マガジンのカバー画像

季節の変化を感じながら過ごす毎日

196
定点観測日誌や、近所に咲くなんでもない風景や草花、雲や空の色、季節を感じるちょっとしたイベント、和暦カレンダーを見ながら改めた気付いたことなどを、心の赴くままにあれこれ綴ってみま… もっと読む
運営しているクリエイター

記事一覧

新緑に包まれて癒やす休みの日

新緑に包まれて癒やす休みの日

仕事は順調なのは良いのだが、疲労が溜まり、夜の睡眠の質が落ちて来た。こういう時は、里山の新緑に包まれに行くと心身ともにリフレッシュ出来る。

今日は何をしようか迷ったが、竹で作ったタチカマドを補修。麻紐を締め直して歪みを直し、台の高さも調整した。作業中に「今日は何の料理作るんですか」と聞かれたので、やはり燻製作りかダッチオーブンでもやるべきだった。

身体はくたくたでも、心は解放された。最近は、S

もっとみる
スローライフで大忙し

スローライフで大忙し

ここのところ、全くもって矛盾した生活を送っている。自然の中でゆっくりしようとムリしてぐったりしたり、仕事については適当にやろうと思いながら深夜まで残業したりしている。

そんな中、あまり行きたく無いなあと思いつつ疲れた身体を引き摺るように美術館に行った。

美術館で、壁に直書きされた「何がみえてきますか」という鑑賞ガイドに沿って、この「絵」を暫く見つめていた。絵の左側にある解説パネルによれば、暫く

もっとみる
山椒魚の卵嚢と葦の刈払い

山椒魚の卵嚢と葦の刈払い

平日の都内勤務の疲れは、週末の谷津田で癒やしている。今日は、長靴履いて田起こし前の泥に浸かり、刈払機を振り回しながら無心でススキや葦の枯野を刈った。

まあ、土の匂いを嗅ぎに来たようなものだ。

谷津田整備のメンバーによると、先週この付近で3匹目のアライグマが駆除されたそうだ。今年は例年よりアカガエルの卵塊数は減っているそうなので、アライグマによる卵塊の捕食の可能性が高いようだ。

メンバーの一人

もっとみる
谷津田で穫れた稲を脱穀

谷津田で穫れた稲を脱穀

今日は、3週間前に刈り取って、はざかけしていた稲を脱穀した。

写真の機械を使って穂から稲を外しすのだが、機械は博物館から引っ張り出して来て使っている。

唐箕は、ハンドルを回して風を送り、重さの差で米粒とそれ以外を選別する機械なのだが、稲を落とすスピードを調節すると操作がなかなか難しい。作業場ではみんな飛んできた稲穂のクズまみれである。

最後にムシロの上に稲を並べて天日干し。

こうやって稲作

もっとみる
「話す」と「語る」の違い

「話す」と「語る」の違い

急に冷え込んだこともあり、昨夜は、家族で地元の温泉へ。普段は、温泉に行くと施設内のレストランで食事するのだが、冷蔵庫にある食材でパパッと夕飯を作り、食べてから出掛けた。

地元の温泉は高級路線の本格的な施設で、露天風呂は大小二つに寝転び湯、サウナ2種類に、炭酸泉湯、別料金だが漫画喫茶併設の岩盤浴もある。

今回は岩盤浴は諦めて、炭酸泉湯で身体をしっかり温めた後は、サウナと水風呂を繰り返して身体を整

もっとみる
イチ・ゼロ・イチ

イチ・ゼロ・イチ

今年の初めから5月くらいまで、ほぼ毎日書き続けていたNoteだったが、コロナ罹患を機に途絶えてしまった。

コロナの後遺症で、咳が止まらず、頭の中が霞んだ感じになり、「不特定多数に向かって何かを書く」だけの気力がなくなってしまったのだが、一度やめてしまうと、病気が癒えても、Noteを再開するきっかけをつかめない。想像していた以上に、習慣の力は大きく、「再起動」するには気力が必要なのだ。(Noteの

もっとみる
別に根を周囲に張り巡らせている訳でもないオオジシバリ(大地縛)

別に根を周囲に張り巡らせている訳でもないオオジシバリ(大地縛)

久しぶりに好天に恵まれ、自然観察好きの仲間だけで春散歩を楽しんだ。私は全くの素人だが、周囲は専門家揃い。歩く生き字引を複数人携えての豪遊である。ただ、専門家を大勢揃えても問題がある。自分の記憶力が悪く、聞いたそばから忘れてしまうのだ。

なので、スマホ片手に必死でピントを合わせて撮影し、名前を聞き間違えていないかネット検索で写真照合して確認しつつ、ネットが繋がらない奥地に入ったら紙のメモ帳に切り替

もっとみる
杖ついて 受け流さんかな 花弁の舞

杖ついて 受け流さんかな 花弁の舞

雨の合間に、近所の桜の名所へ花見に急行。

気分はもう春爛漫、花散歩

気分はもう春爛漫、花散歩

3月も半ばを過ぎると、ぐっと華やぐ季節になったのを感じる。陽気に導かれるように、昼休みに皇居東御苑を散策。その中でも凛としていてひときわ目を惹いたのが、こちらのコヒガンザクラ。

コヒガンザクラ(小彼岸桜)は、マメザクラ(豆桜)とエドヒガンザクラ(江戸彼岸桜)を交配した雑種とのことで、「豆」と名のつくマメザクラの形質を引き継いで、樹高が高くならず樹形も小ぶり。春の彼岸の頃に小さな淡紅色の花(直径2

もっとみる
大寒に 凛と花咲く 寒咲水仙

大寒に 凛と花咲く 寒咲水仙

庭に植えたエゴノキの下に知らぬうちに生えて来た寒咲水仙。種は、エゴノキの実を啄む鳥が運んで来たのだろうか。毎年、一番寒い時期に、白と黄色の小さな花を俯き加減に咲かせる。写真を撮る方も、思ったよりも下から覗き込む形になる。

小寒に懐石料理と七草粥

小寒に懐石料理と七草粥

少し早めだが、娘から誕生日祝いに懐石料理をご馳走になった。まだプレオープン中の新しいお店で、旧家の納屋を改造したお洒落なレストラン。昼しかやっていません。

開店と同時に入店したので、暫く貸し切り状態。