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はじめまして! なお屋と申します(^^) 『最強のぼっち王女がグイグイ来る! オレは…

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はじめまして! なお屋と申します(^^) 『最強のぼっち王女がグイグイ来る! オレは王城追放されたのに、なんで?』 というラブコメ風ファンタジー小説を書いております。ぜひご一読くださいませ!

マガジン

  • 一気読み用マガジン:最強のぼっち王女がグイグイ来る!...

    『最強のぼっち王女がグイグイ来る! オレは王城追放されたのに、なんで?』マガジンです。 『固定された記事』に第1話を固定しているので、そこから読んでね! このマガジン経由でアクセスすれば、本作以外の投稿を除外して次の記事に飛べます。 【追放系ラブコメ】ぼっちなツンデレ美少女と、気ままな旅に出掛けない? 超絶天才美少女なツンデレ王女→有能だけど性格に難ありで王族追放。 平民でも衛士になった主人公→身分を理由に理不尽にも衛士追放。 身分も立場も違うそんな二人は、同日に追放されたことで奇妙な出会いを果たします。 すると主人公は、ぼっち王女にグイグイ来られて……!? 空気が読めないぼっち王女に主人公は翻弄されまくり、なぜかデートっぽいことになったと思ったら、あげくの果てには一緒に一晩明かしたり……!? そんな異世界の追放ラブコメ。ぜひゆるりとお楽しみください(^^)

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なお屋へようこそ! 自己紹介です(^^)

この度はプロフィールにアクセス頂きありがとうございます! なお屋こと佐々木直也と申します。 さてこのページでは、どうしてぼくがライトノベルなんぞ書いているのかを、ちょいとお話させて頂ければと思います。 どうぞよろしくお願い致します(^^) キッカケは厨二病!ぼくは中学2年のころ、ライトノベル(通称ラノベ)にドハマりしまして、それで書くようになりました。まさに厨二病! 大学に入ると、講義も受けずにラノベを書いては新人賞に応募して、ことごとく落選するの繰り返し……という

    • 5年ぶりにMacを新調(><)b カスタマイズするとけっこう待たされるので、いつもこの期間がもどかしい(笑) 最新のファンレスは、ぼくの作業に耐えられるかなぁ? 昔、ファンレスMac買ったら全然使えず、1ヶ月で買い換えたという苦い思い出があるからなぁ……ドキドキ……

      • [3−32]最強のぼっち王女がグイグイ来る! オレは王城追放されたのに、なんで?

        第3章最終話 できれば……見ないでやってほしい(涙) アルデたちが、同窓会改め懇親会を開始してから約2時間後。  ティスリは──………………泥酔していた。 「あはは! あはははは! お酒、おいしーーーー!!」  もはや、普段の冷静沈着ぶりなど見る影もなく……グラスを高々と上げて、ティスリは一人で勝手にはしゃいでいた。  しかもティスリが酔っ払ったのに乗じて、ナーヴィンがさらに煽ってくる。 「ティスリさん、サイコーーー! 酔ったあなたもステキです結婚して!!」 「あ

        • [3−31]最強のぼっち王女がグイグイ来る! オレは王城追放されたのに、なんで?

          第31話 お前、ぼっちだったもんなぁ…… 懇親会が始まり、ティスリは和やかな雰囲気を楽しんでいました。  基本的にはナーヴィンさんがこの場を盛り上げてくれて、村のことや農業のことなど、冗談を交えつつ話してくれました。市井には疎いわたしにとっては、なかなかに興味深い話です。  ミアさんからは、学校時代のアルデの話を聞けました。まぁ予想していたことではありましたが、勉学に関してアルデは落第寸前だったようですね。本人は認めていませんでしたが。  最低限の読み書き計算は出来るよ

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        なお屋へようこそ! 自己紹介です(^^)

        • 5年ぶりにMacを新調(><)b カスタマイズするとけっこう待たされるので、いつもこの期間がもどかしい(笑) 最新のファンレスは、ぼくの作業に耐えられるかなぁ? 昔、ファンレスMac買ったら全然使えず、1ヶ月で買い換えたという苦い思い出があるからなぁ……ドキドキ……

        • [3−32]最強のぼっち王女がグイグイ来る! オレは王城追放されたのに、なんで?

        • [3−31]最強のぼっち王女がグイグイ来る! オレは王城追放されたのに、なんで?

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        • 一気読み用マガジン:最強のぼっち王女がグイグイ来る!...
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          [3−30]最強のぼっち王女がグイグイ来る! オレは王城追放されたのに、なんで?

