あさぬまえりな

絵描きになろうと、意を決して退職。 その道のりは遠いなか、美術館行ったり、旅行いったり…

あさぬまえりな

絵描きになろうと、意を決して退職。 その道のりは遠いなか、美術館行ったり、旅行いったり、日々思うこともなどを綴っています。

最近の記事

5月の振り返り

なんと2024年の折り返しの月、6月が来てしまいました。早い! 5月をスケジュール帳を眺めていると、今月もなかなか色々とやったなーと思ったので、さっそく振り返ってみたいと思います。 いつもの通り、超個人的な振り返りとなりますので悪しからず…… 全体的な振り返り5月は大きく2つに分かれている感じで、前半(といっても最初の1週間強)は美術館の監視員のバイトに勤しみ、その後美術館が展示替え期間に入ったため休館となり、その間に製作に従事した形になりました。 と言いつつ、4月と5月で

    • カラーを描く日

      実は毎月、携帯の壁紙を作成していたりします。 元々はカレンダー付の壁紙が欲しくて、ネット上でピンとくるのに巡り合えず、じゃあ自分で作っちゃおうと、かれこれ3年くらい作ってます。 ブログにのせて無料配布とかもしていた時期がありましたが、なんだか面倒臭くなってしまって(こら)、今は家族に共有するくらい。 そうなるとちょっと気が楽になって、自分の勉強も兼ねて、今年は毎月、花を描こうと決めました。 そんなこんなで6月の壁紙用に描いたのがカラー。 因みに、以前も花シリーズをしたことが

      • Netflix デッドボーイ探偵社

        Netflixのドラマやドキュメンタリーを結構観ている気がしてきたので、自分の記録も兼ねて観たものの感想を書いていこうと思い立ちました。 ということで、しょっぱなは最近観終わった「デッドボーイ探偵社」についてです。 大まかなあらすじ世界線としては私の大好きなNetflixドラマ「サンドマン」と同じで、ということはDCコミックのキャラクターがベースになっているドラマです。 「サンドマン」にも出てきたデス(Death)も出てきます。 エドウィンとチャールズが営むデッドボーイ探

        • 美術館の壁

          美術館やギャラリーを「ホワイトキューブ」と呼ばれることもあることから、美術館の壁といえば白いのが一般的ではないだろうか。 ところが最近の展覧会では、絵に合わせてか、セクションのテーマに合わせて、白以外の色にすることが増えているような気がする。 例えばその展覧会の目玉の作品の壁のみ暗い赤色にしてみたり、水のテーマの作品郡の壁を一面水色にしてみたり。 最初にそのような展覧会に遭遇した時には、あまりに演出し過ぎではないかと、ちょっと批判的であった。 白い壁は作品そのものを鑑賞する

        マガジン

        • 毎月の振り返り
          12本
        • 心にうつりゆくよしなしごとを
          68本

        記事

          初めてのプログラミングの思い出

          今でこそ気ままな暮らしを送っているが、会社勤めをしていた時には納期に追われるIT関連の仕事をしていた。 最初はプログラマーとして、その後はプロジェクトマネージャーなどをしていた。 プログラミングをしていたと言うと、結構な確率で「大学でそういった分野を専攻していたんですか?」と聞かれる。 そんな時は、いえいえ美術の大学に行っていたので、大学ではプログラミングのㇷ゚の字も分からないくらいで、会社に入ってから新入社員研修の中で教わったんですよ、と答えるのが常だった。 ところが最近

          初めてのプログラミングの思い出

          「没後100年富岡鉄斎」展@京都国立近代美術館

          実はしばらく前に訪問し、感想を書く時間がないまま会期が終わってしまった「没後100年富岡鉄斎」展。 今さらなところもありますが、備忘のためにも感想を書こうと思います。 実はあまり興味がなかった富岡鉄斎。 ところがバイト先で仲良くなった美術好きの方が、「富岡鉄斎展が楽しみ」といったことを言われていて、なんとなく気になってきたのでした。 文人画自体に苦手意識があったけれども、そもそもあまり知らないなと思ったので、もしかしたら面白いのかもしれないとなったのです。 因みに行き道す

          「没後100年富岡鉄斎」展@京都国立近代美術館

          自分についての新発見

          電車に乗っていた時のこと。 1両目に乗っていたのだが、電車が急停車した。 空いていた電車だったので、運転士さんがよく見え、何やら一生懸命電話されているようだった。 周辺には何もない所ではあったけれども、一瞬で人身事故だったらどうしようと思ってしまった。 その途端に、電車の前に広がる惨劇を想像してしまってドクドクしてきた。 断っておくと、人身事故でもなんでもなく、その前の駅での安全確認だったらしい。 そのアナウンスが流れるまで、私は身を固くしながら何かしらの案内があるのを待

          自分についての新発見

          世界観を共有する

          「鬼滅の刃」好きの妹が、USJで「鬼滅の刃」のコラボをやっているので一緒に行かないかと誘ってきた。 可愛い妹からのお誘い、断るわけないので、「行こ行こ~」と二つ返事で、本日行くことに相成った。 事前調べをまったくしていかなかった行き当たりばったりの二人。 「鬼滅の刃 XRライド」はさすがに分かっていたので、それに並んでいる時に色々と調べた結果、とりあえず「藤の花の食事処」は高いのでお茶するだけにして、お昼はどうしようかねぇ~とのんきに考えていたら…ライドを楽しんだ後に出てみ

