*Muji*ヨーロッパで虐待トラウマ治療中

離婚独身子無し。毒親の虐待から逃げる様にヨーロッパへ移住して20年が経つも心は癒えず、…

*Muji*ヨーロッパで虐待トラウマ治療中

離婚独身子無し。毒親の虐待から逃げる様にヨーロッパへ移住して20年が経つも心は癒えず、傷だらけの人生しか生きられず、ガタがきて心療内科受診。 父親と元彼達から度々身体的暴力等を受け、複雑性PTDSの症状が見られるので、過去を受け入れ、トラウマの再演を止める為、22年夏治療開始。

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レ◯プ未遂に遭ってしまい、鬱発症で休職4ヶ月目 その14 抗鬱薬と不安症

翌日から抗鬱薬SSRIを飲み始めた。薬は嫌いだけど、色々調べて試しに飲んでみようと思った。今回は重い鬱になって、まともに生活できなくなってしまったので、さすがに自力で回復できる自信がなかった。服薬拒否したら、無料でカウンセリング受けさせてもらえなかったりして…と不安でもあり。飲んでると嘘つくのも気が引けた。本当に気が弱い。 そんな訳で朝食後、セルトラリン50mgを飲んだ。当時は朝方4時に寝て昼に起きていたので昼に飲んで、夕方頃から船酔いのような嘔吐感が出て、夜は覚醒して全く

    • レ◯プ未遂に遭ってしまい、鬱発症で休職4ヶ月目 その13 精神医Bとの出会い

      2月某日。主治医を変えて味覚を取り戻してから1週間後、 精神科を受診した日。 行く前から、全く期待しないようにと自分に言い聞かせる。何事も期待しなければ傷付かないのだ。しかもここは安い公立病院なので、客層はお金がない人たちや移民が多い。医者もピンキリという感じで、私は婦人科でキモいセクハラに遭って以来、公立病院は避けていた。 精神科医Bは、50代くらいの白人男性医師だ。ほっそりとして威圧感もなく、物静かなベテランという雰囲気。 挙動不審で事の経緯を話し、今まで色んな医師にもら

      • レ◯プ未遂に遭ってしまい、鬱発症で休職4ヶ月目 その12 新しい主治医で味覚復活

        5月からイラストを描き始めて、実は別アカウントでそれを掲載し始めました。自分の絵を扉絵に使って、成長を楽しみたいな。自己満足でごめんなさい。プラハに行ってみたい! 2月某日。 主治医を変える試みで、一般医を受診した日。 前回の痛手から立ち直っておらず、緊張する。 とても若い小柄なアジア系の女医で、ぱっと見は日本人に見えた。黒縁の眼鏡、白衣の下にボーダーのセーターとデニム、その日は雨だったので、可愛い紺色の長靴を履いていた。見た目でホッとする。 最近レイプ未遂に遭った事、1

        • レ◯プ未遂に遭ってしまい、鬱発症で休職4ヶ月目 その11鬱の辛かった初期の振り返り

          5月に入って急に症状がマシになって、家の中で座っていられる様になったが、4月末までが本当に酷い状態だった。こんな症状は初めて。今までも鬱っぽいなと気分が落ち込む時期はあったが、レベルが違った。 まるで風邪の症状が出ないインフルエンザに罹ってるみたいだった。熱はないのに頭も身体も重くて動かない。黒い靄に頭を突っ込んでいる様で、何もやる気が出ない。表情も死んでいる。10分と座っていられず、すぐ横になってしまう。シンクは汚れた食器で溢れているが何日も洗えない。無理して動くと息切れ

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        • 愛着障害、アダルトチルドレンからの回復
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          レ◯プ未遂に遭ってしまい、鬱発症で休職4ヶ月目 その⑩また医者を変える。

          女主治医Nに会って以降は更に体調もメンタルも悪化し、寝込んでいた。よって手帳にも日記にも何も書いていないし記憶もない。漆黒の空白期間。 やっぱあの医者はないわ。怖くて2週間後会いに行ける気がしない。不安だ。逃げよう。医者を変えよう。と思い立ち、ネットでリサーチしたのを覚えている。 女主治医Nだって本当は、薬を飲んでいれば防げたのに!との愛情から怒ってくれたのかもしれない。でも怒られたショックを思い出したり、2週間後また会う事を思うと、どうも気が休まらない。 虐待サバイバ

