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仕事も趣味も、「時々ふまじめ」がちょうどいい。

今日は趣味の習い事の予定が入っていたのですが、なんとなく気乗りしなかったので知らんぷりしてサボりました。それで、最近頭の片隅にずっとあった、ある作家さんの器を買いに行く事にしました。

以前一目惚れして小鉢をひとつだけ買ったのだけど、なんというか、使う度にしあわせな気持ちになるし、粗末に扱ってはならない!と思って自然と食べるものにも気を使うようになります。だから、少しずつでもいいからそういうお気に入りのものを揃えていきたいなと思ったのです。

今回は、今一番必要な豆皿を買いました。小さいお皿が欲しいほしいとずっと思っていたからとても幸せな気持ち。


それだけのために電車に乗ったので、せっかくだからと器屋さんの近くをぶらぶらとしました。そうしたら、来た事があるはずの街でまた新しいお店や建物を見つけました。近くに素敵なプロテスタントの教会も見つけた。

私はもともと教会に行くのが好きで、特に子どもの頃にプロテスタントの学校へ行っていたのでプロテスタントだと落ち着く。建築やデザインが好きなのも、もとを辿れば古いプロテスタント様式の教会や洋館から始まっていて、それは、私が通っていた中学校の古い校舎に通じています。


そういえば、私はこれが好きだったんだなぁ、と思い出して心がほっとする。真面目に習い事へ行っていたら出会わなかったので、自分の不真面目さに感謝する。


そういえば私は、子どもの頃から時々学校をサボっていました。サボる、というと不良のようですが、別に不良ではなかった。ただ、なんとなく気が進まないと「お腹痛い」とか適当な理由つけて休んでました。私の母もわりと緩い人間なので、休んでも何も言わずに休ませてくれました。

幼稚園の時なんか、母が送り迎えをしたくないから「雪の日は無条件で幼稚園を休んでいい」というルールさえあった。だから、雪の日は決まって近所で雪だるま作ったりして遊んでました。

そしてそういう、普段の日常からふっと離れた時に出会うもの経験するものって、ずっと自分の心に刻まれるようなものだったりする。毎日のルーティーンから抜け出した時に、ふと本来の自分の大切なものを見つけ出すことがある。

その瞬間が私はとても好きで大切なので、私は学校や仕事も、趣味であっても、100%真面目に頑張らないことにしようと思っています。

というか、今日ふいに思いつきで行動してみたら、「頑張らないこと」「時々、不真面目であること」の大切さを思い出した次第です。


おわり。

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