イブリース

東大法学部→労働→疲労コンパイラー 死ぬまでに思考を全て吐き出したい。 月間42万PV

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最近の記事

同僚には合成数で、恋人には素数でギフトを渡すべきだ。前者は割り切るもの、後者は割り切れないものだから。

    • フレイルの祖父に帰り際「お前・・・死ぬなよ・・・」と忠告されたんですが、そんなにやばいオーラ放ってたんですかね・・・まさか心配される側とは思わなかった。

      • <地政学>リッチな立地のスイスに学ぶ、武装中立を守る条件

         今回はリクエストのあったスイスに関する記事を書こうと思う。スイスは世界でもかなり豊かな国であり、一人当たりのGDPはアメリカを超える。文化水準も極めて高い。 また、スイスは永世中立国として知られ、いかなる同盟にも加盟しないことで知られる。スイスの地政学的環境はアフガニスタンに近いにもかかわらず、スイスは繁栄を謳歌しており、アフガニスタンは貧困と孤立の中にいる。この違いはどこにあったのだろうか。今回はスイスが「勝ち組」となるに至った地政学について議論してみたいと思う。

        • イブリースは今まで何文字書いたのか?

           フォロワーのダイキっちさんの作成してくれた、文字数カウントツールというものを使ってみた。  筆者はIT音痴なので、HTMLとかいじったのは何年ぶりだろうかと思ったが、何とか文字数をカウントすることができた。筆者がこれまでに書いた文字数は・・・  242万8310文字でした!!!  一万文字を超える長大な記事はいままでに23記事存在している。今までの平均を取るとだいたい平均して3400文字ほど書いているらしい。まあ、こんなものだろうと思った。  今までのビュー数が22

        同僚には合成数で、恋人には素数でギフトを渡すべきだ。前者は割り切るもの、後者は割り切れないものだから。

        • フレイルの祖父に帰り際「お前・・・死ぬなよ・・・」と忠告されたんですが、そんなにやばいオーラ放ってたんですかね・・・まさか心配される側とは思わなかった。

        • <地政学>リッチな立地のスイスに学ぶ、武装中立を守る条件

        • イブリースは今まで何文字書いたのか?

          フレイルの祖父と学歴厨の孫

           先日は90近い祖父が体調不良らしいという話を聞き、久しぶりに祖父母宅を訪問した。家の中に入ってみると、祖父が苦しそうな声を上げて横たわっていた。一瞬ドキッとしたが、いつものパターンだと思い、見守ったら祖父は起き上がって「良く来たな」といった。祖父は80代後半になってから、いつも訪問すると常に筆者に「死んだふり」をする。まだ頭ははっきりしているらしい。  祖父の体調不良の原因はすぐに分かった。祖父は病気になったわけではない。しかし、前身の筋肉が驚くくらいに消滅していた。腱が

          フレイルの祖父と学歴厨の孫

          MBTI考察に最適の場所は会社の飲み会である

          筆者がMBTIを始めとする人間考察を行うのがライフワークだが、それが出来る場所は限られている。もちろんそれほど希少という訳ではないのだが、何時でも何処でもとは行かない。今回は手短にそんな話をしていこう。 結論から言ってしまうと、人間考察が1番しやすいフィールドは会社の飲み会である。なぜなら会社の飲み会は「均質性」「自由度」「無作為性」を兼ねているからだ。 まず均質性から見ていこう。MBTI考察をする上で、年齢や国籍があまり異なるような集団は考察しにくい傾向があ

          MBTI考察に最適の場所は会社の飲み会である

          スイスの地政学やタイの地政学を書きたいところだが、エネルギーが切れている。

          スイスの地政学やタイの地政学を書きたいところだが、エネルギーが切れている。

          祖父が具合が悪いらしい。80代後半以降の老人は特に理由は無いのに体調を崩して1ヶ月ほどで亡くなるケースが多く、心配だ。

          祖父が具合が悪いらしい。80代後半以降の老人は特に理由は無いのに体調を崩して1ヶ月ほどで亡くなるケースが多く、心配だ。

          <地政学>最強の多民族国家?オーストリア=ハンガリー二重帝国の栄光と崩壊

           これまた地政学リクエスト記事である。今回はオーストリア=ハンガリー帝国を取り上げたいと思う。  世界史を学んで多くの人が引っかかるポイントがあるだろう。第一次世帯大戦の地図を見てみると、中欧に「オーストリア=ハンガリー二重帝国」という見知らぬ巨大国家が存在することに気がつくのではないか。オーストリア?カンガルーの住んでいる国か?と誰しも思うのではないか。現在のオーストリアは中欧の小国だが、もともとは欧州に名だたる大国だった。しかし、近代的な感覚だとこれほど奇妙な大国も無い

