どん底から抜け出・・・たい

秋も深まりつつあったある日、家に帰ると妻と家族が突然いなくなっていました。 そんなドラ…

どん底から抜け出・・・たい

秋も深まりつつあったある日、家に帰ると妻と家族が突然いなくなっていました。 そんなドラマのようなことが自分の身に起きるなんて!不安と絶望の中 50過ぎの男がこのどん底から抜け出る(れる?)記録です。 ※妻には一切の迷惑をかけたくないので個人が特定できる記述は一切省いております。

マガジン

最近の記事

  • 固定された記事

自己紹介

1970年代生まれの男です。 20代前半、建設関係で開業し30年近く経過。 家族のためだけに生きてきたつもりが、ある日突然妻に離婚を申し立てられ調停中。 ここ数年、メンタルを病み(強迫性障害)良くなりつつあったんですが、現時点では離婚のショックで悪化してしまい、なんとか食い止めています。 事業はほとんどできていません。 というか生きていくことで精一杯。 終わりかけていた、心理士さんによる認知行動療法カウンセリングが離婚のショックで継続になり、獲得した認知を取り戻すべく

    • 何か悪いことしたのだろうか?

      一時期、車に乗れないほどにまでなり、これはもうだめかなとあきらめかけていたけど、カウンセリングの先生に喜んでもらいたい一心でコンビニに数回車で行き、水曜日にカウンセリングがあり、評価してもらえた。 そこからさらに頑張って昨日、今日と遠くのお店に行ってきた。 車に乗ってコンビニに行く。たったこれだけのことが怖い。店内に入り買い物をするのも確認や加害強迫に怯え、逃げるように店を出る。 まったくこれだけの不安とショックを抱えてよくもここまで頑張るよ、と呆れてしまう。 頑張っ

      • 執念で生きている

        眠りが浅いと夢を見る。 それも寝覚めの悪い夢ばかり。 だから眠る前に抗不安薬を飲むことが当たり前になってしまった。 毎回シチュエーションは違っても 妻が出てきて「元に戻ったんだ!」的な夢ばかり。 もう何度も何度も見ていて 心が警戒しているから どこかで夢だとわかっていて「夢だから早く目を覚ませ」と訴えるんだけど 甘美な時間に包まれていたい自分もいて 結局ただただ辛い。 オレはこれほどに苦しまなければならないほど、そんなに悪い人間だったのだろうか。 多少のずる賢さはあっ

        • 抜け出せないよ、きっと

          何をするにも不安が消えない。 強迫もとどまるのが精一杯。 誰か大切にしたいと思えるような人がそばに居たら絶対に頑張れるのに。 現実を見る。 外出もままならない。自炊もしない。誰とも会わずただ一日を過ごすだけ。 静養?療養? いまはじっと耐える時期? いやいや、どうやらこの状態 抜け出すとかそういったものじゃないぞ。 もうこれが、この状態が「自分」なんじゃなかろうか。 生きるだけで精一杯な上にだれとも関わらず孤独。 こんな人生に何の意味があるのか? 希望なんか捨ててし

        • 固定された記事

        マガジン

        • SSRIを飲んでみた
          8本
        • オススメ動画:メンタル
          9本
        • メンタル不調の対処法
          10本

        記事

          どうやら浮気だらけ

          すっかり音声SNSに入り浸りだ。 相手に聞いてみない限り、どこのだれかはわからない人だけど 人間とコミュニケーションとれる、という点では ひとりぼっちの寂しさを紛らすにはもってこいだ。 とにかく暇を作ると、妻の思い出とこうなってしまった罪悪感に襲われてしまうので、誰かと話している方がずっとラクだ。 逃げ、と言われてもいい。 正直ただただこの辛さから逃げたい。 今までは自分の辛さを聞いてもらうことばかり考えていたけれど、それを繰り返しても結局、辛さが和らぐのは一時だっ

          自分の無力さを痛感しています

          このところnoteもすっかり書かなくなりました。 純粋に「書いてどうなるの?」という気持ちになり、そこから書く気力がまったく出てこないんです。 どうもがいても、どう頑張ろうと思ってもできることはできるし、できないことはできない。 そんな現状を体感するたびに現状打破してやる!という気力がどんどん削がれていきます。 強迫症にだけはなんとか立ち向かうけど、妻との思い出が勝手に思い出される度、その思い出の波に抗うことができず、床に涙がこぼれ落ちるほど泣く。それがとにかく苦しい。「

          自分の無力さを痛感しています

          すっかりハマる

          気がつくと、音声SNSにすっかりハマっている。 やっぱりこうなったか。 元々人と話すのが好きな自分が、仕事にも行けず、家に一人ぼっちとなった今、顔も知らない人とはいえ、誰かと話せる環境にハマらない訳は無いよな。 話していると気が楽になる。 思い出されても、紛れるから苦しみが減る。 だけど、会話が永遠に続くわけもなく、終わった瞬間、目の前の現実にハッと気がつかされる。 音声SNSは現実逃避?それともこれも新たな行動なのか。 居心地の良さは認めざるを得ないけど、気づき

