世界一といわれるルイジアナ美術館は本当におすすめの場所でした
デンマークで私が一番気に入った超絶おすすめの場所、それはルイジアナ美術館です。世界一美しい美術館と言われるそうですが、納得。晴れたあたたかい日なら丸一日を過ごしたいと思うほどでした。短い旅行中なのでそれはできなかったけれど、コペンハーゲンに行く方にはぜひおすすめしたいので記録を書いておきます。
コペンハーゲンの中心部から電車で1時間ほどの場所にあるルイジアナ美術館。駅からも15分ほど歩きます。11時の開館に合わせ、10分ほど早く着きました。
開館直前は、長蛇の列でした。上の写真が撮れたのは午後2時ごろ。でも、ぜひ開館から来ることをおすすめしたいです。
コペンハーゲンカードを建物の入り口で見せて、スキャンしてもらって入館。
回廊は中庭や湖など、自然との一体感を感じさせます。木漏れ日を浴びているだけでも充分なほど心地いいです。
春になりたてのコペンハーゲンの空気は、まだ少しひんやりとしていて、でもとても気持ちがいいです。あんなに並んでいた人たちも散り散りとなり、この湖にはこのとき私ひとりでした。
美術館内にはカフェレストランもあります。お昼過ぎにはテラス席はいっぱいでした。そりゃあこんなに天気がいいんだもん、みんなテラスがいいよね。(北欧の人たちは夏が特に短いからこそ、日光浴がだいすき)
この中庭が、海と森を同時に感じられる非常に気持ちのいい場所でした。寒すぎず暑すぎずの日には、ここで丸一日過ごせるのではないかと思うほど。いや、過ごしたい!
そして、草間彌生さんの展示がありました。一度に最大4人までしか入らない部屋の展示は、一度列ができるとどんどん伸びていきました。(MAXで1分まで!という表示も。)
地下の展示に心がざわつき、光を求めて外へやってきました。先ほどの芝生の方に戻って、海を見ながら持ってきたパンを食べたいと思います。
カルダモンのパンがお供。パン自体も美味しいのですが景色も相まって、召されるのではないかと思うほど穏やかな時間でした。子供達が丘を駆け回っていたり、りんごに齧り付きながら海を見る人がいたり、みんな思い思いに陽の光を浴びていました。
アートを無理に楽しもうとしなくても、十分すぎるほどの時間でした。気になるものは気になるし、自分にはその時刺さらないものは別に無理して勉強しなくていいのかも。そんなことを思いながら、アートと自然に心が開かれていきました。
気候にも恵まれて、ほんとうに心地のいい場所でした。気になった展示もいくつかあり、そこでじっくり過ごすことができたのもよかったです。また来たいな。
めちゃくちゃおすすめなので、天気のいい日に。コペンハーゲンを訪れる際には、ぜひ足を伸ばしてみてください。
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