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#育児 記事まとめ

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妊娠から出産、子育て、教育についてなど、noteに投稿された育児系の記事をまとめていきます。
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2018年6月の記事一覧

一緒が嬉しい。

2歳児の女の子が登園してくると、私が『おはよう』と挨拶するなり、自分が着ているTシャツを指差して、『ミッキーミッキー』と言う。 ミッキーマウスがプリントされている服を着て来た事が嬉しかったようだ。 私が、『ミッキーだねー良いねー』と声をかけると、にっこり笑う。 しばらくすると、その女の子が、今度は男の子の友達の服にもミッキーマウスを見付けて、すぐに駆け寄り、男の子のTシャツを指差し『ミッキー!』と言う。 自分のTシャツと男の子のTシャツを交互に指差し、何度も何度も『ミッキー!

夫のワンオペと妻のワンオペ。その「負担」は本当に平等だろうか。

ワンオペ育児という言葉が市民権を得るようになって、数年になるだろうか。 核家族化や近所付き合いの希薄なマンション住まいが多数派になり、両親の力だけで育児をする人はグッと増えた。 これによって、主に女性は婚家の習慣や親戚付き合いを強要されることが減った分、夫が長時間勤務の仕事をしている場合、本人の就労状況に関わらず、やむなく「ワンオペ育児」状態に追い込まれてしまいがちだ。 専業主婦は昼寝もしなくなった3歳児を、午前午後で違う遊び場に連れていき、3度の食事やおやつの準備もし

うますく その1 小学生

乳幼児の頃、天敵だった母子手帳

息子は、生まれてすぐの頃から育てにくい子だったんだよね。 「なんかおかしいな?」っていう不思議な行動を育児書で調べると、原始反射がきつかったり、弱かったり…。 助産婦さんに相談したら「気にしすぎよ、大丈夫」って言ってもらえて少しは安心できたんだけど、その「なんかおかしい?」は3歳頃に高機能自閉症・アスペルガー症候群の診断を得るまで、納得できる答えを見つけられないままだったんだよね。 そんな頃、私の天敵だったのが「母子手帳」。 母子手帳には、それぞれの月齢・年齢の発達の目安

おもち日和.0628

チョモランマ級の自意識と、ひらがなが言えるようになった話

「子どもができると自由になるよ」。たまに聞く話だけど、正直「はあ?」と思っていた。いやいやどう考えても不自由になるでしょ、と。飲み歩けなくなるじゃんか、と。 ところがどっこい、本当だった。感動して何度かツイッターにも書いたような気がするけれど、間違いなく、圧倒的に自由になった。 どう自由になったか。 「ひらがなが言えるようになった」のだ。 どういうことかというと、子どものころから29歳までわたしはチョモランマ級の自意識を持て余していて、「う○ち」「おっ○い」といったひら

16歳で妊娠、高校生で母になる

「母親ってなに?」「家族ってなに?」 センセーショナルな虐待事件の報道と、先日観た『万引き家族』の影響もあり、しばらくそんな問いに思いを巡らせていた。 思えば私は妊娠中、同じ問いを持って、自分の身近にいる女性とその家族に話しを聞き、小さな物語をまとめていた。9人の女性とその家族の話を聞いて、文章を綴りながら自分に問いかけても、いまだその答えはわからないまま。というか、正しい答えなんてないんだと思う。女性の生き方も家族のあり方も本当に人それぞれで、みんな迷いながら、それぞれ

もしその日、健康ならば。

朝おきて、「まあちょっと眠いけれど普通の体調だな」と思えたのなら、もうそれだけで今日のあなたはラッキーだ。 おめでとう、もう1日の半分は成功していると思っていい。 普通の体調、というのは空気みたいなもので、失ったときにはじめてそのありがたみを痛感する。 そうして痛感したはずのありがたみは、普通の体調に戻るとまた忘れてゆく。 のどもとすぎれば熱さを忘れる、とはよくいったものだ。 * * * 出産をしてからというもの、体質ががらりと変わってしまったのか、ハイパー体調を

ちょっとまってよあっちゃん第十一話 クリスマス

世界をもっと広げよう

先日、久しぶりに幼馴染2人に会いました。 楽しい思い出話をしながら、僕はあることを思い出していました。 いじめ 僕たちの中学校(2年生の時だけ)では「いじめ」が横行していました。 しかもただのいじめではなく「日替わりいじめ」でした。 毎日ではありませんが、1週間単位くらいでいじめられる対象が変わる悪質ないじめでした。日替わりのため特定の対象がいない分、いじめが見つけにくく、いじめられている子どもも「すぐに終わる」と思い、次のいじめ対象が現れるのを期待してしまうのです

通報&訪問をうけた立場になって、思うこと。

私の心は、まだ意外なところで傷ついているのかもしれない。 その日以来変わったこと、 癇癪を起こされるのが怖くてこれまで以上にわがままを聞いてしまうこと。 その日以来変わったこと、 近所の人の目がものすごく気になるようになったこと。 ___ これまで以上にわがままを聞いてしまう。ほんの少しの対応の違いで、癇癪につながるかどうかの違いが生じる。 この時期は保育園から帰ってきてもまだ明るいので、 外で遊びたいといえば暗くなるまで一緒に遊ぶ。 夕飯の支度は何もできていない

虐待のうたがい?

恥さらしなことかもしれませんが、書いて見ます。 ___ ひどい癇癪(かんしゃく)でヘトヘトになった 「その日」↓ の数日後のこと。 さて、これから仕事だ! とジーンズを脱ごうしたら、 ♪ピンポン 「はい」 「こども総合相談センターです。」 _____ ヘトヘトになった「その日」は、金曜日だった。 ピンポンの訪問者は、月曜日。 土日は、子どもとずっと外で遊び、 すっかりリフレッシュして迎えた週明けの月曜日。 ジーンズにTシャツを着て、自転車に乗り、 いつも通りの

3ヶ月の赤ちゃんとお店の両立

お店「HITOTEMA」は、息子が3ヶ月の時にオープンしてしまいました。 施工途中のチェックも、お店の営業中も、抱っこひもでいつも3kg足らずの彼と一緒でした。 運良く、3ヶ月の赤ちゃんというのは、3時間おきに起きたり寝たりするので、今のように、9時には寝かさないと、、、というのをは違い、“ちょっと重い動くぬいぐるみ”くらいに考え方をシフトしておくと、 抱っこひもの肩の重さに耐えさえすれば何とかなったのでした。 まわりのお母さん方からは、お叱りを受けそうなので、控えめ

2歳の誕生日。

お誕生日おめでとう。 毎朝の“おはよう。”の挨拶ではないことと、昨日までなかったリビングの飾りに息子も今日がいつもと違う日だと感じている様子だった。 子育ての先輩たちから子どもの成長は早いという経験談を耳でタコが産卵するくらい聞いていたけど、これは本当だった。子どもの成長は早い。 子育てマウンティングを取ろうとする人の“これからが大変よぉ”という言葉はウソだった。 深夜にお湯の温度を測って首を支えながらミルクを与え、ゲップを促さないといけなかった息子が、