中村 真広

場の力で人生を肯定できる世界をつくる。 株式会社ツクルバ 共同創業者、上場→創業10年…

中村 真広

場の力で人生を肯定できる世界をつくる。 株式会社ツクルバ 共同創業者、上場→創業10年を機に代表から取締役へ。対話の場づくりツール emochan をつくる株式会社KOU 代表取締役。書籍「自分とつながる。チームとつながる。」他

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「場」を創る旅路:co-ba、カウカモ、そしてemochanへ

はじめにこんにちは(はじめまして)、中村真広です。 今回このnoteを通じて、私がなぜ現在の活動を行っているのか、自己紹介とともにその背景を書いてみたいと思います。私の経歴やこれまでの経験は、一見すると異なる方向に進んでいるかもしれません。しかし、すべてが一つの共通のテーマ、すなわち「場を作ること」に結びついています。 私が信じて止まないのは、「人生を肯定する場の力」です。私自身が直接、「場」を作ることもありますが、それだけではありません。世の中の多くの人々が自分の周りで、

    • 職場のおもちゃメーカーとして、対話の場づくりツール「emochan」を作るまで

      職場のおもちゃメーカー(株)KOU 代表取締役の中村です。 (ツクルバの共同創業者・取締役でもありますが、今ここではKOUの中村です。) 本日、対話のきっかけをつくり進行をガイドする、対話の場づくりツール「emochan(エモチャン)」を、法人向けに提供開始しました。 こちらのプレスリリースやemochanのウェブサイトなどで、機能の説明などは十分に書いているので、このnoteではemochanに至るまでの個人的な背景や想いを書いてみます。 コロナ禍で揺さぶられたemo

      • 「自分とつながる。チームとつながる。」の出版に際して。「はじめに」を全文公開します。

        初めましての方は、初めまして。 株式会社ツクルバ 代表取締役ファウンダー / 株式会社KOU 代表取締役の中村です。 まずは自己紹介を。2011年のツクルバ創業から不動産・建築・テクノロジー領域をメインとし、リノベーション住宅の流通プラットフォーム「cowcamo(カウカモ)」、あらゆるチャレンジを応援するシェアードワークプレイス「co-ba(コーバ)」などを展開してきました。この数年は主にカウカモの事業成長とともに会社も大きくなり、そして2019年7月末には東証マザーズに

        • COVID-19後の世界で会社がより「幸せな場」になるために、新しいチャレンジを始めます。

          株式会社ツクルバの共同創業者・共同代表の中村です。 2011年の創業から不動産・建築・テクノロジー領域をメインとし、リノベーション住宅の流通プラットフォーム「cowcamo(カウカモ)」、あらゆるチャレンジを応援するシェアードワークプレイス「co-ba(コーバ)」などを展開しています。この数年は主にカウカモの事業成長とともに会社も大きくなり、そして昨年7月末には東証マザーズに上場しました。 いま、新型コロナウイルスの脅威が世界で広がりを見せるなか、まずはそれぞれの個人・法人

        「場」を創る旅路:co-ba、カウカモ、そしてemochanへ

        • 職場のおもちゃメーカーとして、対話の場づくりツール「emochan」を作るまで

        • 「自分とつながる。チームとつながる。」の出版に際して。「はじめに」を全文公開します。

        • COVID-19後の世界で会社がより「幸せな場」になるために、新しいチャレンジを始めます。

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        • 日々のこと
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        記事

          分離から統合へ向かう時代に、「場」の力を証明する。

          明けましておめでとうございます。 年末年始のひとときが終わり、2020年が動き始めました。 ちょうど一年前に書いていたこのnoteを見返してみると、「コミュニティ経営」への宣言をしていました。事業体としての会社と、共同体としての会社。その2つの側面を共存共栄させていく視点で経営しよう、というのが「コミュニティ経営」です。あれから一年を振り返りつつ、今年の宣言を書きたいと思います。 「上場企業一年生」としての葛藤2019年は、ツクルバのメンバーがダンバー数(=人が安定的な社

          分離から統合へ向かう時代に、「場」の力を証明する。

          「共感し参加するムーブメント」を起こす。ツクルバのロゴをリニューアルします。

          目的は、輪郭の再定義・体験の共有・価値観の発信。 インナーブランディングであり、パブリックリレーションズであり、未来の仲間集め、ファン集めでもある。 そんなロゴ・リニューアルのプロジェクトを始めます。 「ツクルバを統合するストーリー」が見えにくいという課題感ツクルバの共同創業者・共同代表で、Chief Community Officerの中村です。事業体と共同体の両視点からの会社経営を目指しています。 おかげさまでツクルバは、7月末にマザーズに上場しました。この節目にロゴ

          「共感し参加するムーブメント」を起こす。ツクルバのロゴをリニューアルします。

          ツクルバ上場に寄せて。未来の仲間への手紙。

          本日、ツクルバは東京証券取引所マザーズへ上場しました。 これまで関わっていただいた多くの皆様のお力添えのおかげで、今日の節目を迎えることができました。心からありがとうございます。皆様への感謝はここでの言葉では表しきれませんが、同時にこれからに向けて身が引き締まる想いもあります。 上場に寄せた手紙として、下の文章を綴りました。これから出会う未来の仲間、つまり、あなたへの手紙です。 - どのような想いを大切にしてきたか。 - あなたとどのような関係を作っていきたいか。 そ

          ツクルバ上場に寄せて。未来の仲間への手紙。

          KOU始動から1年。「感謝がめぐるカラフルな世界」の実現に向けて、振り返りとこれから。

          こんにちは。ツクルバ共同創業者・共同代表 CCOの中村です。 これまで、ワークプレイス領域で「co-ba」「HEYSHA」、リノベーション住宅領域で「cowcamo」といったサービスを展開しています。 そして、新規事業であるコミュニティコインのアプリ「KOU」は、ツクルバとHALの合同プロジェクトとして、2018年の2月2日にキックオフしました。あれから1年。そして、KOUのアプリリリースに寄せて「感謝経済宣言(https://note.mu/maa20xx/n/n0848

