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技術が伝わり魂が継承されていく



Harley Benton
Firefly
Glarry
Fesley
Donner
Xaviere (GFS)
WestCreek

Affordable Guitars/Budget Guitars

上に並べたブランド、この数年(具体的にはコロナがはじまった前後)

Affordable Guitars
Budget Guitars

として評価が高く人気のエレキギター作ってるとこでし。いくつご存知でしょ?DonnerはニホンのAmazonでも売ってるんで見かけたことあると思います。価格帯は米ドルで100ドル前後から300ドル以下がメイン。 FireFlyなんかオンラインショップに入荷した途端売り切れ続出で偽物まで出る始末。最初に圧倒的人気になったHarley Benton(エフェクターの日本でのブランドはJOYOらすい)が最上位モデルとしてレス・ポール・カスタムのノックオフ出したとき、400ドルくらいで「うお!ついに本気出すのか??」と英語圏のギター系Youtuber達が大騒ぎしてたくらい。

実際の品もかなり出来がよかったらしく、同ブランドはこれから低価格帯から中価格帯へと、更にはもっと上を目指すんだろなという雰囲気アリアリ。今後力入れて出してくると思われる新製品は多分お値段500ドルから1,000ドルくらいとかなっていくんじゃないかな?円安進んじゃってちょっと今だと変な感じになるけどニホンの感覚で言えば5万円から10万円のエレキギター。

10代のガキンチョが「ギターほすい・・・」となったとき、お小遣いためたり親言いくるめたりしてなんとか入手できる控えめなお値段の楽器から、学生がバイトしたりすれば結構すぐ買えて、充分実用に耐える性能をもった中級品。なんならパーツ交換で上級品にひけをとらないヤツ・・・そうです、これはかつてこの国の楽器メーカーが歩んで来た道でし。Japaneseギターを語るとき英語圏の人は必ず「クラフトマンシップ」という語を出します。職人魂。

現在国内でも中級クラス以下の製品は海外製、中国・韓国・インドネシアなどの東アジアで生産されているとか。日本のブランドですらそうなのですから、今や全世界で流通しているエレキギターの多くがこういったアジア製。

現在流通しているエレキギターの製造地

有名ブランドがコスト抑えるために、安い人件費を求めてそういった東アジアに工場を持つ。ユーザーの期待を裏切らないように品質管理は自社で徹底的にやる。東アジアの国の工場では現地の人が楽器を作る。テキトーな仕事してたらクビが飛ぶどころかその工場(ってか工房みたいなとこのほうが多いんじゃないかな?)は契約切られる。そら一生懸命仕様書に沿ったモノつくりますわ。当然「ここが具合悪い。こうやってくれ」てな指示が本社からしょっちゅう来るんでしょ。たとえ自分がギター弾かなくとも、どこがキモになるのか・どうすればいいモノが作れるかわかってくるはず。

悪いモノなら売れない=お金にならない、じゃあいい製品作るべ!となるのはどこの人でも同じはず。ってか人間にとって労働とかモノづくりってそういうもんでしょ?

ニホンの楽器メーカーが苦労してそのブランドイメージを獲得した1980年代から1990年代と事情が大きく異なるのは、インターネットの普及とAmazonを代表とするオンラインショップの存在でし。流通というか物質的なモノの移動=配送・配達のシステムも整備が進みました。勿論船便・航空便については昔とあんまし変わんないでしょうけど、陸送=トラックでの宅配なんかはどの国でもかなり進んでるでげしょ。

製造から販売・流通の変化

イイものを作る人達が育った/育っている、それならそこで作っていただきましょーというフラットな気持ちが今のAffordable Guitars隆盛の根っこにあるんだろうなと思います。そしてこういったブランドの戦略はズバリ「直販」、あるいはオンライン販売。楽器屋さんやちょとこじれたオッサンなギター弾き(ワイふくむ)はギターこれからはじめようという人に必ず言います。

「楽器は手にとってみないと弾きやすさとかわからないから、最初の一本目をオンラインで買うのおよしなさい」

とっころが!このnoteで言ってるAffordable Guitars隆盛は英米の英語圏のお話。日本国内は円安を理由にガシガシ値上げ真っ盛りです。久々に国内のショップのサイト覗いたり実際に行ってみたりして「アレ?なんか違和感あるぞ?」と考え出したのがこのnote書こうかと思い出したきっかけでし。

もっと細かくいうとJackie Venson追っかけだしたときでありましょうか?まず彼女がお安いEpiphoneからエンドースを受け(今はお高いIconic)、Kemperで音色作ってる・・・Kemper・・・そういやそういう便利なもんがあるらしいなーと。

自分で実際触ってみてたまげたもの

ほうほう近頃のアンプ・シミュレータとかプロファイラーというのは昔のマルチ・エフェクターとかに組み込まれてた「それっぽいトーンにしてみましたーテヘ」なものから大幅に進化して・・・でもお高いんでしょう?

