まりな

はじめまして。 詩や小説やエッセイや短歌を書いていきます。 3人の子と生きる少女漫画オ…

まりな

はじめまして。 詩や小説やエッセイや短歌を書いていきます。 3人の子と生きる少女漫画オタクです。

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  • 私を知るエッセイ

    よく分からないことが多い自分の輪郭を 書いた言葉から掴めないかなぁと思い書いています

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    2000字くらいの 主には恋愛の短いお話です。

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自由律俳句 春

2階から聞こえるキャハハで朝が始まる 雨だから、が言い訳になって便利な3日目 雨上がり生ぬるい風の匂いに春 けたたましいYouTubeの音休日の朝 北朝鮮みたいな痣もう痛くないらしい 片付いた部屋いいね1000個分の自信知らんけど 玄関掃く朝 夕方泥の足跡の予感 米粒をたどって1歳にたどり着く 赤ちゃんの盛り付け多め散らかす分と胃に入る分 テーブルの下から伸びる宝探すちび手 おままごと入るまでいらっしゃいませ! バンザイで腕から脱獄する子 兄と姉 姉な

    • 【専業主婦でいれば良かったのにいられない気持ちはなんなんだろう】

      【専業主婦でいれば良かったのにいられない気持ちはなんなんだろう】 パートを探すのにとても時間がかかっている。サボっているわけではなくて自分でもびっくりするくらい探している。 活動状況申告書みたいな紙にもどんどん書けるくらい活動していて、書く欄が足りなかったくらいだ。 なのに決まらない。決められない。 働く気はあるのか。 分からない 正直全然もうわからない。 ただ、専業主婦でいることが怖くなってしまった。なんでなんだろう。 安心安全で幸せで幸せで、でも不安でたまらな

      • 【歳をとっても親と子。受け取ることが対価になる】

        【歳をとっても親と子。受け取ることが対価になる】 私はなんか、親に甘えてる人を見ると嫉妬しちゃいます。 大人になっても自分が親になっても、親が親がと言って親を気にしすぎたり、 親の愛を当たり前に受け取って大人なのに子供みたいな人にもケッて思います。 たぶいや絶対にこれは親に頼りまくって甘えまくりたい私自身の意識の投影なんだと思います。 死んでしまって、アラフォーになって、親になってもなお、親に甘えたい気持ちの炸裂ですね。 GW中に義実家に帰省して、夫は別にマザコン

        • 【続けるが苦手な私の続ける秘訣】

          【続けるが苦手な私の続ける秘訣】 私は何かこれを続けたいと思ったことを コツコツ続けることが苦手なんです。 飽きてしまうし、忘れてしまうし、やる気なくなってしまう。 目的もすぐに今日はもう好きにする!とかにすり替えられてしまう。 でも着替えるとかは続けられる。 メイクもメイク落としも。 やらないと困ってしまうしね。 だから出来ないってことでもないのだとは思ってたんです。とても苦手だけれど。 100日続けてインスタを投稿してみました。 ぬるっといつの間にか初めて、う

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        自由律俳句 春

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          【人との関わり方に対する自分の設定と稼ぎと】

          【人との関わり方に対する自分の設定と稼ぎと】 「お金を回している人の意識はどうなっているのか」っていう かげした真由子さんの記事がとても納得で、 分かりやすくて、優しくて、 私は勝手に この方を大好きになってしまった。 https://note.com/mayuko_kageshita/n/n041a68905308 文章から優しさと愛を感じる。 素敵だなぁと思う。 記事の話に戻る。 私にはどうせ私は稼げないというコンプレックスがある。お金を稼ぐ関係もろもろが苦手だ

          【人との関わり方に対する自分の設定と稼ぎと】

          【自分の意見を言うと嫌われる】と思っていたんだ

          【自分の意見を言うと嫌われる】 最近気づいたのだけれど 自分の意見を言うと嫌われる、って思っているんだなあ私。 この時の自分の意見というのは 相手にとって都合の悪い意見 同意 共感 賞賛 が出せない時の場合。 遡るとママが出てきそうな案件。 同意共感賞賛しないことは ちょっと怖いこと。 嘘は言ったりしないけれど 反対意見だった場合見せなかったり かなりくるんだり 良い面を押し出したり していると思う プラス 私なんかに話しかけてくれたのだから‥。 もある気がす

          【自分の意見を言うと嫌われる】と思っていたんだ

          【探すから見つからない私なのかもしれない】

          【探すから見つからない私なのかもしれない】 私は 私って 私の 私が とかって思っている時は、 私は表れていないのかもしれません。 スタバで食べずらいサンドを食べながら、 食べずらいものを頼んでしまった後悔と うまく食べられない羞恥心を感じていたところ、 一口目が美味しくてどうでも良くなってしまった。 食べずらいながらもぐもぐ食べる。 来ている人たちもひっそりとジロジロ見つめる。 店員の女性に手を振るおじさんに、うわぁ……と思ったり、 パソコンにイヤホンで話す席

