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#育児 記事まとめ

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妊娠から出産、子育て、教育についてなど、noteに投稿された育児系の記事をまとめていきます。
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2019年5月の記事一覧

子育て経験者が保育士の代わりになるのか。を考えるということは、保育士の専門性について考えること。

「え、先生って資格持ってたの?」と保護者から聞かれたことは一度や二度ではない。子どもに「なんの仕事するのが夢なん?」と聞かれたことも一度や二度ではない。「これが仕事やで」と答えると、「はいはい」と信じてはもらえない。 「子育て経験者が保育士の代わりになるか」という議論についてそれぞれの立場の正義があると思うので、それ自体の是非は語るつもりはありません。 私の役割は、どう転んだとしても子どもの毎日を守ること。実践で保育と支援の質を保つこと。もし「子育て経験者が保育士の代わり

娘、1歳。母親、1周年。

 娘が1歳になった。当日は保育園にお休みをもらい、わたしたちも仕事を休んで、朝から晩まで、娘のためだけに時間を使って過ごすぞ!と意気込んで出かけた。とはいえ、実際のところ、初めての遊園地、初めてのボールプールにギャン泣きし、ほうぼう連れ回された娘は帰宅とともに夕食も食べずに翌朝までぐっすり寝てしまい、わたしたちの張り切りも尻切れトンボになったのだが、それもまたよい思い出になったと思う。  娘の誕生日を迎える前夜は、夫とお寿司とビールを準備して、「去年のこのくらいの時間はもう

ママを探す、お父さんとの冒険。

妻はぼくのことをお父さんとよび、ぼくは妻をお母さんと呼んでいる。 でも息子の生きる世界では、だれかにぼくたちのことをパパママと呼ばれることが圧倒的におおい。だから息子はぼくのことをおとーさん、妻のことをママと呼んでいる。 ぼくのことをパパと呼ばないのは、だれかにパパと呼ばれる回数よりも、妻が息子にぼくの話をしている回数がおおいからだとおもう。 この日は職場の食事会が夜にあり、18時すぎに妻が家をでる予定だった。夜の自宅で息子と二人っきりになるのは、はじめてだ。

三人産むっていうことは

なんだかちっともうまくいかないな、と思う日がある。 人手と時間が圧倒的に足りない。 なんでこんなに足りないのか。 例えば昨日。 まずは、なんとか全員を学校または園に納めた後、土曜いっぱいまで見越した食材の買い出しに行く。 銀行で記帳と残高の確認をしていたら電話が鳴って、某所から「書類を早くつくってね、あと別件の書類も取りにきてね」と連絡が入る。 ああそうか、あれがまだだったか、やっちまったなと思いつつ、車を走らせ書類をピック。 そこでふと、息子の園庭履きが小さくなってい

週末の廻らない寿司・娘寿司

この度、娘(8歳)が寿司屋を開業した。 かねてより本人が希望していて、私も同意していたが、ようやく。 オープン価格なのか、すべて0円だ。 しかし、残念ながら修行期間も0日だ。 あと誤字もなかなか。 正確には、YouTubeで寿司職人の動画を1回見て修行した。なかなか複雑で難しい。「もういいじゃんそういうの。わたし、できるし。」と言われてしまった。 寿司を舐めるなという気持ちにもなるが、運動会帰りで疲れていたので、とりあえずお任せすることにした。 娘が米を2合炊き、私が

もしも自分の娘が障碍児をみて「怖い、こうなるのは嫌だ。」と言ったら?

cakesの有料会員になってもう数年たつのだけれど、入れ替わり立ち代わりの連載の中でも楽しみにしているものがいくつかある。 その中の一つが写真家 幡野さんの連載だ。同年代であり、近い年齢のこどもを持つ父親。そして、僕が父を失った白血病と同じく血液ガンである多発性骨髄腫を患われている。 そんな幡野さんの写真もだけれど文章の切れ味も鋭くて、そして質問の選球眼も毎回唸らされてしまう。今回のは特に色々なことを考えてしまった。 細かい顛末は上記を見て欲しい。たぶん、まだ無料で見ら

白シャツという自由

最近、白シャツが楽しい。 少なくともここ3日間、気づいたら白シャツを着ている。 素材やデザインはいろいろだし、たいていキャミソールとかタンクトップとかとあわせてラフに着るのだけれど、とにかく真っ白なシャツがメインというのがいい。とてもいい。とても、なんていうか、気分だ。 朝、ねむい頭のままクローゼットの前に立って、ぼんやりと洋服を見る。 ああ、昨日も白シャツだったなあと思いながら、でもまた、違う白シャツを手にとってしまう。 ここぞとばかりに、白シャツを着ている。うれ

