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3章試読版

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『noteではじめる 新しいアウトプットの教室』(インプレス)第3章「noteを書く」chapter13~35です。
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【第3章 目次一覧】

8月発売の『noteではじめる 新しいアウトプットの教室』が好評につき、このたび本文の一部無料公開をはじめました(1・2・3・6章)。 著者の厚意で「noteをはじめる方へのご参考になれば」という願いを込めて、基本的な使い方や続けるためのTIPSの章をご紹介しています。 よりレベルアップしたマガジンの使い方や有料記事について(4・5章)、noteで活躍するクリエイターによるnoteの使い方(7章)は未公開です。興味がありましたら、紙か電子版にて、ぜひご覧ください。 各章

愛される記事を目指そう

  あなたが読んでいて「いいなあ」「素敵だなあ」と思うnoteクリエイターの記事はどんなものですか? 読む人すべてを感動させてしまう生まれもっての天才クリエイターも世の中には存在すると思います。  でもきっとどんな人も、読んでくれる皆さんが読みやすいように、こうやったら楽しんでもらえるんじゃないか? こうやったら読みやすいんじゃないかな? と日々研究しながら、読者のことを考えて書いていると思います。そしてそれには、ある程度決まったアウトプットの法則があるのではないかと感じて

エディター画面の見方

投稿できるものの種類 テキストのエディター画面は、「見出し画像、タイトル、本文」が表示された至極シンプルなデザインです。ただシンプルなだけではなく、機能も充実しています。そして安心できる点は、文字の入力をはじめると自動保存されるので、下書き保存ボタンを何度も押す必要がないことです。  トップページ右上の[投稿]ボタンをクリックすると5つのアイコンが表示され、次のコンテンツを簡単にアップできます。 ●テキスト →日記、コラム、小説など ●画像 →マンガ、イラスト、写真のギ

書き出しはつかみが肝心

 文章を書きはじめるときには、どんなことを意識したらいいのでしょうか。ここ10年くらいブログでよく見られるのは、最初に名乗るという風習です。最初に名乗る? どんなものか想像がつきますか?  たとえば「皆さん、こんにちは! コグレ@ネタフルです」というような書き出しを見たことがあるという人も少なくないのではないでしょうか。これが「名乗り書き出し」です。  なぜこういう風習が広まったかというと、ブログがSEOに強かったからです。SEOに強いと、トップページではなく、それぞれの

見出しや写真を入れて中だるみを防ぐ

なぜ見出しや写真が必要なのか? あくまでもプライベートなことを書く日記のようなブログとして考えるならば、見出しも写真も必要はないと思います。というのも、見出しを入れたり写真を入れるというのは、おっくうだからです。「さあ、これからnoteを書こう!」というときに、段落ごとに見出しを入れることや、内容に合わせた写真を準備することを考えると面倒に感じませんか?   もしかすると、見出しを入れるのが好きでたまらないとか、写真を準備しているのが至福のときで……という人も中にはいるかも

締めの一言を入れる

文章術に「絶対」はない 書き出しのつかみが肝心だ、という話を書きました。その次には中だるみをしないように見出しや写真を入れるということも書きました。そして、今度は締めの一言です。はじまり、途中、おわりに……文章を書くというのは、なんて大変なのでしょうか! と思いますよね。私もいろいろと気をつけることがあるな、とあらためて感じています。  気をつけてほしいのは、ここで解説していることは「絶対」ではないということです。こうしたほうがよりよくなりますよ、という提案です。ですので「

クリックしたくなるタイトルをつける

よいタイトルを追求する TwitterをはじめとしたSNS全盛のいまとなっては、文章の内容が大事なだけでなく、どんなふうにタイトルをつけるかというのも非常に重要になっています。むしろ、「タイトルが命」という人もいるくらいです。  それではここで、ネットでクリックされやすいタイトルをおさらいしておきます。ただし似たようなタイトルばかりでへきえきしている人が多いのも事実ですので、使いすぎに注意してください。 クリックされやすいタイトル例●数字を入れる (例)実践編! 実際にク