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          レ◯プ未遂に遭ってしまい、鬱発症で休職4か月目 その⑨主治医Nが怖い

          事件の初まりは以下のリンクから読めます。 スキ、やフォローして頂きありがとうございました! https://note.com/mujirush/n/n5fa1044dd0d0 2月某日。 ドクターストップの延長を書いてもらう為に女主治医Nの診察を受ける。1年ぶりだ。 前回は数回の忠告を無視して私が薬を止めたので、「今は不安障害でも、今から薬を飲んでおかないとゆくゆく鬱になるわよ。」と脅されたのだった。皮肉にも彼女の見立ては当たってしまったが、薬を飲まなかったせいではなく、原

          レ◯プ未遂に遭ってしまい、鬱発症で休職4か月目 その⑨主治医Nが怖い

          レ◯プ未遂に遭ってしまい、鬱発症で休職4か月目 その⑧薬が怖い

          とりあえずしっかり記憶があるのは最初のドクターストップから3日後に主治医のもとに診察に行った日だ。 この女主治医Nはまだ学校出たての20代(多分)。仕事をバリバリこなすぞ!という野心とエネルギーに溢れている。おかげで患者数もバリバリこなすので、5分診断が基本だった。話を聞くというスタンスではないし、キツイ抗精神薬を飲めと怒られて以来この人は苦手だった。 私は薬は本当に必要な時しか飲みたくない。1年前のドクターショッピング期に、おばあちゃん精神科医に複雑性PTSDと不安障害

          レ◯プ未遂に遭ってしまい、鬱発症で休職4か月目 その⑧薬が怖い

          レ◯プ未遂に遭ってしまい、鬱発症で休職4か月目 その⑦休職スタート

          そして次の日の早朝。 アラームで目は覚めたのに中々起き上がれなかった。もう完全に遅刻だ。無理に起きて準備してると動悸がしてきて、ぜーぜーと息が切れた。何これ、もう頑張るの無理。行くのやめよう。 男上司Lにどうしても動けないので休みます、すみませんと連絡した。 男上司Lはその日は休日だったので、一応現場にも知らせないとなと、少しだけ1人業務になる同僚男Jにも病欠メールをしておいた。そしたら即座にこの同僚男Jの携帯から電話が掛かってきた。怖くて出られない。携帯から何度掛けても私が

          レ◯プ未遂に遭ってしまい、鬱発症で休職4か月目 その⑦休職スタート

          レ◯プ未遂に遭ってしまい、鬱発症で休職4か月目 その⑥出社編

          時は2月某日。 何でこんなに苦しいのに職場へ向かってるんだろう…。しかも余り好きな職場でもないのに、自分でも何故頑張るのかがわからない。多分休むのが怖いからだろう。 職場に着いて早速上司の二人に会った。(男上司Lと女上司Cとします。) ここは社員が全部で15人しかいないファミリー企業。社長の縁故採用で社会経験ゼロで入社し、1年余りで出世させてもらった女上司C(つまり明に暗にとっても権力がある)に、私はパワハラ的仕打ちを受けた。最初は普通だったのに9月10月の繁忙期に入り豹変

          レ◯プ未遂に遭ってしまい、鬱発症で休職4か月目 その⑥出社編

          レ◯プ未遂に遭ってしまい、鬱発症で休職4か月目 その⑤自己暗示編

          休日が終わり、仕事である。その日は少し遅い出勤なので早起きしなくて良くて、起きるのはセーフだった。しかし身心共にまだショック状態にあるようで、頭は虚ろで身体の動きはスローだ。座ってるのも辛いのに今から働くなんて信じられなかった。でも職場に休むと連絡するのが怖いのだ。 仕事はまだ新人ポジションでプレッシャーも多く、何よりキツかったのが、最小限の人数で回しているので、この国で法的に認められている最長の契約時間で、入社以来ずっと週2日以上の休日が取れないまま8ヶ月以上働いていた事

          レ◯プ未遂に遭ってしまい、鬱発症で休職4か月目 その⑤自己暗示編

          レ◯プ未遂に遭ってしまい、鬱発症で休職4か月目 その④警察署編

          そのまま重い足取りで緊張しながら最寄りの警察署に向かった。 グレーの壁の暗く殺風景な取調室みたいな所に通され、若い男の警官と一対一で話した。この国では警官は態度は余り良くない。市民を守るのではなく市民を取り締まる仕事という立ち位置なので貫禄と威圧感たっぷりだ。一応ヨーロッパの大都市で移民も多く治安もまぁ悪いので、毎日犯罪ばかりで大変な任務なのだろう。私は苦手意識を持つと、言語能力も話をまとめる力も極端にポンコツになるので、事務的に調書を取りながらその警官は僅かに苛付いていた。

