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「マツコの知らない世界」で日本刀特集でした

まだやってなかったっけ?っていうくらい、ようやく「マツコの知らない世界」で日本刀の紹介。
マツコさんが日本刀に対してどう反応するのか、楽しみでなりませんでした。
結論としては、めっちゃ楽しかったです!

プレゼンターが日本人ではなくイギリス人っていうのがまた良い。
日本の古典芸術の世界に外国人が飛び込んで成果を上げてるというのは日本刀以外でも聞く話で、ボーダーレス社会なんていうのは思ったよりも進んでいるのです。

海外から来た人たちにしてみたら、私のようにずっと日本に住んでいる人間にとっての当たり前が新鮮に感じられるのでしょう。
「かつて武器だったものが武器ではなくなっても作り続けられていることがすごい」と言っていました。
そうか、それはすごいことだったんだな、と言われて気が付きました。
ただ単に私がボーッと生きているからかもしれないけど。

日本刀というと私はやっぱり「刀剣乱舞」なんですが、紹介された日本刀はゲームで馴染みのあるものばかりでした。
「山鳥毛」の5億円クラファンの話とか、「山姥切国広」の展示で来場者押し寄せたとか、とうらぶガチ勢ではお馴染みの話。
けどそれに対してマツコさんが驚いてくれるのがなんだか嬉しい。
初見の悲鳴は栄養と言いますから、それに通じものかと。

そして私の中で一番盛り上がったのは、刀工だけじゃない他の刀作りに欠かせない方たちの紹介でした。
刀身彫刻や鎺(はばき)の製作などなど、昔からの分業制を「ワンチーム」とか「アベンジャーズ」って紹介してくれて、そこにスポット当てて時間もたっぷり取ってくれて感謝でした。
どうしても刀工にスポットが当たってしまうのですが、研師さんとか鞘師さんとかの存在も忘れちゃあいけないんです。

最後に後継者問題にも触れてくれたのは、やはり直接現場で日本刀に触れている方たちならではでしょうか。
知名度が上がれば人も集まると思うので、なんとか日本刀作りを引き継いでいく人たちが増えて欲しいです。


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