フレイルの祖父と学歴厨の孫
先日は90近い祖父が体調不良らしいという話を聞き、久しぶりに祖父母宅を訪問した。家の中に入ってみると、祖父が苦しそうな声を上げて横たわっていた。一瞬ドキッとしたが、いつものパターンだと思い、見守ったら祖父は起き上がって「良く来たな」といった。祖父は80代後半になってから、いつも訪問すると常に筆者に「死んだふり」をする。まだ頭ははっきりしているらしい。
祖父の体調不良の原因はすぐに分かった。祖父は病気になったわけではない。しかし、前身の筋肉が驚くくらいに消滅していた。腱が