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Googleの大失態と生成系AIの未来

1ヶ月ほど前に、Googleが満を喫して生成系AI、「Gemini(ジェミニ)」をリリースしました。使い勝手はChatGPTなどとほぼ変わりません。


ところが、このGemini、リリースと共に大炎上してしまったのです。GeminiもChatGPT同様イメージを描かせることができるのですが、この機能を使ってアメリカやヨーロッパの歴史的な実在の人物の描画させたところ、なんと黒人のジョージ・ワシントンやナチスの兵隊、はたまた、アジア人や黒人のバイキングなどを描いてしまったからです。XやRedditなどは、すぐさまお祭り騒ぎとなりました。

ローマ法王のイメージ。 https://x.com/IMAO_/status/1760093853430710557?s=20 より
中世の騎士。現実は白人の男しかいなかったはずなんですが….
バイキング…。
ナチスの兵隊。アジア人の女性に黒人の男性。白人の男性が不在です。

なぜか日本ではあまり話題にならなかったようですが、本当に大炎上でひた。そして早速、なんとかしてGeminiに白人男性を描かせるゲームが始まったのですが、ことごとく失敗に終わってしまったのです。そしてその都度、上のような失敗画像が投稿されたのです。

そして直ちにニュースサイトにも飛び火しました。

The Economist のような、固いメディアも取り上げていました。

Google のAIはあまりにもWoke過ぎると話題になった結果、Googleはアメリカの国の半分を敵に回した格好です。

グーグルは謝罪のうえ機能を停止し、修正を急ぐ事態になりました。そして、早1ヶ月以上経ちますが、修正版はまだリリースされていません。

その結果、Googleの株価は150ドルから132ドルへと急降下しました。

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