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人事ポリシー策定方法について
表題の件について、某クライアント様の愛しの人事担当の方にお尋ねされたので、夜な夜な愛情込めてまとめてみるいわばラブレター!って違うか(笑)
さて、真面目に。モノからコトへ、コトから価値観へ(マーケティングのアップデート)と顧客のニーズが変化・多様化する中、企業は経営理念の刷新・浸透への取り組み、また新たなパーパスやMVV策定等、顧客へ向けての提供価値の訴求を行い、企業価値向上に努めてきた。近年で
MBAで学べたことを振り返る
先日、Xで流れてきた1本の動画の中で、MBAの"資格を取りにいった"女性が、『イーロン・マスクも彼女自身も、採用時に候補者からMBAホルダーを外している。最近のMBAはほとんど役に立たないし、実際にやったことない教授が学術的な理論の講義を展開し、生徒達も偽りの自信に溢れている。』と述べていた。
彼女が、”資格を取りに行った"、のか ”学びに行った"のかはさておき、実際にMBAを体験したという点に
あるマネージャーのジレンマ~マネジメント手法のアップデート~
現在、ジーズアカデミー(プログラミングスクール)のメンバーで組織デザインコミュニティを立ち上げ、MBAのハーバードケーススタディ並みのディスカッションを行い、先日も経営・組織・人事についての学びを深めるという会を設けた。その第一弾で扱った『あるマネージャーのジレンマ』というタイトルで、恐らく日本の社会課題とも言える昭和マネージメントのアップデートについての自身の実体験(華麗なる失敗体験をもとにした
もっとみるエグゼクティブ・リーダーシップの意思決定と組織の危機管理
先日、あるクライアント企業様の研修で問題発見・解決力の研修を実施し、『組織として意思決定が進まないのはなぜ?』というイシュー(問題)から派生し、そもそも『意思決定とは何?』という論点が浮かび上がったため、noteにまとめていくことにする。クライアントの受講生の行動力を促すため、私自身もnoteを今月2本書き上げると約束をしたので、このnoteでその約束も果たされることになる(笑)
ちょうど以前あ
プログラミング・スクールでの半年間を人事的にまとめてみた
先日、無事ジーズアカデミーの卒業式を迎えることができ、この感覚が鮮明なうちに、note(自己評価)を書いてみようと思う。表題『プログラミング・スクール』としているが、この名称がなかなかフィットしない。なぜなら、プログラミングという技術を体得するため入学したジーズ・アカデミーだったが、そこで得られたものは、技術以上にビジネス・パーソンとして必要とされるマインドセットとスキルセットだったからだ。
ジ
そろそろMVVとか理念経営ブームに飽きてきた
『人事がバックオフィスと呼ばれる時代は終わった』リンモチの小笹現会長の記事を読み、衝撃を受けたのを覚えている。自身の事業会社での挫折からくる想いの部分と同時に人事という市場の成長性を打算的に考え、事業会社の営業から組織・人事コンサルへの転身を検討し出したのはかれこれ10年近く前。その頃から人事の領域では、MVVや理念経営、パーパス経営等の概念が専門家の間では語られだし、今日では本屋ではそのたぐいの
もっとみる研修デザイン:管理職のパラダイムシフトは可能か?
やばい・・・研修開発の納期が明日なのに、まだ何もできていない・・・。最近プログラミング体得に夢中で通常と違う脳を使っているせいなのか、本業である研修企画のインスピレーションがあまり生まれない。研修企画とは、ADDIEモデルに沿って開発されることが多く、現状はA(nalize)とD(esign)をさまよっているフェーズ。パワポでなく、活字でまとめると思考整理ができそうで、noteに向って、とりあえず
もっとみる『組織変革のあるべき姿と現状の従業員のギャップ』 を埋めるには?
こんな仕事をやってると、よく友人から問をいただく。学術的な本や記事を読むよりよっぽど生きた課題で、思考がフル回転になる。今朝のお題はコレ、noteのタイトル。組織課題を紐解くには、4つのプロセスがある。とてもシンプルで、ジョンコッターだクルトレヴィンだと複雑に考えすぎる必要はなく、『組織のあるべき方向の明確化(GOAL)』『現状の社員の状態(START)』『それを埋めるための施策を検討(ISSUE
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