          【探すから見つからない私なのかもしれない】

          【自己探究:探すほどに見つからなくて途方に暮れて迷子】

          【自己探究していたのだけれど探すほどに自己が見つからなくて途方に暮れて迷子】 ①年明けから言葉での自己表現が楽しくて楽しくてずっとやっていくのだろうと思っていた。 それなのに今 もうすっかり書きたいものも したいことも浮かばない。 表現したい自己も実現したい自己も分からなくて、私は今とんでもなく迷子なのである。 というのも4月のある日突然に、 インドの聖者と言われた人だとかの言葉との出会いがあった。 パラパラと興味を持ってその人の残した言葉を読んでいくうちに なん

          【自己探究:探すほどに見つからなくて途方に暮れて迷子】

          決められないのは、焦点が合わないから

          【決められないのは、焦点が合わないから】 遅刻することにした長男が、学校へ行く準備をしない。休むか迷っているとのこと。そのことに、1時間近く迷っていた。 私は迷うにしては長いと感じていた。 よくよく話を聞いていくと、休もうかと思うけど、ズルしてると言われるのが嫌だから、迷うのだと言う。 気持ちはどんどん迷宮入りして 「学校を休んでも家で勉強すればズルにならない!」 とか言い出した。 それはもう休みたいってことだし 普通に休めばいいのでは? と突っ込みたくなったけれ

          決められないのは、焦点が合わないから

          長男を迷わせていたのは私かもしれないが分からない

          【彼を迷わせていたのは私かもしれないが分からない】 今日は長女(4)も次女(1)も長男(8)も家にいる。皆学校や園を休んだのだ。 下2人は風邪で。 長男は今朝起きられなくて遅刻することにして、それでも起きられなくて、休むことにした。 彼は休むことを決めるのに1時間くらいかかっていた。曰く「迷っていて決められない」とのこと。私は、休んでいいよと言っていた。 遅刻を提案したのも私で、昨日の夜、下2人が休むから君もどうしても休みたかったら休んでいいよと言ったのも私。 そん

          長男を迷わせていたのは私かもしれないが分からない

          今日も五月蝿い君は

          まだ2月だというのに小蝿が家に住み着いた。 いわく今年の、つまり3ヶ月先である未来の5月から俺のために飛んできたのだと言う。 なんでも俺の陰気は時空を突き抜けるほど強く、暗くて重くてかなわない、 俺が5月に来るのを待っていたらこの世が陰気で真っ暗になってしまうと世の行く末を案じたそうで、 自分が行ってなんとかしなければと、寒い中、自身の危険も顧みず勇者の如く身ひとつで、俺のところまで飛んできたらしい。 まったくご苦労なことである。 この小蝿が五月蝿くてかなわない。

          今日も五月蝿い君は

          幾千億、あるよ

          世界に1人だけだと 自分だけだと 思っているんでしょう 僕はあの木々で あいつはあの雲で あの子はあの鳥で 彼はあの本で 彼女はその本のキャラクター あの人はそこの花で あの人は飛んでる蝶々 あの人はカーテンで 君は瞬く星で いくらでもいくつでも 幾千億、あるよ ぜんぶ一緒でぜんぶ違って ぜんぶ繋がっているよ

          幾千億、あるよ

          いつになったら

          その自信のなさを理由に いつまで待たされるのか 目的も夢も大義も 才能すら 何もいらないと ただ、君そのものと 私への気持ちがあれば ほかに何も 何度だって 伝えているのに 君はいつでも自信がないと それを理由に私から逃げる あと何が足されれば あと何人に認められたなら あといくら揃ったなら その自信とやらが形成されて あなたは私を安心して 愛しはじめるのでしょうか 私はいつでも待っている 君がこちらを向いて 私の手を取るのを待っている ともに踊るのを待っている

          いつになったら

          のっぺらぼうの美人

          私には生まれつき、 自分の顔だけが見られない という呪いが宿っている。 のっぺらぼうの呪いというらしい。 鏡をみても顔の中身がツルツルで 何もないのである。 せめて服や髪型は清潔にしておこうと 精一杯努めるけれど、 みんな 視線を向けると目をそらす。 近づくと距離をとられる。 笑いかけると、思い詰めたような顔をする。 きっと、私の顔はひどいのだろう。 家族に聞けば、いつだって 大丈夫素敵だと言ってくれる。 それはきっと、家族だから。 素晴らしい家族愛に恵まれた。

          のっぺらぼうの美人

          短歌:恋

          アイドルに出すような声出せないよツンとするからこっちを見てよ これもまた愛の形が違うだけきっとそうでも今は泣きたい ただ笑うだけがどうして出来ないの君じゃない人ならできるのに こわがりな君を抱きしめ口角を上げて目尻を下げて踏み出す

          短歌:恋

          短歌:家族

          病み上がりゆっくり食べてね届いてないごちそうさまはちゃんと言う君 食べた後すぐさま横になる君の手首に指あてたしかめる いつの日か遊ばなくなる玩具たち片付けながらじっと眺める これがもし最後を孕む毎朝の今日も言えますいってらっしゃい

          短歌:家族