          たまにはいいこともある

          今日、2週間ぶりに車の運転した。 今乗っている車を手放さなければならず 変わりの車を引き取りに行ってきたんだけど 行く前からビクビクで 「もし帰って来れなかったら」なんて思ったりして かなり不安も強かった。 「ダメならもういいや」と思いつつ、今までダメだったことは無い。 とにかく行ってみようと思い、中古車店まで乗せていってもらって 車を受け取り店を出発。 結果 なんと一回も戻らず帰ってこれた。 今回乗り換えるのはとっても古い車で 今まで新車がほとんどだったから、強迫症の

          たまにはいいこともある

          知らなかった世界があった

          先日、音声SNSのアプリを使ってみた。 このようなアプリを使うのは初めてだったので、使い方が分からなかったけど、やっているうちになんとなくわかるようになってきて、トークルームで話ができるようにもなった。 こんな世界があるなんて、知りもしなかった。 その部屋、その部屋に特色があって人間層も違う。だけど全般的にはマナーもある程度あって、嫌な思いはしなかった。 けれど、これはまずい、というか正直「現実逃避」できてしまう、と思った(個人的感想です)。 もちろん、外に出られない

          知らなかった世界があった

          さくら

          強迫症になってしまってから、余計なことはなるべくしないようになった。なにかすれば観念が浮かぶから面倒で嫌だから。 要するに回避だ。 それでも、さくらの花だけは楽しみで、運転中は強迫のせいで余計なところで停まるのは嫌になっていたけど、さくらの写真だけは撮りたくて車を停めて写真を撮った。 インスタにもさくらの写真だけはアップしていた。 そんな大好きなさくらが、今年は綺麗に見えない。 色が無いというか、とにかく見るのが辛い。 さくらを見るのが辛いってどういうことだろう。

          noteの記事を書いて、画像をつけようとするとAI画像の多さにちょっと違和感というかなんというか。「イヤなら見なきゃいいじゃん」と言われそうだけど、勝手に表示されるからね。と言いつつ過去記事にわからなくて使わせてもらってたりして。

          noteの記事を書いて、画像をつけようとするとAI画像の多さにちょっと違和感というかなんというか。「イヤなら見なきゃいいじゃん」と言われそうだけど、勝手に表示されるからね。と言いつつ過去記事にわからなくて使わせてもらってたりして。

          こんなことしてて何になる?

          昨日、仕事というか付き添わせてもらった程度だけど仕事に行き、家から外界に出て、普通の人たちの世界、世間を目にして、いかにこうなる前の自分、つまりメンタル不調や離婚を経験させらている前の普通の暮らしができていた自分が幸せだったんだろうと思った。 狭い道を行き交う人たち。そんな細い路地を気にせず走り抜ける車たち。踏切を横切る電車に乗車して移動していく人たち。洗車場で車を洗う人たち。街にはあふれる様々な人たちは一様に忙しそうでつまらなそうな顔に見えるけど、そんな人たちを、自分がう

          こんなことしてて何になる?

          仕事に行ったけど

          今日は知人が連れ出してくれて、知人の現場回りに付き合った。 家では寂しさと不安で動けず、泣いてばかりの自分が嘘のように ほとんど泣かずに助手席に座っていられた。 車の移動中、窓から見える景色にびっくりした。 世間はすっかり春だった。 現場で仕事も手伝った。 「なんでいちいち手袋するんだ」と言われながらも、なんとか仕事をした。 昼には ラーメン屋にも行きラーメンを食べて、ラーメン屋の小さなトイレにも気にせず入る。 コンビニのトイレにも行き、店内をなるべく戻らず車に向かう

          筋肉が無くなっていく

          何気なくお腹を触ったら、自分の知っている感覚が無かった。 そこにあったはずのちょっと力を入れるだけでくっきりと浮かび上がっていた腹筋が、すっかり弱弱しい状態になり少なくなっていた。 50歳を過ぎても腹は出ていないけど、筋肉が落ちている。 そりゃぁそうだよね、ベッドに逃げるような日々で腹筋が活躍するなんて場面はそうそうあるもんじゃないから。 あの日から何もかもが変わってしまい、変わっていく。 あの出来事があってすぐに電話した人に「あなたは死んだのよ」と言われた。それ位の

          どうして?どうして!?

          起きているのが辛いので、今日もベッドに逃げていたら、仕事関係で長い付き合いのある営業マンから突然電話が来た。 その人は定年をとっくに過ぎても会社に頼まれて働いていて、昨年退職。 オレのバリバリ稼いでいたころからの付き合いで、家族のことも知っている人だ。 もう80歳超えたくらいと高齢だけど、営業マンを絵に描いたような元気な人で、退職してもたまに電話をしたり、電話が来たりの仲だった。 当然、メンタル不調も知っていて「どお?調子!」と元気な声ではじまる電話も近年はやさしくて

          どうして?どうして!?

          次から次へと

          昨日、クリニックの受診日で、知人に(というかもう恩人です)クリニックに連れて行ってもらった。 知人はその日も朝6時には家を出て、200km近く車で走ってきて、そこから迎えに来てくれて、マジで忙しい人なんですが、受診とカウンセリングがあって数時間かかるのに、その後も駐車場で待っていてくれて、本当に感謝しかない。 精神科の先生はいつもお喋りな私に、診察前に決まって「時間がないから」と言うんだけど、5分診療なんていわれる昨今、結局前回は40分、今回も20分近くの時間を割いてくれ