何考えているか分からないと言われるので言語化してみる。
今日は母校の卒業式。
大学を卒業して1年が経過した。
この機会に卒業後の1年間を端的に振り返って
現時点で描いている今後のビジョンを
ここに記したい。
僕は関西で学生生活を送ったあとに、
生産者と消費者を繋げる役割に興味があって、
北海道の農業系の会社に就職をした。
きっかけはコーヒー。
COYOTEの存在はその役割に興味を持つきっかけを
与えてくれて、
面接後に立ち寄ったBARISTARTは北海道の
可能性や面白さを教えてくれた。
靴を間違えても採用してもらえた恩もあって、
北海道へやってきた。
農家研修
入社してからは米農家にお世話になって現場を体験した。ずっと憧れていたスロウライフ。カゴをひっくり返して座り、お菓子を食べながら談笑する時間がたまらなく好きだった。最終日はこの上ない笑顔で手を振って送ってくれた。働く意味を見出せた気がした。
初任地
初任地は帯広だった。勤務地が決まったときは知らないまちだからワクワクした。越してきてからは、自転車を漕いで興味がある店を見つけたら突っ込む。ただただそれを繰り返した。特記すべきは、コーヒーの看板を見つけて突っ込んだLampLightCoffee。帯広であのCOYOTEを見つけたときの感動は忘れることはない。
写真展
僭越ながら、12月に写真を展示させていただいた。カタチにできた喜び、現実を突きつけられた悔しさ。その他さまざまな感情がグラデーションする中でも、背中を押してくれる人や仲間の存在に気づかされる機会となった。
OVAL(zine)
昨年3月、関西を離れるときに創刊号を、写真展のときに2号を、そして最近3号を発刊して、累計50部に届きそうなところまできた。これまでは「旅記録」として発刊してきたが、4号以降はコンテンツを大きく変えるつもりである。
OVALの購入は以下のリンクから
仕事
ありがたいことに上司に恵まれて、仕事は楽しい。思っていたよりも裁量が大きくその分責任を感じるが、ロジックがしっかりとしていれば、やりたいことをやらせてもらえる。出張が多く運転は大変だが、出張先で美味い飯が食べられることがモチベーションとなっているから頑張れる。釧路で食べたトキシラズの炉端焼き、イワシの握り、標津で食べた帆立、ホッカイシマエビ、根室で食べたタイエーのやきとり弁当。北海道のメシは裏切らない。
コーヒー
最近豆を焼きはじめた。いずれコーヒー豆の販売を始めようと思っている。それに伴い、OVALは「旅記録」から「コーヒー」をメインにしたコンテンツに切り替える。僕がコーヒーを通じてやりたいことは、コーヒーが辿ってきたストーリーを伝えること。物事の本質は「結果」ではなく「過程」にある。それはコーヒーも同じ。コーヒーがどんな旅をしてきて、今ここに存在しているのかを伝えたい。だけど、それだけでは差別化にならないし、コーヒーを生業にしている人たちには敵わない。だから、もっと自由にクリエイティブな要素を取り入れて、前例のない目新しいエクスペリエンスを提供したい。
これからの話
昨年12月の写真展のときに誘われたイベントには、コーヒーの人として参加することになった。イベントは5月中旬。そこに照準を合わせて準備したい。
その先の話をすると、十勝の各地にある個人店と旅するようにタイアップをして、その価値を広めていきたい。
気づいたら
今、札幌のコーヒー屋で文字を打ち込んでいるわけだが、何だか落ち着かない。帯広に越してきてからまだ1年も経っていないけれど、早くも故郷のように感じる。これからも常に来年が異動だと思って今を楽しみたい。
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