「週刊少女コミック」の萩尾望都 Ⅳ 『トーマの心臓』1 -少年の解放感-
1、いまさら昔の話萩尾望都はマンガファン特に自分の世代には特別な存在だし、多くの人がその作品を語っている。ファンの人の思い入れの文章から、マンガ評論家、研究者という人たちによる、分析や研究書等がいくつも出て、今まで散々語られて来てる。
その中でも『トーマの心臓』は『ポーの一族』と並んで、萩尾望都の代表作だから、特に多く語られている。
初期作品の中では『11人いる!』を入れて、トップ3だと思う。
いろいろな世代の人を交えて、オールタイムで萩尾望都作品の人気投票しても、この三つ