          <地政学>最強の多民族国家?オーストリア=ハンガリー二重帝国の栄光と崩壊

          「ごめんなさい、ごめんなさい」と職場で謝り続ける悪夢を見て、寝不足で1日しんどい

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          <地政学>「多民族国家は国力が弱い」のウソホント

           国力について論じているが、またまた補足記事である。  以前の記事で国力を指し示すパラメータとして最適なのは領土・人口(動態)・経済水準なのではないかという説を提唱した。このパラメータは「軍事力」「経済力」といったパラメータと違ってお互いが独立であるという理論的背景によるものだ。  ところで、この3つのパラメータで説明できなそうに見える要素として「民族的均質性」がある。一般に、国民国家として団結するには民族的な均質性が必要であり、それは国力の不可分な一部ではないか?という

          <地政学>「多民族国家は国力が弱い」のウソホント

          国力の構成要素を軍事力・経済力・ソフトパワー等にしなかった理由(マニア向け)

           以前の記事では国力の構成要素を「領土」「人口」「経済水準」であるという風に論じた。やや裏話的になるが、なぜ筆者がこの3つをパラメータにしたのかを解説したい。 「国力」の定義で調べると、だいたい出てくるのは軍事力・経済力に加えて外交力とか文化発信力とかその他の諸々である。  しかし、筆者はこれらのパラメータはそこまで「キレイ」ではないと考えた。というのも、これらの要素は独立性が低いからである。  例えば軍事力と経済力を見てみよう。近代以前は遊牧民がいたが、近代戦になって

          国力の構成要素を軍事力・経済力・ソフトパワー等にしなかった理由(マニア向け)

          一日5000字の記事を投稿したのだが、数えてみると昨日は2万5000字書いていた・・・

          一日5000字の記事を投稿したのだが、数えてみると昨日は2万5000字書いていた・・・

          <地政学>欧州の火薬庫、ユーゴスラビアの建国と滅亡について考察する

           今回はリクエストにあったユーゴスラビアの地政学を取り上げたいと思う。この国は第一次世界大戦後に生まれ、2000年代のモンテネグロで消滅した国だ。実質的には1990年代のユーゴ紛争で崩壊したと言って良いだろう。ユーゴ紛争は1990年代になっても欧州で内戦が発生しうることを示し、衝撃を与えた。この地域は100年前から変わってないじゃないかというものである。  しかし、紛争国家のユーゴスラビアにも輝いていた時期はあった。冷戦時代のユーゴはそう悪い時期では無かったのだ。今回はそん

          <地政学>欧州の火薬庫、ユーゴスラビアの建国と滅亡について考察する

          <地政学>本当にネタのない国、モロッコの地政学的特徴を考察する

           これまたリクエスト記事である。モロッコの地政学について論考を書いてほしいというコメントが来たのだが、どうにも筆が進まない。というのも、モロッコは本当にネタがないのだ。1時間ほどぼんやりと考えたが、本当に浮かんでこない。確かに地政学関係の本でモロッコが取り上げられているのを見たことがない。同時に国際紛争に関する本でも取り上げられないし、世界史の本でも皆無とは言わないが、大変マイナーである。  モロッコは地理的に孤立気味とはいえ、チョークポイントのジブラルタル海峡に面している

          <地政学>本当にネタのない国、モロッコの地政学的特徴を考察する

          <地政学>国力の三要素で考える、日本の国力が衰退していく地政学的な理由

           日本の停滞は長年言われているが、これは地政学的な観点からも色々と裏付けられることだ。まず前回の記事では国力とは何かを考えた。  これをもとに考えると、日本の国力は他の大国と比べて今後衰退していく可能性が高く、しかもそれを止める手立てはほとんど存在しないことが分かるだろう。今回は日本の国力が衰退する理由を考えていこう。 国力の三要素  前回の記事で国力とは「領土」「人口」「経済水準」の三要素で説明できるということを論じた。日本の場合はどうだろうか。  日本は明治時代に

          <地政学>国力の三要素で考える、日本の国力が衰退していく地政学的な理由