naoto

事業経営←戦略コンサル←米大学研究者(ホワイトハウスで発表)←京大博士 | 生成AIを…

naoto

事業経営←戦略コンサル←米大学研究者(ホワイトハウスで発表)←京大博士 | 生成AIを含めたテック事業をやっています | 相談はDMまで

最近の記事

【論文紹介】機械学習を利用してビールの味を予測・改善する

前提人間の5感には、視覚、聴覚、味覚、嗅覚、触覚がある。視覚、聴覚については近年の生成AIで爆発的に研究論文やアプリケーションが生まれている。一方で、味覚、嗅覚についてはそこまで事例は多いという印象を個人的に感じていない。この理由としては、1)味覚や嗅覚は適切な言語化が容易ではないこと(評価が一意になりづらい)、2)評価の主観性が高い、のではないかと感じている。 そんななか、今年の2月にNature communicationsで機械学習と言語モデルを利用して、ビールの味を予

    • 2030年のLLMのベンチマークはどうなるんだろうか

      前提たぶん来年か再来年には平均的な人類より頭のよい言語モデルが出来て、2030年代初頭くらいには人類より数十倍賢い言語モデルができるのだと想定している。そのときのベンチマークは何になるんだろうか? 例えば、2030年代初頭には、人類がチンパンジーくらいの知能だとしたときに、AIが人類くらいの知能になっていると想定される。そのときに、人類がチンパンジーくらいの知能しかないとして、(自分たちより圧倒的に知的レベルが高い)人間の知能の評価をどうやればよいのだろうか?もっと言うと、

    【論文紹介】機械学習を利用してビールの味を予測・改善する