え。iPadやiPnoneのアプリにもある?無料のやつも?じゃ、試してみんべ・・・で、ぶったまげたワイ(実話)。なにこれ、ワイが学生バンドマンだった頃大嫌いで、あるコンクールの事前に知らされた「当日出場者に使用していただく機材」として書いてあったデラックス・リバーブまんまの音出るやん!

「えーやだー!俺これ嫌いー!!!」と言ったら上級生であるバンマスに「ふざけんな!好き嫌いの問題じゃねー!」と真顔で怒鳴られたというwww いや、ホント嫌いってか苦手だったんです、フェンダー系のアンプwwww

ぎゃー!ブギーって今メタルの王道なの???サンタナとかクロスオーバー演るスタジオ・ミュージシャン御用達じゃないのおお???あ、そういやKemperってメタリカが使ってるとかだったなー?最初Kemperの話聞いたか読んだかしたとき、パット・メセニーと並んで「使用ミュージシャン」として名前あがってて「???」となったの思い出したわけです。

メセニーはわかります。お高そうな機材っぽい音色の浮遊感もそうだけど、ホラ、あの人変でしょ?新しもの好きっていうかローランドのギター・シンセGR使うけど別に色んな音出すためじゃなくあのGRのプリセット音のまんまじゃね?みたいな音しか出さないしw シンクラヴィア導入したときも、当時ものすごい高額な機材で数台しか生産されてない(マクラフリンとメセニーが持ってるというニュースはあった)というモノで、ステージ脇に置かれたモニタースクリーンでゲームやってたとかいう噂がwwwww

でもメタルだろー?メタリカー。そこは重金属爆音らしくアンプの壁作ってフル10でいけよー、根性見せろよー・・・てなこと考えたりもしたんですが。なるほどこれなら真空管が熱でダレるとか音が不安定になるとか心配しないでいいもんなー。PA直でちゃんとした歪み音大音量でいけるもんなあと納得したのでした。

そんな時どうやらニホンAmazonでも見かける「JOYOのペダル」はHarley BentonらしいとYoutube見てて気づきますた。Harley Bentonをはじめとする「Affordable Guitars/Budget Guitars」は宣伝のためにYoutube、Instagramあたりを活用します。Donnerなんかは日本の楽器屋さんの人気チャンネルにも製品送って紹介してもらったりしてますが。。。

「案件」とか動画タイトルにドンとつけちゃったり、いつものゆるーい会話のスタイルが「あーこの人たちは熱心には扱ってくれないな。。。」思われたのか、その後新製品の紹介なしwww だってそういうゆるさで人気の人たちなのにーwww ラーメンのスープ取った牛骨でナット作っちゃったり、弦ゆでるといいという伝説検証したりしてる人たちだよー?www それに第一、Youtuberじゃなく楽器屋さんだよー??? 紹介動画だってわかりにくいかもだけどきちんと褒めてたよー?しみじみと「いやあ、すげえ時代になったなあ・・・」とかつぶやいてたよー!

Fesleyのギター、米Amazonで売上No1取ったのか・・・有名・無名問わず「この人できる!」と目をつけたらしいYoutuberにガンガン試奏機送りつけてたぽいもんなあ。

日本市場は置き去りに

そのためかどうか最初にあげた「Affordable Guitars/Budget Guitars」として人気のブランドはそろって日本市場ガン無視wwwww

勿論そういう売る側の方針もあるんでしょうが、「作る」場面で本気出す風土のこの国の人は、「買う」となると「買ったもの」にも本気求めるってか完全を求めちゃいますからねえ、英語圏・得に合衆国の人とは違って。

海のあっちの人は「ダクトテープでなんんでも直せるようになって大人」とかいうとこあるから。話それますがクリント・イーストウッドの映画「グラン・トリノ」にまんまそういうシーンありましたよね。あれ大笑いしたwwww。イーストウッドっていやあもう巨匠クラスじゃないですか。堂々たるセレブなのにブルーカラー役がとことんハマるし上手いww

