降りるということ
誰かにマウント仕掛けられたら、張り合わないで、
すぐに降りるということが、心を穏やか保つ秘訣だと思う。
私の方が!とムキになると、相手もエスカレートしてしまう。
こちらが、やりあう気がなければ、
相手も戦意喪失してくれる。
「へ~、すごいですね~」
これは、魔法の言葉だと思っている。
例え大したことなくても、
相手が「大したことだ」と思って話している以上は、相手にとって「大したこと」なんだろう。
わざわざ、大したことないですよ、等と
冷や水をさす必要もない。
身を乗り出して、興味津々に「すごいですね~!」等と言ってしまうと、相手も調子乗って聴きたくもない話が長々と始まってしまうので、
ポイントは、平常心で「すごいですね~」と、
流すように言うことが大事だ。
興味あるのか、ないのかくらいのテンションだと、
相手もそれ以上無理に話して来ないような気がする。
「降りる」って、意外と大事な気がする。
前にも記事にしたけれど、同じ土俵に上がらないこと。
一歩下がって、相手を客観的に見ること。
何もかも相手と同じ目線で張り合う必要はない。
相手が自分より優れていると、思わせたところで、
事実や現実は変わらない。
いちいち突っかかって戦うよりも、
流した方が良いこともある。
重要じゃないことや、
どうでもいいことには、
いちいち張り合わない。
私は、誰かが、誰かより何かが優れているからと言って、その人がその誰かより特別だなんて思わない。
自分が誰かより、何かを得意だったとしても、
それはたまたまその分野において、得意だったというだけで、その人よりも上だとか下だとかないと思っている。
立場や環境は公平じゃないかもしれないけれど、
人間としての価値は、皆公平だ。
だから、つまらないことで、マウントをとりたいのなら、取らせてあげればいい。
実際には、誰が上だとか下だとかないのだから。
2、3年先には、立場も環境も逆転してるなんてことはザラにあるし、そもそも、何が優位で何が劣勢かなんて、誰にも分からない。
環境や、状況によってもそういうものは変わるから。
だから、心の中では、優劣なんてないって思いながら、「すごいですね~」ってその場は花を持たせれあげればいい。
私の平和的解決方法です。
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