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どーも。きよともです。
RPAについて思ったことをポツポツ書いてます

RPAの概念について。
いま色んな会社がRPAを提案しているみたいだけど、それってどうなのって話

RPAって車みたいなもの。

遠くに行く機会が多い人に、移動手段として、
「タクシー」を提案するのと、
「自家用車」を提案するのは
似てるようで全く違う。

タクシーであれば、乗るだけで良い。
あとは運転手さんが目的地まで連れて行ってくれる。
非常に楽ちん。

一方で自家用車はどうか。
もちろん便利だが、タクシーと違い、
自分で運転する必要があるし、
その為には運転する技術(免許)が必要がある。

もちろん、どっちが良いというものではなく、
目的や価格などで最適な方を選択すれば良い。

ただRPAにおいて気になる事がある。

上記の説明でいくとRPAを「タクシー」として
提案しているようなケースが多いように感じる。

「●●を自動化しませんか?」
「●●を自動化して100時間の削減が出来ます」
「他社で1000時間の削減に成功しています」

など、
まるでRPAを導入すれば、
同じ効果を生み出せるような提案だ。

企業側はまさしくタクシーに乗るような感覚で
RPAさえ導入すれば、
簡単に自動化という目的地に着くように捉えてしまう。

が実際は違う。
導入後に待っているのは実は「自家用車」という現実。

運転するには運転技術が必要。
その技術は1日2日で身につくものではなく、
時間をかけないと習得できない。

技術が無いまま運転しようとすると事故のリスクも上がる。

結局、そんな暇も根気も無く、
自家用車は車庫に眠ったままになる。

こういった流れで失敗しているケースをよく聞く。

改めて言うが、「自家用車」が悪いわけではない。
自家用車は自家用車のメリットがある。

もんだいはタクシーを装い、自家用車を売る事。

自家用車のメリットとしては、
タクシーよりもより自由に使える事。

始めは通勤手段に使っていたけど、
慣れてきたら買い物や帰省や旅行など
様々なシーンで気軽に使える。

もちろん運転技術を磨く必要はあるが、
最初にそこに時間やお金をかける価値は充分にある。

これはRPAも一緒で、最初はスキル習得は必要
学ぶのに時間もかかるし、根気もいる。

でも慣れれば、当初の目的以外の業務でも利用でき
自動化したい業務をどんどん広げていける。

自分達のやりたい事を自分達の力でやれる。

そういった魅力がRPAにはある。

営業担当はRPAはそもそもどういったものか?を
正しく伝える必要があるし、
企業側はRPAのメリット・デメリットをきちんと理解した上で
導入するか検討していって欲しいと思う。

▼お薦めの本
RPAに関する本はたくさんあり、私も20冊ほど読みましたが、
一番おすすめがこちら。

PAの本は全体的に、
RPAにおけるメリットやデメリット
・導入事例
・RPAの将来性
など似た内容が多いですが、
この本は「RPAとは」というのが体系的に書かれており、
絵での説明も多くわかりやすいです。

読みやすい割には情報の横幅が広く、
全体感を知るのにはとてもいいかなと思います

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