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形而「JOKER」学入門

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2019年10月に公開された映画「JOKER」は、公開後すぐに一部の人たちの間で、様々な解釈と物議を醸しました。 今回のマガジンは、その話題作「JOKER」の個人的な感想から始ま… もっと読む
映画「JOKER」下から見るか、横から見るか?それとも上から見下ろすか!? 中身の解説は各所で詳… もっと詳しく
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映画の感想文の前文

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本当の呪いは笑顔の中にある

タイトルはもちろん「本当の悪は笑顔の中にある」より。映画JOKERの感想文、私の本音バージョン、ネタバレアリアリで。 アーサーが受けた「呪い」には、もう、いちいち「覚えがある」のだ。

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いずれJOKERにならぬように

では、息子バージョン!インタビューして文章化してみた。タイトルも息子がつけたよ!ネタバレ満載、閲覧注意、引き返すなら、今!そして長いよ!

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JOKERは続くよどこまでも

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【連載】アーサー王かく語りき〜①長い夜の始まり

2019年、最も話題になった映画のひとつ「JOKER」。 世界中で大人気のアメコミ「バットマン」に登場する、バットマン最大のライバルにして、その人気を二分する「ジョーカー」の誕生秘話である。 しかし公開された映画は、単なるキャラクターモノの枠にとどまらず、映画を観た多くの人が「誰かと何かを語り合いたい」と思わせる不思議な魅力を持ち、公開後またたく間に世間には多くの解説が溢れる、ある種の社会現象になりました。 そんな中、語り出したら止まらない「なんさん(以下:な)」と「い

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【連載】アーサー王かく語りき〜②弱者は救いを求めたか

【振り返り】 映画の話を始めたはずが、気付けば二人はゴッサムシティに入り込み、そこで見聞きした人々や出来事を語り合いながら、気ままな珍道中を始めたようです。 「ジョーカー寄り」ないさけんさんと「なんでジョーカーやってないんだろう私?」ななんさん。 今回は、そんな二人が「弱者」について語り始めます。さてさて、二人の会話はこの先どこへいくのか? それではどうぞ、続きをご覧ください。

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【連載】アーサー王かく語りき③お金と弱者、あるいは男と女

【前回までのふたり】 弱者とは何なのか、強者とは何なのか。 そして、二人がたどり着く「弱者と強者」とは!? 今回、話は意外な方向へと転がり出す! それでは、終わりの見えない長い旅の続きを… おっと、その前に!今回のお話にちらっと登場する方の紹介をさせてください! 宇樹義子さんです! こちらの本の発売記念宇樹先生インタビューのツイキャスはこちら!絶賛無料公開中です。音声のみで90分ありますが、こちらも濃ゆいお話を聞かせていただいております!本文中にも関連事項が出てまいり

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【連載】アーサー王かく語りき ④あなたもジョーカーかもしれない(弱者と強者の輪舞曲)

お金、性別、立場…様々な違いの中で、それぞれが背負うことになる「リスク」という十字架。 その「リスク」が人を、弱者と強者に分かつのか。 先の見えない旅の途中、二人に差した一筋の光はしかし、どうやらさらに別の何かを照らし出し始めたようです。 それでは今回も、旅の行く末を見守ってください。

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【連載】アーサー王かく語りき ⑤そして道化師は不敵に笑う

ジョーカーな二人は、弱者と強者の垣根を飄々と飛び越えて、まさに道化師のごとく天真爛漫に(あるいは傍若無人に)舞い踊る。 そして、一向に畳まれる気配のない大風呂敷を前に、さらに「涙と笑い」について話し始めます。 【註釈】 これまでも何度か引用されてきたニーチェ。その著書の中の言葉が、今回はさらにいくつか出てきます。それぞれの言葉についての詳しい解説は、こちらのサイトを見てくださいね。 いろんなコーナーがありますのでお楽しみください!!ワンダーランドの冒頭の文章は、なんが書

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【連載】アーサー王かく語りき ⑥加虐の種を蒔いたその先に

笑いが時に加害へと変わるとき、それは様々なトラブルを引き起こす。 人は何を笑うのか、人はなぜ笑うのか。 笑いを止めない道化師の二人は今回、はてさてどこへ向かうのでしょう。 おっとその前に。今回登場する「イチマル」を紹介しておきます。ま、なんの息子と同一人物なんですが、「息子」と呼ぶ時と「イチマルさん」と呼ぶ時には、意識的な違いがあります。息子という感覚と、しっかりした意見を述べる一人の友人の感覚があるのです。イチマルさんのJOKER感想インタビューの記事はこちら。 そ

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【連載】アーサー王かく語りき⑦ ゴッサムシティからの帰還

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