自分に合った車

昨日は僕がどうしてもやりたかったネタをやった。笑いが少なかった。伝わってなかった。終わりできてた人たちに感想を聞いたら「深い」と言われた。君のジョークは他の芸人と違う、深くてデイブシャペルのようだ、と。デイブシャペルは僕の大好きな芸人だ、彼は俺を喜ばせたかったのか、すごく僕の気分を上げてくれることを言ってくれた。しかしデイブシャペルと違って笑いはなかった。彼はとても深い話で圧倒的に笑いをとる。おれ

調子のいい時はできる自分を想像するが、悪かったら自分はできないんだと思い込む。本当に自分を大切にしない人間だ

もし僕が特攻隊だったら

夜、窓を開けててもひんやりとした風が入ってくる、少し厚着をして今夜はゆず酒を炭酸で割って、ケニードリューという人の音楽を聴きながら、ネットで特攻隊の人たちの手紙を読んでいた。特攻隊の手紙を？！こいつなにやってるんだ、と思うかもしれないけどたまたまね。笑　　7月に日本に帰るから、映画の番宣でラジオに出たいとマネージャーにお願いしたら、パラダイスさんと二人で話しますか？と来たからあいつは、１９歳と話し

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6分やっていいよ

あ、そういえば嬉しいことがあったんだ。読んでくれてる人にお裾分けを。水曜にたまに出演するオープンマイクがある。小さな町の外れにあるBARでいつも酔っ払い相手にやってる。ヤジが飛んでくるのは日常茶飯事だけど「むっ、こいつ、面白い」と思ったら素直なもんで、ピタッと話すのをやめ、ちゃんと観て、ちゃんとオチで爆笑してくれる。退屈だからヤジを飛ばしたりするんだろう。水曜、夜10時半からやってるんだけど、ネタ

関心領域

関心領域という映画を試写で観た。アウシュビッツ収容所のすぐそばで暮らすアウシュビッツの所長とその家族の話。壁を一つ越えたアウシュビッツの中ではユダヤ人の人たちが毒ガスや銃で殺され続けてる、その壁のすぐ外では所長の家族がとても幸せに暮らしてる。その家族の日常を淡々と描いてる、例えば所長が転勤になるって時、奥さんはせっかくこんないい暮らしができてるのに、上の人になんとか言ってよ、と言ってごねる。彼女の

ホームシック

僕はいまホームシックだ。しかしアメリカが嫌いなわけじゃない。よくアメリカに来た人で物価が高く、治安も悪く、日本がいかにいい国か分かったと言って帰る人がいるけど、それとは全く違う。正直治安にも物価にもさほど興味はない。僕がホームシックになるのは僕が友達がほとんどいないからだ、完全にいないと言えば嘘になる、助けてくれるコメディアンはいるし日本人の友達も多くいる。でもコメディアンたちは皆自分のショーや本

ニューヨークの子供の鳩

家の近くのコインランドリーで服を乾燥してる間、向かいのバーのテラスでスピリットを飲んでネタでも考えいた、たくさんの人間と一緒にヒョコヒョコと歩く鳩の子供がいた。人間に対しての警戒心ゼロなのか、子供だからか、ヒョコヒョコと人間と一緒に歩いてた、彼は道路を横断しようとした、そこは一車線だけど、車通りが多いので、危ないと思って、彼のところに行き、足で、歩道の方に追いやった。本当は手で持ってあげたかったん

えのき

壁

長崎のおばあちゃん

今日

朝8時半に起きた。今の気持ちは今日をやすやすと明日にさせてたまるかという気持ちでいっぱいです。昨日はやすやすと明日にしてしまった。明日はその時が来ると今日の顔をして俺の横にいてくれるんだけど後ろにはまた違う今日が明日のフリをして後ろで待ってる。あの頃は未来だと思ってたやつがいま今日の顔をして何食わぬ顔で一緒にいるんだから。