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教えすぎの先生と賢く付き合う方法

お金を払って何かの教室や学校に通う際には、誰だって丁寧に教えてもらうことを期待するものです。それは極めて普通な願いですし、僕自身も子供を習い事に通わせる場合などには、評判のいい教室を選んでいました。

僕は夫婦ともにずっと教える側にいたので、この辺りの要求度は普通の親よりも高かったかもしれません。教え方をあれこれと工夫していない教室には自分の子供を通わせたくないと思っていました。しかしその一方で、過剰に教えすぎる先生は避けるようにしていました。情熱を持って教えているか。人間として尊敬できる人なのか? そこを一番重要視していました。

それはなぜかというと、懇切丁寧に教えてもらうことにはそれなりの弊害があるからです。ですから先生のスキル自体よりも、子供達が一歩先をゆく大人として尊敬できる人かどうかを基準に選んでいました。

僕自身のバックグラウンドを簡単に紹介すると、早くは家庭教師からスタートし、合気道を何年も教えていたこともあります。また管理職を20年以上やってきましたし、今も語学学校と保育園を経営していますから、部下をや生徒さんたちを指導する機会はふんだんにあります。そして自分で言うのも変ですが、教えるのはかなりうまい方だと感じています。

でも、こうして何年も人に教えごとをしていると、なんでも丁寧に教えればいいものではないな、と思うことが多々あります。そこでこの記事では、「丁寧に教えてもらうことの弊害」と、その対策について解説したいと思います。

世の中には「先生」と呼ばれる職業に付いている人がたくさんいます。またそうでなくても、新人や後輩の指導を任されている方などもたくさんいるでしょう。また自分が習い事をする際の教室選びの一つの基準や、子育てのヒントになって頂けたら、とても嬉しく思います。

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