ムスコの文章を想い出アルバムにしてみる。こんな記録ができる喜び。
自分の人生の記録みたいな記事を書きます。
一昨日、ムスコと雑談をしていました。その内容を息子なりに文章化したのが、こちらのレポートなんだそうです。
小学校6年生の卒業文集を書いたとき、担任教師にまるごと書き直しを命じられたムスコ。文章というより内容を変更しなさいってことだったそうなんです。が、拒否したら担任が書いた文章が印刷されたという経験があり、それからというもの、彼はなかなか文章を書こうとしなくなっていました。
だからすごく心配してたの。
ワタシはライティング・ライフ・プロジェクトに出会って、心から信じていることがあって、それは
「自分の言葉を正面切って書くって素晴らしい💙」
なんです。
彼の担任がしたことは、本当にひどいこと。大人として、教育者としてあるまじきこと。だけど、そこに屈して書かないっていう選択をしちゃうのも違うよなぁって思っていた。とはいえ何を伝えたら彼が「書く」を再開するんだろう……って解らなくて、放置していた。
その彼が、書いてみたっていうから、わぉ。どうして? と聞いてみた。そしたら、
疑問
が彼の原動力なんだって。この疑問が浮かんだ理由は、Youtubeを見たからで、そこからTwitterとかで同じようなこと考えている人の文章を読んで、また自分なりに考え、それを言語化したくなったんだって。
否定より、疑問。
文章が巧いかとか、内容の成否や検証は、彼が一生かけて味わい尽くすこと。ワタシは、ただ、書いて表現して欲しかったから、とても嬉しく思ったのでした。
この文章は、彼がiPhoneに書いたものを、ワタシに転送してくれたもの。
「昨日の会話を文章化したよ。noteに載せたいの? ネタとして? うんいいよ。オレのただのつぶやきだけどね?」
高校2年の若いキミが、2024年のこの瞬間に、こんなことを考えている高校生をやっているんだっていう、言葉のアルバムなんだよ。
今日撮った写真や動画を見るように、ワタシはこの文章を、君自身だって思ってるんだ。
キミが、文章を書きたいって思ってることが嬉しいし、
書いたものをワタシに見せてくれたことが嬉しいし、
こうして想い出アルバムとしようって思えた自分が嬉しい。
そんなことをしみじみと抱きしめて過ごす、憲法記念日。
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