すみれ

小学校の先生

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最近の記事

そんなこと言わないで。

放課後。 「通級っていらないよね」 と、通級の子がいる担任に言われた。 運動会の作文が書けなかったらから、通級の時間にかかせてほしいと、 その先生にお願いされて、リクエスト通り、作文指導をしました。 それなのに。 かる~い一言にとても驚いた。 イヤイヤ…ちょっと待って。 あなたも子どもも困っているから、通級があるのでは? と思う言葉をぐっと飲みこむ。 言えない自分が情けない。 もう一人の先生。 ひらがなもおぼつかないのに、漢字ドリルを山ほど通級に持ち込んだことについて、

    • シマエナガ

      刺激があれば落ち着く子に、家にあった小さいぬいぐるみを持っていく。 シマエナガのぬいぐるみで、にぎにぎしたら気持ちがいいもの。 ターゲットにしていた子はあまり関心を示さなかったのに、今日、来室した子が大喜び。 「一緒に勉強する」 と机の上に置いて、プリントに取り組んでいました。 かわいい。 他の子に見つからないように棚の奥に隠して教室に戻る。 下校前にもう一度来室し、シマエナガを確認。 かわいい。 すぐに担任の先生に報告! 疲れた金曜日に癒された出来事でした♪

      • 空の写真

        運動会の日に、白組が負けたことがきっかけで怒ってすねた子。 運動会明けの通級の時間に 「運動会の日に怒ったけど教室からは出ていかなかったで」 と誇らしげに報告してくれました。 怒って教室から出ていくなら、通級にくること。 が彼との約束でした。 「すごいね」 と言ったけど、もっと褒めてあげればよかったと今思う。 ほめるのが下手です。 その子とリフレッシュ法を考えました。 たくさんの例の中から、魚を見る、ぼーっとするを選びました。 「他にない」 と聞くと、空を見るを選びまし

        • ネイチャービンゴ

          日曜日は大学院の先生のところへお手伝いに行く。 検査をする予定だったけど、前回、対象児が欠席したこともあり、「何か楽しい授業はない?」と聞かれた。 私も検査は無理だろうと、移動中にぼんやり考えていたら、ネイチャービンゴに行き当たった。 ギザギザの葉、赤いもの、虫などを書いたビンゴカードを持って、探しながら歩く活動。 天気もいいし、外に出る方がいいのでは?と提案したら、「それいいじゃないか」と決定。 大急ぎでビンゴカードを作る。 パソコンより手書きの方が早いのです。 その子

        そんなこと言わないで。

          運動会

          終わりました! 担任ではないので、気づいたら出来上がってた!感じです。 連日の先生方のご指導に頭が下がります。 通級の子は不安が高まる子もいました。 人の多さと普段と違う様子に驚く子もいるのでしょう。 色々なリクエストに応えたり、工夫をしたり、できる限りのサポートをする。 練習にも何度かお手伝いに行きました。 本番。 入場門の近くにいた私。 「僕の場所はどこ」 と聞き覚えのある声。通級の子が自分の並ぶ場所がわからず、友だちに聞いている。 周りの子も 「ここ!」 と教えて

          本屋で教材発掘

          漢字の苦手な子。 アセスメントとして既習の漢字を書いてもらった。 紙に書く?ホワイトボード?って聞くと、多くの子がホワイトボードを選ぶ。 点やはらいが抜ける 線が多い、少ない 似ている漢字が迷う こんな傾向の子がいる。 概ねあっているけど、おしい! この子はとってもおしゃべりで、おもしろい。 不注意や視知覚に課題がある ダジャレで覚える漢字の本があったことを思い出し、帰りに大型書店に寄り道。 これ!喜んでくれるといいな そのうち自分で覚え方をダジャレで作ってくれたらい

          本屋で教材発掘

          愚痴です

          ん???と思うことが多い1週間でした。 教科ごとに集まる研修会があります。 市全体の取り組みなので、どこかの教科に所属します。 でも、この日は他校通級の授業が入っていました。 当然授業をすると思っていた私は、教頭先生に研修は欠席する旨を伝えいました。 そしたらば… 「そんなの、研修優先でしょ」 と言われてしまった。 自校通級の子ならば、時間割の変更の融通もきくけど、 他校の子は、保護者の送迎もあって、かなり難しい。 「はやく電話して」 とせかされ、相手校の担任の先生に電話を

          愚痴です

          ほっこり

          この前、ゼミの先輩で特別支援学校に務めている方が すすめてくださった雑誌を読みながら通勤した。 アセスメント…私はできてないいじゃないか?と思ってしまった。 漢字の苦手な子には、この指導って決めかかっていたなぁと反省。 難しいなぁ…。 勤務校は通級が2学級あります。先生も私を含めて2人。 相手の先生がお休みされたので、その子たちを受け入れ、急遽合同授業。 思った以上に進まなかったけど、 1対1ではなく、友だちと少人数で学ぶ良さというのもあることがわかった。 ソーシャルスキ