          第30話 飲酒魔法ですよ。忘れたのですか? 一通りの農業体験を終えたティスリ、アルデ、ユイナスさんは、その晩、ミアさんのお宅に訪れました。先日計画したアルデの同窓会に参加するために。  まぁ部外者のわたしも参加するので、同窓会というよりは懇親会という感じになりましたが。 「あれ? 面子ってコレだけなの?」  そうしてミアさんにリビングへと案内されると、アルデが首を傾げます。リビングの中にいたのはナーヴィンさんだけでした。 「よぉ。遅かったじゃないか」  配膳を手伝っ

          [3−30]最強のぼっち王女がグイグイ来る! オレは王城追放されたのに、なんで?

          [3−29]最強のぼっち王女がグイグイ来る! オレは王城追放されたのに、なんで?

          第29話 ついに……ついに見つけたのですよ! ユイナスは、リリィのいる天幕へと来ていた。ティスリの状況を報告するために。  ティスリは夕方まで農業体験をしていたが、今日一日──たった一日で、ミアの麦畑は刈り取り完了してしまった。あの女の魔法によって。  さらにその後に続く脱穀などの各作業も、ティスリは魔法を使ってどんどん進めてしまった。その結果、大人数で向こう一ヵ月はかかると思われていた農作業は、数日もあれば終わってしまいそうな勢いだ。  もはや、ティスリ一人いればうち

          [3−29]最強のぼっち王女がグイグイ来る! オレは王城追放されたのに、なんで?

          [3−28]最強のぼっち王女がグイグイ来る! オレは王城追放されたのに、なんで?

          第28話 ティスリさんは、本当に本物の女神様だよ!! アルデたちは麦畑に戻ってくると、その畑の前で整列した。  一列に並んだオレたちの一歩前に出たティスリは、無詠唱でいきなり魔法を発現する。 「刈り取り」  すると平べったい竜巻のような空気の渦がいくつも現れる。荷馬車の車輪程度で、その色はグリーン。  そんな空気の渦が、麦畑の区画一辺に整列したかと思うと前進を始め、シャカシャカシャカ──! と音を立てながら麦の刈り取りを始めた。  その様子を見て、ウルグが身を乗り出

          [3−28]最強のぼっち王女がグイグイ来る! オレは王城追放されたのに、なんで?

          がーん……期待してたChatGPTのMacアプリが使えないなんて(ToT) なにげにIntel Macだしねぇ。これまで支障なかったから換えなかったけど、OSバージョンアップもサポート外になり、不具合も多くなってきたし、いよいよ支障が出てきたか…… ということで買い換えるか〜

          がーん……期待してたChatGPTのMacアプリが使えないなんて(ToT) なにげにIntel Macだしねぇ。これまで支障なかったから換えなかったけど、OSバージョンアップもサポート外になり、不具合も多くなってきたし、いよいよ支障が出てきたか…… ということで買い換えるか〜

          [3−27]最強のぼっち王女がグイグイ来る! オレは王城追放されたのに、なんで?

          第27話 お前なら、火中の栗くらい拾えそうだな アルデは、ティスリが気を使ってくれているとはちょっと信じられなかったが……オレがそんな戸惑いを感じている内に、昼休憩は終わってしまう。  村の若い連中とティスリは、一通りの面通しを終えて、あとはナーヴィンを中心に雑談をしているようだが、そこにウルグが声を掛けた。 「ほーれ、休憩時間はもう終わりじゃぞ。自分の仕事に戻れ」  すると全員がブーイングを上げる。なんだが学校のノリそのまんまだな。卒業してけっこう経つというのに。

          [3−27]最強のぼっち王女がグイグイ来る! オレは王城追放されたのに、なんで?

          [3−26]最強のぼっち王女がグイグイ来る! オレは王城追放されたのに、なんで?

          第26話 最強の天才であるがゆえに、ぼっちでコミュ障 アルデたちが真面目な話をしていると、ふと、視界の端に村人の姿が入った。  それも一人二人の姿ではなく、ざっと数えただけでも十数人はいるだろう。そしてその先頭をナーヴィンが歩いていた。 「はぁ……やっぱり来たか」  オレはため息をつくと立ち上がる。そんなオレをティスリが見上げてきた。 「アルデ、あの人達は?」 「さっき言ってた、村の若い連中だよ」 「ああ……ということは、皆さんアルデの友人ですか?」 「まぁな。

          [3−26]最強のぼっち王女がグイグイ来る! オレは王城追放されたのに、なんで?