          レ◯プ未遂に遭ってしまい、鬱発症で休職4か月目 その④警察署編

          レ◯プ未遂に遭ってしまい、鬱発症で休職4か月目 その③福祉施設編

          幸いにも次の日も休みだった。薬のおかげでぐっすりと良く寝られた。私は普段からあらゆる薬をできる限り避けていたので、よく効いたのかもしれない。 しかし起きてからも身心共に全くダメであった。身体はスローだし、もう平常心を装えなくなっていた。椅子に座ったら同じ姿勢のまま、何もせずに4時間とか経過している。その間ずっと髪の毛をいじくっていただけだ。(30年も続く抜毛癖) まずいなぁと考えていた。ショックなので今はまだ元気出ないのは仕方ないけど、長年のトラウマが沢山あるから、何度でも

          レ◯プ未遂に遭ってしまい、鬱発症で休職4か月目 その③福祉施設編

          レ◯プ未遂に遭ってしまい、鬱発症で休職4か月目 その②精神科編

          男が帰った後、私は居間のソファに仰向けに倒れ込んだ。 涙がじんわりと溢れてきて、こんな経験は必要なかった…!と何度も強く思った。 時計を見たら11時頃だったと思う。その日は16時から眼科の予約が入っていた。私はヨシ!と意を決して起き上がった。負けてたまるか。こんな事で。 洗面所で口元を洗う。男の唾液が付着していて気持ち悪かった。 シャワーも浴びたかったが、ちゃんといつものジョギングを済ませてからにしたかった。休日の習慣は崩したくない。スポーツウェアに着替えて、外に出た。 走

          レ◯プ未遂に遭ってしまい、鬱発症で休職4か月目 その②精神科編

          レ◯プ未遂に遭ってしまい、鬱発症で休職4ヶ月目 その①事件の詳細編

          【性被害の描写があるので、トラウマのある方はご注意下さい】 2月の頭に、家に工事の見積もりを出してもらう為に業者を呼んだ。事前の電話によると、彼らは兄弟で個人事業主をしているそうだ。 朝9時頃。前回別の業者に襲われかけた教訓を元に、今回は朝にして、あえてお風呂にも入らず髪もボサボサ、一番汚い部屋着で人に見せられないような姿でお迎えした。 彼らは若い二人組のルーマニア系移民。チラッと見えた携帯の待ち受け画面が若い女の子の写真だった(この国では、パートナーがいるので誘惑しない

          レ◯プ未遂に遭ってしまい、鬱発症で休職4ヶ月目 その①事件の詳細編

          虐待サバイバーの宿命?その②トラウマの再演

          虐待のトラウマ治療を進める中で治療者に教わったのが、これが【トラウマの再演】と呼ばれるものだという事です。以下は治療者に教わったことの覚書です。 小さい頃に私が父親にされた性的な事や流血を伴う激し目の暴力行為は、瞬間冷凍されトラウマ記憶として、何も感じないように私の内側のどこか奥の方に仕舞われていたんだそうです。 外敵に襲われ「死ぬかもしれない」と思った時は、動物も同じようにフリーズし、死んだふりをするそうで、これは生命の本能だそうです。 逃げるか、闘うか、フリーズか。

          虐待サバイバーの宿命?その②トラウマの再演

          虐待サバイバーの宿命?その①変質者ホイホイの私

          恋愛においては、過去に3人の元彼氏に首を絞められたり、刃物持ち出されたり、頭突きされたり等の色々な暴力を受けた私ですが、( 一度でも暴力を振るわれたら見切りを付け別れています) それ以外の人間関係でも、日々変質者を大量に引き寄せていました。 同僚、旅先で出会う人、日常で関わる人などの多くの人と、私は上手く境界線が引けずに侵入されている様です。 この国では皆自己主張がかなり激しいのに、私はここ7年間は特に精神的に弱っているせいで、不幸にも自己主張が年々下手になっています。

          虐待サバイバーの宿命?その①変質者ホイホイの私