          KOU始動から1年。「感謝がめぐるカラフルな世界」の実現に向けて、振り返りとこれから。

          「コミュニティ経営」の実践をめざして。

          さよなら2018年、ようこそ2019年。 ツクルバ共同創業者・共同代表 CCOの中村です。 ようやく「2019年」という感覚に慣れてきました。恒例のツクルバ新年キャンプを仕事始めに、今年も幕開け。節目なので自分の備忘録としてもテキストに残しておきます。 次の一歩を踏み出すと違う世界が見えてきた2018年。自分を定期的にアウェイな環境へ送り込むことを大事にしています。大きく居場所を変えるのは、だいたい3年に一度。ツクルバを創業して始め3年はco-baをきっかけとした空間プロ

          「コミュニティ経営」の実践をめざして。

          心が何を求めているのか、に向き合うこと。

          ツクルバを創業して7年。 最近、どんなに共感するビジョンを掲げても、どんなに美しい事業の枠組みをつくっても、一歩ずつ今を前に進めていくのは人の心だと思えてきました。 自分の内側を外側に投影して、僕らは世界に意味を生み出している。 そう思って、自分の内側、つまり心の領域にどんどん興味が向いてきている最近です。 先日、自分の心をアップデートしたいと思って行った屋久島で、「非暴力コミュニケーション(NonViolent Communication = NVC)」というワークを体

          心が何を求めているのか、に向き合うこと。

          「感謝経済」宣言

          コミュニティコインのアプリ「KOU」のiOS版リリース直前。 このタイミングに、ツクルバ創業からこれまでの活動を通じて考えてきたこと、そしてこれからの世界への希望を、「感謝経済」という言葉に託して書いてみたいと思います。 ・「シェア」から10年 ・これまでの経済システムで捉えにくい価値 ・バランスのゆらぎの中で ・人の心をベースにした「感謝経済」 「シェア」から10年ツクルバを2011年8月に創業しました。3.11でそれまで続いてきた価値観が「焼け野原」になった衝撃を受け

          「感謝経済」宣言

          ツクルバの夏合宿は、熱海に行きます。

          ツクルバでは毎年2回、メンバー全員で合宿をします。 年明けの仕事はじめと、夏の2回です。年明けはマジメに全員で全社の課題や今後についての話し合いを、夏は純粋にみんなとの時間を楽しむためにどこかに行きます。メンバーの家族も参加OKなので、なかなかの大所帯。 ところで、先日の台風12号が首都圏を通過した翌日、ふとテレビを見ていたら「熱海のホテルで台風被害」みたいなニュースを目にしました。よくよく見ていたら、その被害のあったホテルは中高の同級生が跡継ぎとして社長をやっているホテル

          ツクルバの夏合宿は、熱海に行きます。

          福島第一原発のある町へ行ってきました。

          先日、福島第一原発のある福島県大熊町へ行ってきました。 町民の方とご縁があり、帰還困難区域への立ち入りに同行させていただいたので、その貴重な体験を通じた感覚が風化しないうちに記しておきたいと思います。 帰還困難区域への立ち入りはこのようなゲートを通ります。町民で用事があるなどの理由がないと基本入れません。 区域内にはこのようなセンサーを付けて、防護服を着て入っていきます。 ----- 大熊町は放射線量によってエリア分けされ、それぞれに異なる風景が広がる町でした。 ①

          福島第一原発のある町へ行ってきました。

          BE LUNCH #5 / 永田 正明・多久 美聡

          ツクルバメンバーが100人を超えてきたので、「BE LUNCH」という社内企画を思いつきではじめてみました。オフィスや会議室じゃ話さないような「有意義なムダ話」をする。みんなのありたい姿(=BE)について話したいから、「BE LUNCH」と名付けています。 誘った人(右): 永田 正明(DO= カウカモ事業部 エージェント) 誘われた人(左):多久 美聡(DO= カウカモ事業部 プランニング) 「絶対たくちゃん(多久)、ガッカリすると思うけどなー」と冗談半分で永田と話し

          BE LUNCH #5 / 永田 正明・多久 美聡

          BE LUNCH #4 / 伊藤 弘宗・ 内山 博文

          ツクルバメンバーが100人を超えてきたので、「BE LUNCH」という社内企画を思いつきではじめてみました。オフィスや会議室じゃ話さないような「有意義なムダ話」をする。みんなのありたい姿(=BE)について話したいから、「BE LUNCH」と名付けています。 誘った人(右): 伊藤 弘宗(DO= tsukuruba studios エンジニア/ BE=探求者) 誘われた人(左):内山 博文(DO= ツクルバアドバイザー, u.company株式会社 代表取締役) エンジニ

          BE LUNCH #4 / 伊藤 弘宗・ 内山 博文

          BE LUNCH #3 / 小田部 真司・ 四方田 惇

          ツクルバメンバーが100人を超えてきたので、「BE LUNCH」という社内企画を思いつきではじめてみました。オフィスや会議室じゃ話さないような「有意義なムダ話」をする。みんなのありたい姿(=BE)について話したいから、「BE LUNCH」と名付けています。 誘った人(右):小田部 真司(DO= コーポレート 財務経理 / BE=サポーター) 誘われた人(左):四方田 惇(DO= カウカモプロダクト部マーケティング / BE=戦術家) ランチに向かう道すがら、四方田を誘っ

          BE LUNCH #3 / 小田部 真司・ 四方田 惇