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読書感想文ガチ勢だった13年前を振り返ったら壮大な自己分析をしていた話

夏休みの宿題の大敵。読書感想文。みなさんは何を読んで、何を書いたのかパッと思い出せますか?

わたしは各学年で読んだ本や読書感想文の構成、エピソードをまるで昨日書いたかのように思い出せます。13年前に書いたのにです。(笑)

なぜかと言うと、読書感想文が大好きで、ガチ勢で、毎年かなり力を入れて書いていたからです。自分が書いた読書感想文は今でも大切に保管していて、机の引き出しの一番手前にあります。

課題図書を隅から隅まで読み漁り、優秀な作品に付箋をつけて、先生からの赤字をもらい、9月に提出した原稿を毎年12月くらいまで書き上げていました。

気合通り、毎年何かしらの賞を受賞。県知事賞をいただき、全国大会に出たこともありました。

▼読書感想文で賞を受賞したライティング術は下記のnoteに書きました

でもこの話を知人に話したときに、びっくりされたんです。

「え?なんで!?読書感想文が好きだったの?その話もっと聞きたい!」

いや、たしかにそうですよね。ほとんどの子どもが嫌がる読書感想文が好きで、熱心に取り組む中学生っているんでしょうか(笑)

自分の中では読書感想文は賞を取るまでがんばるのが当たり前。何も考えずに読み・書き続けていましたが、「なぜ好きだったのか」を深掘りしたら、自分の性格が見えてきました。

今日はそんな話をnoteに書いていこうと思います。

昔から負けず嫌い。常に1位になれる場所を探していた

思い返すと「負けず嫌いな性格」が関係しているような気がしてきました。わたしは昔から何事にも全力を尽くすタイプ。ただ1位になれないとわかった瞬間、つまらなくなっていました。

📝

英語が大好きで、学生時代は英語の勉強に励んでいました。部活動は、9年間バレー部に所属。部活の練習は休まず参加し、帰宅したら自主練し、クラブにも通って練習に励んでいました。

ただ英語に関しては帰国子女がいたり、バレーに関しては身長170cm近い子がたくさんいたりして、「ここでは勝てないな」と思っていました。「ポテンシャルのせいで上を目指せないこと」がわたしにとってはつまらなかったような気がします。

「ここだ!」と思った瞬間発揮する嗅覚と根拠のない自信

その代わり「ここだ!」と思った瞬間、信じられないくらい根拠のない自信で突き進むのがわたしの性格です。

体育祭でダンスリーダーを務めた際、ダンスを習っている子は他のクラスにもたくさんいたけれど、「絶対にわたしのクラスが優勝する」と4月頭から確信。「他の人にはない才能が自分にはある!」「わたしならみんなと1位を取れる」となぜか自信に満ち溢れていました。

だから最初のレクリエーションから優勝発表直前まで「うちのクラスが優勝するに決まってるから」とクラス全員に言い続け、すべての体育祭で優勝してきました。(強すぎるぞ自分(笑))

読書感想文も同様です。文章が上手い子はある程度いるけど、競合が少なく自分らしさを出せることが何よりも楽しかった気がします。ライバルを分析し、他の人にはない自分らしさを出したら、上にいけることを知っていたんでしょう…

🔥

ただこの嗅覚と根拠のない自信は、直感や勘ではなく、無意識に周りを観察していた習慣がつくったスキルだと思っています。

昔から気にしいで、人の目を気にして生きてきたわたしのアンテナは常に他者に向いていました。だから他者と自分が異なるポイントや他者が優れている点はすぐに言語化できていたんです。

そのときに、自分の位置付けをしてここから攻めるのか・身を引くのか無意識に考えていました。

嗅覚の良さはフリーランスライフにも生かされていた

最近「みほちゃんは本当に鼻が良いよね、ここぞというときに必ずいてくれたり、自分の立ち位置をわかっていたりするのは嗅覚の良さだよ」とほめて?いただいたことがあります。

なるほど。自分が活躍できる場所を嗅ぎ分けて、相手が困っているときに足を運んでみる嗅覚は、フリーランスライフにも生かされているのだと気づきました。

▼嗅覚を使って普段からやっていること

✅この人困っていそうだなと思ったときに「お手伝いできますよ」とメッセージを入れてみる
✅イベントの集客に困っていそうだったらSNSで拡散&自分もイベントに足を運ぶ
✅自分が活躍できないと思う仕事・職種はあえて公にしない

自分のややこしい性格は、意外と今の自分の軸になっていました。

編集後記

読書感想文で賞を取っていた話から派生させてライティングスキルを上げるコツを書こうと思っていたのに、気づいたら自己分析をしていました。

でも自分が無意識に行っていた行動に「なぜ?」と聞くだけで、これまで散財していた点が線につながった感覚を得られました。

自分が無意識に行っている行動はまだまだありそう。今後は無意識行動メモを取りながら、内省を深めていこうと思います。



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