買い手と売り手

話を楽器に戻しますと良質とはいえ低価格帯のエレキギター、そりゃまあ今の日本製からしたらどっか欠点があったりするようです。ペグがちょっととか、ピックアップがしょぼいとか(逆にそのショボさが60年代あたりの音楽のそれに似てるからあえて交換しない!って人もいる)。シンクロナイズド・トレモロなんかはやっぱし厳しいようで「100ドル切ってるやつのトレモロつきはやめとこう」って注意はよく見かけまし。

逆に言うと「こいつに一手間加えるだけで。。。。ほーらみてご覧!」で、買ったばかりでなくともいずれ自分で調整すること前提でみんな紹介してるように思えまし。

作る側・売る側もそれちゃんと見てるらしいんですね。確かに「中国のメーカーとやりとりしてても全然答えが帰ってこなくて困る」っていう動画の投稿も見たことありますが、おそろすいことに同じブランドの同じモデルでもちょこちょこと仕様変更入れてアップグレードして納品されるっていうのも珍しくない模様。勿論お値段そのまんま。

結果200ドルクラスでロック式ペグ、ローステッド・メイプルのネックが一般化、ピックアップがハムバッカーならコイル・タップはほぼ標準装備ですよ。そのクラスでトレモロ・アームつきだったらブリッジが二点どめでなく昔ながらというかオリジナルと同じ六点どめだったりすると「残念!」とか言われちゃうまでレベル上がってますよ。牛骨のナットつけてたのとかもあったんじゃないかなー。個人的にはナットよりブリッジのコマの方が重要だと昔から思ってたり。

エレキギターの周辺機材に戻って

なんか話がとっちらかっちゃいますが、ギターのその先にあるもの「エフェクター」「アンプ(のシミュレータ)」に戻ります。こっちはギター本体よりは各ブランド日本市場意識してるみたいで入手しやすかったり見かける・音を聴くこと多いと思います。

かなり前からAmazonで激安ペダルとして売られていて散々バカにされてたBehringer(ベリンガー?ベリンジャー?)、あるいはJoyo、Gokko、もっとエグくイロモノ扱いされることの多いLekato、持ってる方どうです?あるいはYoutubeやinsta、TikTokなどで音聴いてみてどうでしょう?

ワイはビビりますた、マジで。海の向こうで20ドルから30ドル、日本国内で4000円くらいからの製品群。ディストーションとかコーラスとか踏んずける系は確かにケースがやわそうでドンと踏めないだろうなあという気はしても音はきちんとしてるし第一ノイズが少ない。うえー4000円ていったらワイらの頃一瞬だけ売ってた中身実はMaxonだかGuyatoneと同じ部品て噂だった「組み立てエフェクターキット」と同じやんwwww あれ確か4000円くらいでしたよねえ?


もっとオッソロシーと思ったのがアンプ・シミュレータ。再現度もすごいしエフェクターとしてブースターとかプリアンプみたいにしても使えるやん。しょっぼいミニギターにトランジスタのちっこいアンプでも、間にBehringerやJoyoのシミュレーター挟むと・・・あら不思議。きちんと弦の音が前面に出てきて気持ちよーく歪んで、ワッサワッサと左指をフレットにこすりつければそれに応じて音が伸びるのびる。これトランジスタアンプの感覚じゃないぞー?ゲイリー・ムーアごっことかエディ・ヴァン・ヘイレンごっこがお部屋でできる時代が来てたなんて!(学生時代アパートに住んでたときもやってたか・・・迷惑な住人だなw)

あやしいバナー広告と謎に低価格な商品、いつ商品が届くかわからないということなんかで話題のTemuなんかでよく見かける「Lekato」、こいつのヘッドホンアンプ型のシミュレータもキテます。全部10段階でしか調整できないんで(音量もトーンも1から10までw)微調整はできないものの、この手のブツの元祖のVOXのアレみたいなノイズまったくなし。本体の10段階設定でアンプとキャビネット、エコーとリバーブあれこれ組み合わせて遊んでるだけであっという間に数時間。最高のオモチャですよ。

他のIR読み込むソフトが動かないらしいという情報あったりで、そのあたりが愛嬌に思えちゃってクスッと一人で笑ってたりする気味の悪いやつはアテクシですwwww そのうちソフトも試してみよー。ってかCube Babyっていうマルチエフェクターみたいな「踏む」形状のやつ、もしかしてあれの中身これ? Cube Babyも国内外で受け取られ方全然違ってるんだよなあ。

売り方?