内容に合う見出し画像をつける

見出し画像はページの「顔」 SNSやニュースサイトなど、いろいろな場所から日々情報が発信されているこの時代、あなたはどんなときにその記事を読もうと思いますか?   1つ前の節にもありましたが「エモい」タイトル、読んでみたいと興味をひかれる内容などが、その要素としてあると思います。そしてもう1つ要素を挙げるとしたら、それは「画像」ではないでしょうか。  noteは、内容に合わせて好きな「見出し画像」を設定できます。見出し画像を設定しないでnoteをアップすることもできますが

読みやすさは「改行」でつくる

改行で読みやすさをコントロールする 「改行」でつくられる読みやすさとは、どういうことでしょうか?  普段、あなたが読んでいるnoteの記事を思い返してみてください。もしもこれからnoteをはじめたいんだという人は、普段から読んでいるWebのニュースやコラムを思い出してみてください。もし手元にスマートフォンがあれば、実際にnoteやニュースサイトの記事を開いて、「改行」がどうなっているか確認してみてください。  いかがでしょうか? 適度に改行が入っていないでしょうか。ニュー

文頭に目次を入れて記事の概観を伝える

見出しを使って目次をつくる noteでは、時には、出版物を全文公開している方もいたり、超大作をつくり上げている方もいたりと、アウトプットしたい人たちが集まった場所だからこそ、必然的に文章量が多い方がたくさんいらっしゃいます。  文章が長くなった場合、マイナスポイントとしては、読み手が途中で離脱してしまう可能性や、「あれ、どこまで読んだっけ?」など記事内で読み手を迷子にしてしまう可能性があります。せっかく自分の記事にたどり着いて読もうと思ってくれた人に、最後まで読みやすく、ユ

本文にはしっかりとキーワードを含める

SEO対策は文章の書き方にあり インターネットで何かを書いたり文章を発表したりする際に、それをたくさんの人に読んでもらう方法の1つとして、検索エンジンがあります。いまならGoogleやYahoo!を使っている人が多いのではないでしょうか。普段はあまり検索しないという人でも、何か調べ物をする際には検索エンジンを使うはずです。そして、検索結果として出てきたサイトをクリックして読んでいるはずです。  つまり、検索エンジンで検索されることも、より読まれるための方法の1つなのです。

書き方のパターンを見つける

 それなりのボリュームのnoteを書こうとした際に、皆さんはどうやって書いていますか? メモをためていく方法 いわゆる一般的な文章術となりますが、起承転結を念頭に自分が書きたいことを書き出していき、それをもとに全体の文章を肉づけしていく方法というのがオーソドックスかと思います。目次を最初につくってしまうようなイメージです。  ネタ出しともいえるかもしれませんが、気になることや書きたいことをスマートフォンのメモ帳に追加するなどしておくと、それが立派なネタ帳になります。もしか

関連記事のリンクを貼り、回遊を促す

リンクの張り方  文章を書き進めていくと、過去に自分が書いた記事など、その内容に言及したい記事が出てくることがあると思います。そんなとき、その記事をいちいちテキストにおこして引用して文字にテキストリンクを張る、なんていうのはもう昔の話。noteに直接リンクを張るのが便利でおすすめです。  note内の記事にリンクする場合はリンクを張ると、ユーザー名、タイトル、見出し画像、書かれた日付、文頭から数行を確認できる「カード型」で表示されます。noteユーザー同士であれば、誰かが自

イラストやマンガをのせる

 アウトプットの仕方は人それぞれ。noteクリエイターの中でも、イラストやマンガ(画像)をアップしている人が多く、noteの中でも人気コンテンツの1つといえるでしょう。「イラストやマンガを趣味で書いているけど、発表の場がないんだよなあ」なんて思っている人がいましたら、ぜひnoteで発表してはいかがでしょうか? 思ったよりも簡単で、便利に投稿することができます。 イラスト、マンガのアップロード方法 イラストやマンガのアップの方法は2つあります。 ●[画像]からアップロード