          世界観を共有する

          「IMAGINARIUM」展@市立伊丹ミュージアム

          敬愛するjunaidaさんの展覧会となれば行くしかない、ということで市立伊丹ミュージアムに行ってきました。 先日、felissimo chocolate museumで開催されている展覧会の方も行きましたが、点数も多くこちらも大変見応えがありました。 平日なのに結構な人で、junaidaさんの人気ぶりがうかがえました。 絵本でもなめるように見て、junaidaさんの描く世界を堪能していますが、やはり原画となると、色の美しさも相まって素晴らしさ格段でした。 素晴らしさは書き

          「IMAGINARIUM」展@市立伊丹ミュージアム

          今の学生を尊敬するとき

          電車待ちの列に並んでいた時のこと。 たまたま前と隣に立っていた子が学生さんで、英単語の本を持っていた。 英単語の本を開いてはしばらくして、携帯を見てYouTubeを眺めていたり、英単語の本はすっかり閉じて片手に持ち、携帯でSNSを見ていたり。 やらないといけないことがあるのに、ついつい携帯を見ちゃうの、自分にも痛いほど身に覚えのあることだったので共感していた。 私が学生の頃、携帯はスマートフォンではなかったし、携帯でやることといえば、友人とのやり取りと、ちょっとしたゲームく

          今の学生を尊敬するとき

          「パジュランギおじさんと、小さな迷子」

          5年前の映画らしいけれども、実はつい先日、noteで素敵な記事を読んで知ったインド映画「パジュランギおじさんと、小さな迷子」。 全国で再演しているとのことで調べてみたら、なんと明日まで! 日曜日に知ったのでぎりぎりセーフでした。 こういうのは母も好きかろうと思って誘ったらクリティカルヒット。 二人で思いっきり楽しみました。 内容は、パキスタンの山に住む女の子シャヒーダーが声を出せなくなったので母親に連れられてインドのイスラム寺院にお祈りに行くものの、ひょんなことから母親とは

          「パジュランギおじさんと、小さな迷子」

          少しずつ意識していく

          作業をする際にNetflixでネイチャー系のドキュメンタリーをよく観る。 大体そういった番組でよく出てくるのが、地球環境の問題。 そんなわけで刷り込まれるように、"今のままの消費行動をしてはいけない”という感覚が身についてきた。 一番顕著に現れたのが衣服関連を無駄に買わない、というところだった。 元々、ファッションにそこまで興味がないからというのもあるかもしれないが、最も自分が実行しやすかったのだ。 興味があまりないと言っても、以前はセールとなると必ずお店を覗いて、安いなと

          少しずつ意識していく

          よくある話

          普段元気な人は病院行くのをためらう。これは私が勝手に抱いている印象である。 そう言っておきながら、思いっきり自分がその中の一人となっている。 有り余るほどの体力があるというのが、自他ともに共有する私への評価である。 病気にもあまりかからず、お医者さんにお世話になることは年1回あるかないか。 ちょっと風邪気味…と思っても、一晩寝れば元気になる。逆に寝込むと「鬼の霍乱」と言われるくらいである。 最近は歳のせいか風邪をひきやすくなった気もするが… そうなってくると、病院に行くのが

          文学フリマ東京38

          今回の東京行きのお目当てとなる文学フリマ東京に行ってきました。 絵本作家仲間に12月の文学フリマ出ませんか?とお誘いしていて、その偵察がてらに、仲間のうち行ける人たちで参戦しました。 東京での文学フリマは初。 既に何度も行っている妹は、私たちより先に入っていて、今回から入場料が必要だから人が少ない気がするという連絡をもらっていましたが、実際に着いてみたらびっくり。全然少なくない! さくっと見本誌を見て目星をつけようとなりましたが、結局そこで1時間も費やしてしまいました。 装

          文学フリマ東京38

          「ブランクーシ 本質を象る」@アーティゾン美術館

          東京で用事があったので、前入りしてアーティゾン美術館のブランクーシ展へ行ってきました。 久しぶりに会う友人と東京駅で落ち合い、アーティゾンに行くまでにいくつかのお店を立ち寄りながら、ぶらりと美術館へ。 いや〜東京は誘惑物が多くて大変ですね。何も買わなかった自分、えらい。 それはさておき、本題です。 全体的な感想ブランクーシは一、二点ほどしか見たことないなということで興味本位で行ったのですが、日本初のブランクーシ展ということでした。 ブランクーシだけではなく、少しだけその

          「ブランクーシ 本質を象る」@アーティゾン美術館

          ディズニーアニメを真剣に考えてみた

          先日、バラの絵を描いていた時に、BGMとしてミュージカル「美女と野獣」の音楽を流していた。 このミュージカルはディズニーアニメ「美女と野獣」を舞台化したもので、アニメで使われた音楽をベースにいくつか音楽が付け加えられている。その付け加えられた音楽が好きなのでサントラを聞くとしたら、ミュージカル版の方を好んで聞いている。 余談ながら実写化された時に、その音楽が使われず新しく音楽が作られていたのはちょっとがっかりだった。 そもそも「美女と野獣」は、ディズニーアニメの中でも好きな

          ディズニーアニメを真剣に考えてみた