Affordable Guitarでも長年その代表格として国内外で言及されることの多いYAMAHAのパシフィカ。こいつなんか海外のギター弾きから「なんでずーっとみんなが『初心者に安心してお勧め!』って言い続けてるのに、こんなに人気ないんだ?」と不思議がる声も。勿論パシフィカはもうちょっと上のグレードがメインで決して「低価格帯商品」てわけではないんでしょうが・・・。 もうちょっと売り方工夫しません?>YAMAHAさん・・・。

それともやっぱ昔楽器屋でささやかれてた噂は本当だったのか。「YAMAHAは赤字覚悟で一番低価格のギターをありえないぐらいに仕上げて売ってる。メーカーの意地らしい。売れれば売れるほど赤字がおおきくなるらしい」ってのwww 当時いっきゅーぱ だったか にーきゅーぱで販売されてたYAMAHAオリジナルのシエイプのヤツ、なぜに今頃グループ・サウンズやヴェンチャーズを思い起こさせるようなギターを出す?とみんなが不思議に思い、手にすると他社の倍の価格の中級クラスのギターと遜色ない仕上げでさらに「???」と混乱したヤツwwww  多分あっちで今Affordable Guitars/Budget Guitars手にした連中は、かつてワレワレがYAMAHAのお値段ひかえめ・通称:赤字ギターに触れたときと同じ嬉しい混乱にあってるんだろうなあ。一本買っときゃよかったなー。

あ、そだ。冒頭のブランド、YAMAHAさん同様に楽器全般=弦楽器・打楽器・ピアノ・電子楽器もやってるとこあります。ピアノはスタンウェイン・アンド・サンズ、木管楽器てかサックスならセルマー、金管楽器ならバッハ、ドラムのソナーやラディック、シンバルのジルジャンと外野でもパッと思いつくほど現役でバリバリの有名ブランドがひしめく中、彼らがどこまで伸びていけるか?YAMAHAのように各分野でそれなりの地位とシェアを勝ち取ることができるのか?個人的にはそのあたりも注目してたり。

なぜに2020年代に入って「Chibson」問題?

あとニホンゴYotubeで一年くらい前から言いだした「Cibson」問題。え?なんで今頃?中国製のGibsonの偽物の通称Cibson、それ問題になったのかなーり前よ?確かGibsonが迷走してた頃でロボギターとか妙なもん出してドヤってた後とかじゃなかったっけ?あの全自動チューニングペグをウリ・ジョン・ロートが愛用してたと知ったときは結構衝撃だったwwww でも冷静に考えるとスカイギターはものすごい上までフレットあるから、チューニング微妙になってくるんだろうなあと考え直したり。

ギターセンターの裏だかGibsonの工場の裏で無惨にスクラップにされてたギターの山の動画に悲鳴があがってたりした頃とかじゃないかい?楽器提供の契約結んだミュージシャンへの扱いがひどいとか、新製品出すたびにユーザーからの不平・不満オンパレードな時期、日本のティアックだけじゃなくオンキョーまで傘下に収めてたり「他業種化」無理やり進めた結果「米国連邦破産法第11条の適用を申し立て」で破綻〜の前後だったような?とちょい検索しただけでGibson社の公式フォーラムでCibsonの話出てたのやっぱり2017年。連邦破産法第11条の適用が2018年だから記憶違いではなひ。

あの時問題になってたのはeBayとかでニセモノ売る輩が跋扈しててCibsonが一種の蔑称みたいに使われるようになり、それが一般化したのは確かだとは思うけど。。。誰か個人輸入でだまされたん?ここで取り上げたブランドにもかなり中国生産のやつあるはずだけどそれをCibson呼ばわりは誰もしないし、言ったら「はあ?」って変な目で見られると思うですよ。


そういえば最近久々にCibson(上の動画の人はChibsonと呼んでる)ネタ見たなあと履歴たどったらありますた。今中国製のノン・ブランドのギブソン系ギターのコピー品に対する評価の多くはこのひとのように「もうえらいもんつかまされることはないから、一か八かかけるの恐れない」みたいな感じじゃないかなあ?「この値段ならCibsomだろと思ってたかをくくって買ったら本物のGibsonがきたwww」というビデオも見たwww 

