漫画から学ぶ!noteの一行目の書き方
『餓狼伝』は1巻の1ページ目からオモシロイ。
謎の男が”力試し”をしようている・・・・・・
巨大ビルをブッ倒す!?
そして・・・・・・
道着を脱いだ男は・・・・・・ッ!!
あなたは続きが読みたくなっていますね?
それはなぜでしょうか。(答えは後述)
この記事では、魅力的な書き出しで始まる漫画からその工夫を学び、自分のnoteの書き方につなげようとするものです☺️
特に、次のような方にオススメです。
❶書き出しの工夫 実例(1)
なぜ『餓狼伝』の書き出しに引き込まれるのでしょうか。
それは、
からです。
ためしに、よろしくない例(あくまで、書き出しに限った話)を挙げましょう。
「梅原大吾」という実在のプロゲーマーが主人公の漫画です。
文字数が多く、その内容は「eスポーツ」の説明です。
前置きが多いと、読むのが面倒くさくなりません?
noteであれば、読者はブラウザの「戻る」を押してしまう可能性があります。
ゲームが題材の漫画なので、ゲームの対戦場面を書いた方が読者を一気に引き込める気がします。
この記事の冒頭で挙げた『餓狼伝』では、主人公が空手家である、とか自信家であるとか、そういうものはすっ飛ばしてあります。
(↓再掲)
「力試しだよ」というセリフは、”質問の回答”でしょう。
自然な会話なら、
というカタチであるべきです。
その「こんなところで何するの?」すらすっ飛ばしてあるので、一気に引き込まれるのです。
❷書き出しの工夫 実例(2)
別の例を挙げます。
『四月は君の嘘』などで有名な新川 直司先生の『さよならフットボール』というサッカー漫画です。
この漫画も余計な前置きがなく、サッカーをしている(それも、ドリブル突破の臨場感あふれる場面!)描写から始まります。
要するに、noteにおいて、
ことをすれば、読者を惹きつけられます。
ただ、
と思っても、実際には難しいかもしれません。
なぜなら、「書き出し」というのは国語教師が作文を書かせる際に頭を抱えるほど難しいものだからです。
でも大丈夫。
以下、前置きナシで書く3つの具体的な方法をご提案します。
❸noteの1行目の書き方(1)
セリフから書く!
こちらも漫画から学んでみましょう。
『喰う寝るふたり 住むふたり』という、20代の同棲カップルが主人公のラブコメです。
職場の後輩が、
と声を上げています。
「セリフから始める」というのは、前置きナシで始めやすいパターンです。
ここからは漫画ではなく、私が一行目から引き付けられた素晴らしい記事を紹介します。
【碧魚 まり】さん
書き出しは、
自身が教師であること、夕食をすすめられたことなどの前置きナシでセリフから始まります。
前置きがなくても、
といった情報が推測できるので、スッと文章を読み進められます。
【タカミハルカ】さん
なんと、「会話」から始まります。
セリフから始まる記事や小説はいくつも目にしましたが、「会話で始まる」というものは、初めて出会ったと思います😮
しかも、”雲行きがアヤシイ”会話内容なので、先が気になってしまうんですよね。
❹noteの一行目の書き方(2)
具体的に書く
漫画の実例を挙げます。⬇️⬇️
驚きましたか?(;´∀`)
『ドロヘドロ』という漫画の書き出しです。
扉絵をあけると、いきなり誰かが丸飲みされかけているのでビックリします。
具体性ある表現(いきなり、何か動きがある)がポイント。
という状況がよくわかります。
noteの記事も紹介しましょう。
【もつにこみ】さん
書き出しは、
ではなく、
です。
具体的な点が秀逸だと思います。
これにより、
ということが自然と想起され、興味が湧いたのです。
反対に、
といった抽象的な”前置き”があったら、(私は)惹きつけられなかったかもしれません。
【高下龍司(koge)】さん
という、具体的な名前により食欲が刺激されます。
と興味が湧くんですよね。
❺noteの一行目の書き方(3)
結論から書く
またnoteの実例を紹介します。
【 藤原華|編集者】さん
書き出しが、
と結論から書いてあります。
余計な前置き、一切ナシ。
タイトルが「電子レンジを買ったら10kg痩せたワケ」なので、読者はダイエットのことが知りたくてページを開いたはずです。
それなのに、書き出しが、
などと挨拶から始まっていたらどうでしょうか。
読者は、ダイエットの話を読みたくてページを開いたのですから。
すぐにダイエットの話(求めているもの)を差し出した方が、読者は嬉しいんです。
日記形式で書いている人は、挨拶があってもモチロンOKだと思います😆
要するに、”目的に応じた意図があるか”が大事。
結論から書くのも良い方法だと思います。
結論から書けば、結果的には「前置きナシで書く」ことになります。
また、先に結論を書けば読み手をドキッとさせることができます。
何かを主張するときは、
の2パターンがありますが、先に結論が来るとドキッとして続きが気になります。
たとえば、
なんていきなり結論が書いてあったらビックリしませんか?理由や詳細が気になるはずです。
これが、
と書いてあれば、スッと納得しやすいですが「ドキッとレベル」は低めです。
まとめ
noteの1行目の書き方は、
のが1つの方法です。
そして具体的には、
という手段があります。
noteって、楽しいですよね😝
この記事が、誰かの参考になったら嬉しいです!!
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