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Gradation

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gradationは「心の変遷」にフォーカスした、人生ストーリーを届けるメディアです。 毎日生きていると、心が乱れたり、先が真っ暗に見えたりすることがある。そんなとき、ここにある… もっと読む
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友だち0人で孤独な日々。“はずれ者”だった彼が「学校が嫌でも行く意味はある」と語る理由

集団行動の“ルール”や“協調性”を初めて学ぶのが学校という場。そのなかでまわりとうまく関係性を築けないことから「生きづらさ」を感じている人も多いかと思います。 今回取材したのは、兵庫県・三田市で古民家を再生してつくったコワーキング『OFFICE CAMPUS』を運営する古家 良和(こや よしかず)さん。 現在は人が集まる“場づくり”をしている彼ですが、「ずっと自分が孤独だと誤解していた」と語ります。それにもかかわらず、彼は今自分と同じように生きづらさを抱える子どもたちに対

お芝居に向き合う人が、なぜ「書く」スキルを磨くのか。役者・こつさんがライティングスクールに参加した理由

『Mable』はライティングスキルに、インタビュー、編集、広報などのスキルを掛け合わせることで、自分らしいフリーランスライフの継続を目指す少人数制のスクールです。 2023年2月より、第1期がスタート。そんななかで、多様なバックグラウンドを持つスクールの受講生に、現在の仕事やライフスタイル、スクールへの参加理由、これから描いていきたいキャリアなどを語っていただくインタビューを実施しました! 今回は、Mable1期生・こつさん(@cotsu_ghn)へのインタビューです。

過去の苦しみは私のすべてではない。さまざまな心情が積み上げられた「今」だからできること

家族からの心理的虐待、親友の自殺、不眠症、引きこもり——。さまざまな経験を今こうして人に話せる状態になるまでには、一体どのような過程があったのか。野里さんに当時の状況を教えてもらうと同時に、いろんな心情に出会ってきた今だからこそ感じることをありのままに語ってもらいました。 宝物を扱うかのように仕舞い込んでいた過去の記憶——幼少期に家族からの心理的虐待に苦しまれていたと聞きました。当時の状況を教えてください。 幼少期に両親が離婚し、1年ほど父子家庭で育ちました。その後、父が

好きだった福祉業界を離れ、独立。収入への不安を感じず独立できた理由に迫る

自分の心が望むものを仕事にしたい!誰もが一度は考えたことがあるのではないでしょうか。しかし、その考えにはいつも「収入」への不安がつきまとい、新しい一方を踏み出せない方も多いと思います。 今回取材したのは、ボーカリストとして活動しながらカフェも経営している楠元 なおこさん。前職は保育士だったという彼女は、退職してフリーランスになる際に「収入」に対しての不安は全くなかったそうです。 どうして不安を感じずに独立できたのか。その考えが生まれた前職時代からのお話を詳しく伺いました。