Gibson傘下のEpihone、未だに国内では「まがいもの扱い」が多いようですが、国外ではコスパ高く良心的ブランドとして認知され一定以上の人気ありまし。驚いたのはES-335のコレクターがEpihoneの335スタイルのエントリー・モデル Dot Studioをべた褒めしてたこと。

そしてそのEpihone、昨年2023年くらいからその勢いを借りてかなんと中級機以上の新製品を連続投入。今までそのお手頃価格に慣れそのコスパギターが好きだった人は「どうしちゃったんだEpihone!そんなのは俺たちのEpiじゃない!!」と悲鳴をwwww

ピーター・グリーン→ゲイリー・ムーア→メタリカの人(名前よう覚えとらんw)と渡った伝説の1959年生レス・ポールとかフー・ファイターズの人のダイア型サウンド・ホールの335はまだ「アーティストモデル」「シグネイチャーモデル」だからお高いのはしょうがないだろ、でもFirebirdの復刻版が1,699ドルってどういうこったよ!とみんな大混乱www 実際買った人は「うーむ。これはこれであり・・・でも高いよ」と複雑な表情w オリジナルと同じバンジョー用ペグとかカラー・ヴァイリエーションとかは本家のカスタムショップより好評の模様。音もあれこれ聴いた感じオリジナルに近い下手したらペケペケ、うまく使うと普通のハムバッカー搭載ギターとは違うシャープな音色で悪くはない感じ。


まあ、いいじゃん。中国生産のEpihoneが本気出したらこれくらいは作れるしお値段もどうしたってお高くなるのよみたいな例としてみんなの記憶に刻まれそう。特にFirebirdってすっげー作りづらいし、運んだり使ったりするとき色々注意が必要な繊細なギターちゅうか華奢なんじゃなかったっけ?ヘッドの裏に出っ張る形のバンジョーペグもそうだし、1960年代当時はほぼ唯一だったスルーネックも後のBCリッチやアレンビックのように一本の木削り出しみたいな剛性がなくて、ツアーで空輸中によく折れたり裂けたりするってジョニー・ウインターも言ってた覚えがある。

更にもっとおもろいの今日見ますたwww

この人は本職のリペアマンとかディーラーなのかしらん?本格的な工具と工房でささっと気になるとこ直しちゃう動画が多く、ギヤーセンターの裏に廃棄されてたネックの折れたギターまで修復しちゃう人。ノンブランドの中国製らしきFirebirdスタイルの激安ギターをチャンネル登録者からプレゼントされたらしく、開封して一目惚れ。気になったところを自分の好みに変えちゃって立派なギターに・・・。なんだけど途中ブリッジの裏側みたらどうやらEpi***の刻印が潰されてwwwww

工房の職人さんの一人とかがお小遣い稼ぎに余分に作って個人輸出入やってるやつに卸したとかなんですかねww 元はあやしい(ことやってたであろう)売り手からですら、最近はそれなりのブツが届くらすいというwww

これを書くにあたって参考にしたモノ(てかこの数年間見てたYoutubeチャンネル)

Rick Beato

Rickおぢさん

多分ワイが見てる中で一番登録者数多いんじゃないかな?超有名ポピュラー音楽教育系Yoyuberさん。元々本業はメジャー・レーベルでのプロデューサーさんらしき。"What makes this song great?"シリーズの過去のロックの名曲の分析がおもしろいのと、「ジャズ人気ないのはなんでやねん」というボヤキ動画でツボって見始めた覚えがある。

生配信するときは自分のオンライン音楽教材のプロモーションコードとか出してそれ売ってるから、今はそっちが大きいのかもしれない。著名ギタリストやミュージシャンのインタビュー・シリーズも人気。メセニー、ジョンスコ、ベンソンといったあたりからイングヴェイとかポール・ギルバートまで幅広くインタビュー。すんごいのはポリスの三人にそれぞれインタビューして動画あげてること。音楽雑誌でもできないんじゃない?

