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めいそう日記Ver2〜Day287:空白から生まれる


1. 瞑想小咄〜空白から生まれる

新しいものは、ひらめきやアイデアから生まれることが多い。クライアントに提案するプレゼンテーションの内容から、俳句まで、あれこれと頭の中で考え込んでみても、なかなかしっくり来るものが生まれてこない。しかし、ふとした瞬間のひらめきやアイデアによって、「これだ!」と思う新しいものを作り出すことができる。ひらめきやアイデアは、ものづくりに欠かすことができないものだ。

さて、ではひらめきやアイデアはどんな瞬間に浮かんでくるものなのだろうか。人によってはお風呂に浸かっていることもあるだろうし、無心でパソコンのキーボードを打っているときでもあるだろう。それぞれ異なると思うのだが、一つのポイントとしては、自分自身があれこれと思考していないタイミングなのではないだろうか。

私はほぼ毎日ブログの記事を書いている。当然、毎日記事を書いていると、ネタに困ることがある。以前も同じような内容で記事を書いたことがあると思うが、確かその時は身近なことを書く、ようなことを述べたような気がする。

身近なことで心が少し動いた出来事。それらを自分なりに咀嚼して、掘り下げてみることによって記事を生み出す。私のブログは自分が感じたことを適当に述べているだけなので、自分の心の動きに注目をしているとネタができることがある。

もう一つ、ネタづくりとして活用していることがある。それは、内容を考える前に、タイトルが頭の中に浮かんでくることだ。最近書いた「趣味は縁」という記事も、先にタイトルが頭の中に浮かんできた。一方この記事は、その体験をもとにして書いている。私のネタづくりは、いわば二本立てのようなものだ。

さて、「趣味は縁」というタイトルがひらめいたのはどんな時かというと、実は居合の稽古をしている時だった。集中して稽古をしているときに、なぜブログの記事のタイトルが思い浮かぶのか。それはきっと、集中していて頭の中で思考しておらず、頭の中が空白の状態だったからこそなのではないかと思う。

思考をしていると、なかなかいい案が浮かんでこないものだ。俳句作りをする時もそうだ。なんとかして俳句を捻り出さなきゃと、あれこれ頭の中で考えていると、どうしてもいい句ができない。かと思いきや、ぼんやりと神宮の森の中を歩いているときに、ふと頭の中に言葉が浮かんでくることがある。その言葉をもとに俳句を作ると、自分なりには結構いい句を作ることができたりする。

アイデアやひらめきは、自分の頭が空白になったタイミングで降ってくるものだ。逆にいえば、頭の中が思考でいっぱいになっていると、なかなか降って来るものも降ってこないということでもある。

瞑想は雑念を取り去って、自分の頭の中を空白にするための方法の一つでもある。マインドフルネスも同様で、思考してしまう自分を少し止めて、目の前の物事に集中しようというものだ。どちらもキーワードは「空白」なのではないだろうか。

何かに行き詰まったとき。いいアイデアが欲しいと思えば思うほど考え込んでしまうものだ。しかし、そんな時こそあえて「空白」の時間を作ってみる。自分が「空白」になれる時間を作ってみる。そんなことが、忙しい現代人の私たちにとって、とても有益なことなのではないかと思うのだ。

2. 今日の瞑想〜2024.5.19 Sun 6:55〜(15min)

日曜日の朝。今日は仕事があるので早めに起床。さて、仕事にそなえて瞑想しよう。

今日の瞑想音楽はこれ。

姿勢を整えて座る。音楽に耳を傾けてみる。しばらくの間は雑念なく集中できた。今日は比較的雑念自体少なめ。全体的に眠い感じ。今日も一日頑張らないとなぁ。

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