          ほっこり

          入級に向けて

          あるクラスの先生が、保護者に入級を勧めました。 ちょっとまって! と思うわけです。 担任から保護者に話した=学校は入級を許可 にならない? 校長先生は 「通級の入級は早い者勝ちにしてはならない」と言います。 「どんな手順を踏んでいるのですか」と聞くと 「それは決まってない」 うーん。それでは担任が勧めたことは責められないです。 入級を勧められた子どもに簡単なアセスメントを取る。 本当は教室で学んでいる様子を観察したかったのだけど、 空いている時間がほぼない…。 アセスメン

          入級に向けて

          寄り道

          今日は大学で先生に研究のお手伝い。 先輩とアセスメントについて色々話せたのがよかった! 1人でアセスメントすることの難しさも感じた。 検査も大事だけど、行動観察からわかることも多い。 もっと分析力をつけたいな。 早めに帰って来れたので、無印良品に寄り道。 私はハンドタオルをいつも持ち歩いている。 ハンカチサイズのタオルはちょっと小さい。 タオルの両面がパイル地になってないと困る。 というハンドタオルのハードルが高く、そんなタオルはあんまり出会えない。 学校にいると汗かくし

          学び直し

          今週が終わりました。 今日も研修。 アセスメントの大切さを改めて学べました。 アセスメントに失敗すると、子どもをさらに追い詰めるとも。 そうだなぁと思う反面、きちんとアセスメントするってほんとに難しい。 通常の学級の様子もなかなか見に行けない。 担任の先生ともっとコミュニケーションを取らねば!と思う。 大学院の復習みたいで良かったです。 通級担当になったからこそ、大学院で学んだことがダイレクトに活かされている気がする。 大半は、あれ講義でやったなぁ。資料どこ?って感じにな

          学び直し

          子どもと創る

          オーダーメイドな授業が通級教室の醍醐味。 と言われます。 確かにそうだし、そこが面白い所でもあるのですが、 追いつかない。 22コマ分の教科書のない授業づくり。 思った以上に大変です。 そこで、プランは立てますが、教材作りは子どもたちとすることにしました。(と書いていますが、間に合わなかった…) ひらがなを学習中の子。 院生時代のひらがなは「ひつじのひ、ひつじびっくりのび、ひつじがぴょんのぴ」みたいに、ひ、び、ぴを絵カードと文字カードを使って指導しました。 これを、本人

          子どもと創る

          漢字カード

          通級には漢字の苦手な子が多い。 さかのぼってみると、1年生で学ぶ漢字がやっとという子が多い。 その子の学年の漢字に追いつくのは難しいだろうなぁと思う。 漢字の覚え方も人それぞれで、自分なりの方略を見つけることが、通級教室の役割だろうと理解はしているけど、どうやって指導するの?とずっと考えています。 行きついた本が、外国の方に漢字を教える本。 国語の時間みたいにバラバラに覚えるのではなく、似たものをまとめて指導する。 成り立ちの絵とセットで。 これだ!と思ったので早速教材作

          漢字カード

          連休が終わる

          連休の1日は、家族のみんながそれぞれ出かけて行ったので、家で1人。 家で1人って私にとっては至福の時間。 アイロンかける、あちこち掃除する、買い物に行く。ちょっと美味しいおやつを買う。 気になっていたテレビも観る。 あとは、ずっと通級教室の授業や教材作り。 なのに全然終わらなかった。 もうちょっと効率を上げたい。 最終日は家族でお出かけ。 広い公園で持って行ったランチを食べたら雨。 ショッピングモールでお買い物をして帰ってきた。 夜はスーパーで買ったお寿司で簡単に。

          連休が終わる

          発表

          昨日は、ある研究会でお話をさせていただきました。 先生になりたてのころから、授業づくりでお世話になった先生が主催している研究会です。 若いころから自分の実践を発表する機会をいただいて、 ずいぶんとお世話になりました。 大学院の修士論文をもとにお話ししてみないかと打診を受け、 二つ返事で引き受けさせていただきました。 同じ時期に同じ院に行っていた他の先生(専攻は全く違いますが)も発表されていました。 専門用語がとにかく多いので、分かりやすく。 具体例をあげながら、応用行動

          カーシェアリング

          連休の初日は大学に行ってきました。 論文を書くために。 大学は、山の中にあり、最寄駅からは大学のバスで1時間。 あるいは、高速バス乗り場から送迎バスで10分。 歩いたら30分くらいかかるかなぁ。 学生の多くはマイカーで通学されていますが、 私はペーパードライバーなうえ、自宅からは高速を使わないとたどりつけないため、ハードルが高すぎます。 院生時代は、もっぱらバスのお世話になりました。 ゼミで遅くなった時は、しょっちゅう友だちの車に乗せてもらっていました。 それも、なんだか頼

          カーシェアリング