このnoteの主題の「激安ギター」にはあんまり関係ないけど、はずすことのできない人。この人の動画見てるとでてくる関連ビデオ追ってくとフツーに”Budget Guitars”とかがメインのチャンネル見つかります。

Darrell Braun Guitar

カナダの人らすい

多分ワイが最初にHarley Benton や Fireflyの名を意識したのはこのカナダのおいちゃんが紹介してたから。初期はけっこう「キワモノ」というかKickStarterとか使う「おもしろギター用品」の紹介してて、中級クラス以上の新ブランドや既存の有名ブランドの新製品のレビューと一緒にそれが面白くて見出しますた。

ギター紹介のとき長々と演奏したりして悦に入ったりせず、そのギターの特徴・説明してる内容にそったフレーズをサラッと4小節か8小節くらい弾くだけ(ただしかなり上手いし、色んな音楽スタイルで演奏できる)というプレゼンのうまさが光る人。ちょっとリバーブかけすぎじゃね?とは思ったりもするけど、それがこの人の「音」なんでげしょ。製品についてもダメなとこはダメときちんと言うけど言葉がきつくないし、解決法のヒントを必ず提示したりする買い手にも売り手にもメリットのある紹介上手。

Premier Guitar

本家サイトがくっそ重いというギター情報専門サイトのチャンネル。日本で言うならYoungGuitarとかGuitarMagazine、あるいはPlayer? でもこっちのほうがはるかに情報量多くて早いし、プレゼンもうまい。日本の各雑誌はここもっと見習ったほうが(余計なお世話だ)。

JHS Pedals

いわゆる「boutique pedal」のビルダー?のチャンネル。しゃちょーというか創業者のボヤキ芸がおもしろいwww ここの製品は国内でも人気っぽい。

生配信のとき、社員の皆さんらすいメンバーによるジャム演奏は結構イカしてるしトークも楽しいんだけど、オンライン参加なのか演奏に加わらない人の話は大体つまんないしダルいのでよく飛ばし見してる(おいおい。

Guitar MAX

なんかもうほとんど「FireFlyコレクター」になりつつあるニホン製品大好きメタル兄さんw このお兄さん最近「激安ギター革命は一段落した」宣言してたけど、その後もFireFlyの新製品紹介してて草w 

このお兄さんの説明によると製造過程へのコンピュータ制御の導入ということがギターの低価格化・品質向上に大きいとか。なるほどねーと思わされた。ただのメタル・ヘッドじゃないぞ?

Andertons Music Co

英国の楽器屋さん、中心は後継ぎの二代目しゃちょーらすい。ここ見てて「おや?国内では知らないギター・ブランドがいっぱいあるのね」と気づいた覚えが。情報量多くて楽しいんだけど・・・デモ演奏が・・・長すぎwww 

テクニックはあるけど正直あんまし個性ないから面白くないよ、それwww 本人たちは嬉々としてやってるんだろうけど、商売につながらんぞ二代目www 新製品レビューが結構早い。。

funk ojisan

日本語チャンネルだとここかしらん?他のおっきい中古屋さんの若いにーちゃんとか小さめのお店のおじさんのチャンネルより「ゆるさ」マシマシで楽しい。小岩ファンク時代から見てるけど、移転したり2号店とか出したりでゆるーいようで一生懸命お仕事はしてんだなあと感心したりしてw

ホントに街場の楽器屋さんトークっぽくて和めます。こんな楽器屋さんあったら入り浸るよねー。

Budget Pedal Chap

エフェクター、周辺機器系だと大体ここにたどりつくはず。弾き手は出ずひたすら音のみ。ご当地ビールなみに色んな激安ペダルがあるらすい。

60 Cycle Hum

普段見てるチャンネルダラーと自動再生してると、ここも良く出ますねー。元はPodCast番組かなんかだったのかな?

*他にも随時追加・・・てかこれらのチャンネルの動画見てると関連動画に色々でてくつんで、自分で好きなのおっかけてもいいと思うですよ。ただすごく気になるのがプレゼンというか「人前でしゃべる」話術の日本語県・英語圏での差。

あっちの「国語」の時間(あっちでは当然英語)、大体の学校はスピーチというか人前でしゃべるという行動の訓練も含むらしいからその差が出ちゃうのかなーと思ったり。総じて日本語チャンネルはみんなそれが下手でどうしても英語チャンネル見ちゃうですよ。

そう言うなら自分がやってみろ?ごもっともwwww でもイヤですww だってニホンのど田舎の小中高育ちだもーん。

おしまい


ここまで数日かけてベタ打ちした駄文ですが、必要な箇所にそれぞれ参考にしたYoutube動画、WEB記事なんかのリンクを追加で貼っていったりするつもりでおります。誰かの目に止まった時なんらかのヒントになればと。アフィリエイターではないのであくまで参照用リンクですからご安心ください。





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