          [3−25]最強のぼっち王女がグイグイ来る! オレは王城追放されたのに、なんで?

          第25話 そんなことばかり考えていたから……臣民の窮状に気づかなかったのですよ アルデが心の中でウルグに文句を言うも、当の本人は素知らぬ顔で、全員に弁当を手渡していた。さらに車座に座ったオレたちの中心に、ライ麦パンの山盛りバスケットを置く。  各人に配られた弁当を空けると、野菜炒めとゆで卵が入っていた。 「政商の娘さんと聞いていたが、こんな昼飯で大丈夫か?」  ウルグにそう問われたティスリは笑顔で頷く。 「ええ、十分です。ランチまでご用意して頂き、ありがとうございます

          [3−25]最強のぼっち王女がグイグイ来る! オレは王城追放されたのに、なんで?

          [3−24]最強のぼっち王女がグイグイ来る! オレは王城追放されたのに、なんで?

          第24話 オレはなぜか、二の腕をティスリにつねられた  昼になり、アルデたちは、畑近くに生えている木々の木陰で食事を取ることにした。  使い古された敷物を木陰に何枚も敷いて、みんなで車座になって食事をしようというわけだ。オレたち以外にも農作業をやっている村人がいるから、十数名分の敷物が敷き詰められる。  そしてオレたちは──どこに座るかで揉めていた。 「わたしは当然、お兄ちゃんの隣だからね!」    そう言って譲らないユイナスに、オレは頷いてみせる。 「分かった分か

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          [3−23]最強のぼっち王女がグイグイ来る! オレは王城追放されたのに、なんで?

          第23話 農家に一人、魔法士ですか……悪くないですね…… もはや恒例行事といってもいいかもしれない朝の一悶着をこなした後、アルデたちは、ミアの農地にやってきた。魔動車がなかったら遅刻してたところだ。  ちなみに……魔動車に乗り込んだユイナスがそのスピードに驚いたり、魔動車を乗り付けたら村人達が驚いたりしたが、まぁその辺は想定通りといったところか。  そうして農地に集まったのは、オレたち三人の他にはミアと、あとウルグじいさんがいた。それ以外の村人たちは、すでに作業を開始して

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          [3−22]最強のぼっち王女がグイグイ来る! オレは王城追放されたのに、なんで?

          第22話 さて……そのお姫様の今日の機嫌は如何に?「ふあぁぁぁ……眠い……」  よく考えたら久しぶりの早起きに、アルデは大きな欠伸をしてからベッドから起きる。  これまでも、そこまで寝坊していたつもりはないが、農民の朝は早いからなぁ。日が昇ると同時に起きるなんて久しぶりだ。もっとも村人たちは、日が昇る前から仕事の準備をしているはずだが。  そう考えると、ティスリの護衛という仕事がどんだけラクなのか思い知らされるな──まぁ、たまに死にそうな目に遭うけど。  けど最近はそ

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          [3−21]最強のぼっち王女がグイグイ来る! オレは王城追放されたのに、なんで?

          第21話 まるで、巧妙なトラップを仕掛ける狩人のような女ね! 女狐のくせに!!「ああ、そのコのこと嫌いなんだ?」  ユイナスのカマかけに、しかしティスリはそこまで慌てることはなかったけど、さりとてハッキリとは答えてこない。 「いえ、嫌いというわけではないのですけれど……」  煮え切らないその態度にイラッとしたわたしは、さらに突っ込んで聞いた。 「なら苦手なのね?」  するとティスリは小さく頷いて「そうですね……そうかもしれません」とつぶやく。  う、う〜〜〜ん……

          [3−21]最強のぼっち王女がグイグイ来る! オレは王城追放されたのに、なんで?

          [3−20]最強のぼっち王女がグイグイ来る! オレは王城追放されたのに、なんで?

          第20話 ということはティスリって、リリィのことが……「まぁまぁ……! ミアちゃんと会ったの?」 「ええ……中央広場で偶然に」 「どうだった!?」 「え、えっと……どうだったとは、どういう意味でしょう……?」  夕食が始まり、ユイナスはむっつりしながらも、あの女──ティスリとお母さんの会話を聞いていた。  ティスリと一緒に食事するなんて冗談じゃないわよ部屋をわざわざ宛がったんだからそこで大人しく独りで食べてなさいよ──という言葉が喉元まで出かかっているのだけれど、「

          [3−20]最強のぼっち王女がグイグイ来る! オレは王城追放されたのに、なんで?