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ボランティアの日本語講師           2期目がスタートしました!

昨年4月から始めたボランティアの日本人講師ですが、2期目がスタートしました。
1年目の最初の頃は要領がわからず、先輩の先生方の作ったスライドを中心に、テキストである「みんなの日本語」に沿って教えていました。

みんなの日本語

やはり優れたテキストですね

「みんなの日本語」はご存じのように、非常に優れたテキストで、教則本も充実しており、教えやすくて学びやすいテキストです。
ただ、やっているうちに、どうしてもボキャブラリーの説明時間が長くなってしまい、大切な構文の説明や練習に、時間を充てられなくなる傾向がありました。

ボキャブラリーは予習で

そこで、3課くらいからは、新しい課に入る前に、あらかじめボキャブラリーだけのスライドを WhatsApp で送ってシェアし、予習をしてもらうようにしました。
皆さん社会人で仕事が忙しい方が多く、予習の時間がない方がほとんどだったので、課の最初の授業では、あらためてボキャブラリーの説明もして、その後の構文の学習がスムースに進むようにしました。

オリジナルのスライドで

3~4回目の授業からは、「みんなの日本語」の教え方のコツもつかめてきて、教え方の要領や時間配分などが分かってきたので、オリジナルのスライドを作成するようになりました。
スライドでは、まずはその日習う構文の一覧を示します。
そして、実際の会話で、その構文がどのように使われているのか、社会人の方が多いので、会社で使われる場面で具体的に紹介しました。
その後は、その日習う構文をひとつずつ説明していきます。
また、他の教則サイトなどを参考に、練習が多くできるように追加して、1時間30分の授業時間で、1課の内容の3分の1ができるように工夫しました。

1年目の反省は

3月には無事1年目が終了しましたが、反省点もあります。
1つは、「みんなの日本語」の8課あたりから、内容が難しくなり、説明部分がどうしても長くなってしまい、生徒の皆さんに練習してもらう時間が少なくなってしまったことです。
もう1つは、生徒の皆さんから、2年目も継続して日本語を学ぶ方があまり出なかったことです。
業務の忙しさなどが影響するので仕方がありませんが、できれば皆さんに継続してほしかったです。

2年目がスタートしましたので、1年目の反省点も踏まえて、さまざま改善していくつもりです。

年代幅がすごい!

今年度の生徒さんも、昨年度同様に15名集まりましたが、今年度は10代の学生さんから、70代の方まで、年代の幅が非常に広く、驚いています。
やはり、日系の企業に勤めている方がメインにはなりますが、1つのクラスに、これだけの幅の広い年代の方が集まり、日本語を勉強するというのは、すごいなあとおもいます。

責任感を感じるとともに、期待も膨らんでいます!


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