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封入体筋炎という難病になりました

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「封入体筋炎(指定難病15)」という難病の診断を2020年04月に受けました。日本で1,500人しかかかっていない治療法が見つかっていない難病。さて、どうしよう?
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日常的日常。きょうという日。

日常的日常。きょうという日。

 仕事を終えて帰る。帰り道のスーパーマーケットでお弁当とサラダ、明日の朝食用のスナックパンを買う。髪を切ってもう一ヶ月経つから散髪がしたいな、なんて思いながら。

 封入体筋炎という筋肉が破壊される治らない病気と付き合うことになって、もう半年が過ぎた。筋力低下を感じてからの月日はもう四年ほどになるだろうか。春になる前に入院をして、新型コロナの緊急事態宣言を迎えた時は病院で「マジで?」とまったく実感

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退院してました。

退院してました。

noteにログインして自分の書いた記事一覧を見たら、最後の記事が「下書き」になっていて、しかもそれは退院に関することでもなんでもなくて。

はい、そうです。

五月に入ってステロイドの服用量が減り、感染の抵抗力低下の心配がなくなって退院をしてました。退院して次の週には元の職場に復帰いたしまして。

あっという間の三ヶ月。毎日の生活と、毎週のリハビリ通院、月一回の診療、と日常生活が怒涛のごとく過ぎて

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【写真公開】封入体筋炎患者の大腿部の筋肉がこれだ!

【写真公開】封入体筋炎患者の大腿部の筋肉がこれだ!

※記事の途中にわたしの両脚を撮影した写真をアップしています。すね毛が生えた生足なので、苦手な人や嫌悪感を抱くかもしれないので、観覧、閲覧は自己責任でお願いします。

封入体筋炎患者:松井五郎50歳男性 2015年頃より段差が昇りにくくなる。

 2020年4月、封入体筋炎と診断される。 

 2017年現在、日本では1,000〜1,500人が封入体筋炎と診断されている、らしい。現在はもっといるので

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筋トレ!

筋トレ!

腕のための筋肉トレーニングを日課として行っています。
そのメニューがこちら。

1)壁タオル腕上げ 10回を二セット。お尻を引っ込めてしまわないように注意し、腕を最後までしっかりと伸ばしましょう。

 タオルを壁につけて、それをスライドさせて上に持ち上げるというだけの運動。左ひじが最後まで伸び切らないくらいには、筋力が低下しておりまする。

2)壁腕立て伏せ

 10回を二セット。こちらもお尻を突

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ポピーの会「封入体筋炎」患者の会

ポピーの会「封入体筋炎」患者の会

 今月に入ってから「封入体筋炎」という難病の診断が下って早くも二週間?三週間が経とうとしています。

 五年前からゆっくりと年月を重ねて徐々に弱っていった下半身の筋力はぼくに階段を昇れなくしてくれました。今はまだ困難ではあるものの時間をかけてやれば、昇れないことはないと思います。だけどこの先五年?十年?後には、車椅子の生活になってしまうかもしれないという未来が待っています。

 この病気は2017

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うまくいかなかったリハビリの巻

うまくいかなかったリハビリの巻

 難病「封入体筋炎」は太ももやヒザの筋肉、指先の筋肉が壊れてしまい、チカラが入らなくなってしまう病気である。日本で約1,500人程度の確認しかされていない。中年男性に多く、左右非対称という特徴も持つ。嚥下障害を伴うこともある。五年くらいかけてゆっくりと症状が進み、ゆくゆくは車椅子生活を経て、寝たきりの生活が待っているという。

 ちょっと!めっさ怖いやん!!そんな未来、めっさ怖いやーん!

 だも

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リハビリ表を作ってみる

リハビリ表を作ってみる

 封入体筋炎という難病の治療法は、ない!

 10年後には車椅子生活~寝たきりになるやも!?
 そんな衝撃的な診断後、リハビリで少しでも筋量アップさせていきましょう!と担当の理学療法士さんが頑張ってくれておりまして。本当にありがたいことでございます。いろいろと様子をみながら、試しながら手探りで、翌日の筋肉や調子などを見てもらって、入院中の現在、リハビリ室で行っています。

 スマホで表ができるので

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#封入体筋炎 「難病という病気の告知」問題

#封入体筋炎 「難病という病気の告知」問題

▼友人編 ネットから知り合った仲の良い友人がたくさんおりまして。北は北海道、西は福岡、四国徳島いろいろ遊びにも行きまして。もう何年の付き合いでしょうか。十年一昔とか言いますね。

 入院することは事前にわかっていたけど「これって言うほどのことか?」とは思っていて。PS4で「モンスターハンターワールド:アイスボーン」でみんなとワイワイ遊んでいたこともあって「来週からちょっとゲームができない環境になっ

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「封入体筋炎」と「リハビリ」と「松井五郎」と。

「封入体筋炎」と「リハビリ」と「松井五郎」と。

 50歳を越える頃に、筋肉細胞が少しずつ破壊されていく難病「封入体筋炎」になりました。この病気の治療法は、現時点ではまだ確立されてはいなかったのです。

 さて、どうしましょう。

投薬治療 投薬治療は、ステロイドを使ったりする。でもそれが有効なのかどうかなどの判断がはっきりとくだっているわけでもない。

 合併症などにかかりやすいので、要注意なんですって。奥さん。

リハビリテーション 一番有効

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「階段が昇れない」「椅子から立てない」「袋菓子が開けられない」それ、封入体筋炎かもしれません

「階段が昇れない」「椅子から立てない」「袋菓子が開けられない」それ、封入体筋炎かもしれません

 年齢を重ねると、身体のあちこちにガタが出てくるもんですよね。

「階段が昇れない」
「椅子から立ち上がれない」
「指先の力が入らない」

 などなど、疲労がたまったり、運動不足がたたったり。普通の生活をしていて、そんなことありますよね。

 ですが。

 それが一年ごとに症状がひどくなってきていることに、気がついているんだけど、目をそらしてしまって、見ないようにしてました。

封入体筋炎という病

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封入体筋炎になって「仕事をどうするか」

封入体筋炎になって「仕事をどうするか」

 私、五十歳、男性。介護福祉士。

 検査入院で「筋生検」を行い、「封入体筋炎(ふうにゅうたいきんえん)」という難病ですよ、って診断がおりて。

 現在そのまま入院生活を絶賛継続中なんですよね。でもって、これ!といった治療法が見つかっていない病気なので、いろいろと手探りで対応してもらっているところなんです。

 で、ですよ。心配なことがいろいろあるじゃないですか。自分のからだのことはもちろんのこと

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プロフィールなど

プロフィールなど

■松井五郎(ペンネーム!!)
■五十歳(2020年現在)
■男性(独身!)
■関西在住
■介護福祉士
■封入体筋炎(指定難病15)
■2020年03月~05月に入院。入院中にnote開始。

 2015年くらいから「立てない」「階段がのぼれない」などの症状が出ており、2020年に検査入院を経て「封入体筋炎」という難病の診断が下る。

 2017年の時点で日本に1,500人くらいしか発病者がいない病

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