ちている私。
阿川佐和子さんの「アガワ流生きるピント」を読んでいる。

その中で、この言葉に励まされた。

神様が一つの扉を閉じたら、必ず新しい窓を開けてくださる

サウンドオブミュージックのシーンで、修道院の壁に書かれていたものらしい

今まさに、私はその岐路に立っているんじゃないかと思って。

「システムのテスター」としてやっていきたいと、いろいろと企業を受けているのだが、どこにも引っかからない。

書類選考は通るので、表面上の経歴には問題はないが、面接して「思ったようなスキルは持ち合わせていない人」とばれてしまうのだと思う。
確かに10余年やってきて、このレベルじゃあな…というのは私でも思うもの。
とはいえ、やってきたことはやってきた。
頑張ってきたし、得意分野であるとも思っている。
それでも、弱いのだろうな。

面接に落ちるたびに「この道は違うよ~」と言われている気がしてならない。


そしてまた、振出しに戻る。

直近でやっていて、2週間で辞めた「採用アシスタント」の仕事。
会社が合わなかったのか、職種が合わなかったのか、はたまたどちらもなのか…。

ベンチャーならではなのか、「体育会系」という言葉がぴったりの社風。
"ついてこれる人だけついてきたらいい"という感じが否めなかった。
加えて、足の速い採用業務。
スピード勝負と言うのが私には合わなかった。
…つまり、会社も職種も合っていなかったのか。

ならば、私にはなにができるんだろう、なにが合っているんだろう。
またもや仕事難民だーー。


先日、ちゃぼはちさんに職務経歴をお聞きしてみた。

こちらの記事でも書かれているように、40代でやりたいことが見つかったちゃぼはちさん。
今の仕事にやりがいを見出しておられて、素晴らしいなぁと思う。

でも、はじめから放ディの仕事に就きたいと思って入ったわけではないそうで…。

放デイの仕事も実は知らなくて、たまたま近所のおばちゃんから運転だけでええから働いていほしい!が始まりでした。

ちゃぼはちさん談

仕事ってそういうご縁もあるのが面白いなぁと思う。


先日、息子の放ディ利用のために相談員さんと話をしていて、「なんでこの仕事に就いたんですか?」と聞いてみたところ、こんな回答が返ってきた。

私はもともとただの事務員だったんです。
人事系の仕事をしていて、障がい者雇用のお手伝いもしていました。
40代を前にして、環境を変えたいと、同じ事務職で転職を考えたんですが、資格もない私はどこからも雇ってもらえなかったんですね。

そんな時にたまたま、「障がい者の採用支援」のお仕事を見つけたんです。
事務員でも少しやっていたので、「できるかも」と思って飛び込んでみたんですよ。そしたらこれが、ハマりまして。

相談員さんの職歴談

障がい者の方って裏表ないんです。本当に素直で。
好きなことは好き!嫌いなことは嫌い!もう、はっきりしてるんですね。
だから、「これだ!」と思うことはとことん頑張る。

素直だから、吸収するのも早くて。
サポートを受けることで、どんどんできることが増えていく、成長のレベルがまた凄まじいんです。
それを間近で見れることが、なによりも楽しいんですよ。
「こんなこともできるようになった!」って一緒に喜ぶ、本人はもちろん親御さんともそれを分かち合えるのが、嬉しくて。
どっぷりはまっちゃいましたね。

事務員をしていたころは「今日の仕事も無事終わった!」って、私だけ、私一人の満足だけでした。それが、この仕事は違うんです。
みんなで、喜びを分かち合えるんです。楽しくて仕方ないんですよ。

相談員さんのやりがい談

あぁ、素敵だなぁ。眩しいなぁ。なんて思いながら、聞いていた。


私のやりがいってなんだろう。
仕事に対して強く”やりがい”を求めているわけではないのだが、そう思える仕事に出会えたら、きっと良いのだろうなぁなんて、夢想はする。

でもなぁ。私はどうしてもネガティブで、重箱の隅をつつくような性格なので、「これだ!これがやりたかった仕事だ!仕事ってなんて楽しいんだろう!」なんて素直に思えないだろうなぁという気持ちもあるのだ。

まぁ、それはそれで置いとくとしても。
いや、置いておいちゃいけないのかもしれないけど…。

うーん。まだまだ悩む日々が続きそうです。

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