「パパがいい」と子供に泣かれる朝は

最近、noteには「朝」の話題しか触れていないけれど、今回も朝のワンオペ育児について書きたいと思う。 (朝がたいへんなんです。ちょっとここで吐き出させてください…) ▽ ちなみに前回はこちら 平日はいつも、7時前に家をでる夫。 子どもたちが起きていれば、ひとりひとりと「いってきます」「いってらっしゃい」のハグをしてから出社する。 今朝は、2歳の息子のみ起きていた。 息子は、パパを独り占めして一緒に朝食のパンも食べてとてもご機嫌。 しかし、夫が家をでる時間になると

ワーママ歴 2 年、最近の朝時間

はじめにこんにちは、 kotomi です。先日子どもが 2 歳半近くになりました。生後 5 ヶ月から復職した私も、ワーママ歴丸 2 年。復帰当初ももちろんめまぐるしかったけど、環境は変わりながらも相変わらずバタバタしています。 子どもと過ごす毎日の変遷はすさまじいですが、中でも3ヶ月タームくらいでどんどん変わるのが、タイムスケジュール。 そして、子どもの成長とともに「フォローすべきこと」とその「タイミング」がどんどん変化する。私は割と時計を見ながら毎日を過ごしていて、生活リ

娘と一緒に死について考える。

きっかけは、娘と見ていたアニメのセリフだった。 「人生はあっという間」というようなセリフ。 「”じんせい”ってなに?」と娘がぼくに聞いてきた。 「人が産まれてから、死ぬまでのことだよ」 「みんな死ぬの?」 「そうだね、みんな死ぬね」 「死ぬってなに?」 死ぬってなに? そう聞かれて少し答えにつまった。4歳児にもわかるように答えるにはなんと言えばいいのだろうか。 もう二度と動かなくなること? 心臓がとまること? 細胞が活動を停止すること? もっとライトな表現もあるだろ

産後クライシスというやつ

明日から2日間、夫がいない。考えると気分が落ち込む。夫への苛立ちが募る。ろくに口も聞かずふて寝する。「ちょっと話そうよ」と夫。こたえない私。これが、昨日の夜。 夫は早朝、九州へ飛び立っていった。寝ぼけまなこで見送った。私、「いってらっしゃい」ってちゃんと言ったのかな。 以前、3〜5日ごとに小さな目標を立てている時期があった。「いってらっしゃいとおかえりを笑顔で」を目標にしたことがある。その数日間はなんとか合格ラインだったけど、今は全然出来ていない。そもそもこんなことを目標

学校から帰るときの忘れ物チェック用キーホルダーを作った話

新学期から1ヶ月がたち、気持ちも緩み始める5月。我が家の忘れんぼさんでADHDっ子な小学1年生も学校生活に慣れて、いよいよ本領を発揮し始めました。 忘れ物が酷い…!!(知ってた) とくに、学校から帰るときの持ち帰り忘れが多い。学校にも支援をお願いしているのですが、どうしても確認漏れは発生します。もっと支援を…!と、先生を責めても仕方ない。うちの子のうっかり発生頻度が高すぎる。(知ってた2回目) そんな折、先日でツイッターで見かけて秒速でポチったものが届きました。 ボタ

好きなものを好きと言えること(後編)

✳︎前編はこちら https://note.mu/okariday/n/na279c469d132 ✳︎以下、ゆずドームツアーのネタバレを含みます 私たちの席はスタンドの上階で、思っていたよりもぎゅうぎゅう詰めだった。右にも左にもみっちりと人が居て、焦る。そうか、ライブはトイレにも立てないものなのか…! とりあえず開演前に2回トイレへ行き、最善を尽くす。買っておいた自由帳を取り出し、めいろやゆずを描いてもらって時間を稼ぐ。その間も、ドーム内にはゆずの音楽がかかっていて、

好きなものを好きと言えること(前編)

子どもの習い事を最低限にして、本人の好きなことを深めるためにお金を使おうと決めた。 まだまだ迷いながらの判断だが、これはちょっと良いなと思えたのでnoteに残しておきたい。 自分の幼少期を振り返ると、ピアノ・書道・体操教室・スイミング・英語と色んなことをやらせてもらったけれど、残念ながら何一つ身になっていない。 みんながやっているから、やった方がいい くらいの気持ちで始めて、 みんなと同じくらいできればいい と何にも考えずに続けていた。 万事そんなふうだったから、習い