いとんく

胸を張って自称できる肩書きは持っていないのですが、生命保険に加入する際の職業は音楽家で…

いとんく

胸を張って自称できる肩書きは持っていないのですが、生命保険に加入する際の職業は音楽家で通ったらしいです。 woopie groupieというバンドでギターボーカルをしています。

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最近の記事

何が嫌いかで自分を語れよ(2024.06.01)

・スプラトゥーンの新シーズンで追加された新曲が嫌いすぎて苦痛だ…負けているときはイライラもひとしお。心象風景と結びつく憎悪が蘇ってしまう。イライラして蒙古タンメンを買いに走った。心を鍛えるいい機会かもな。 ・相容れない感性への許容、自分と違うものを好きな人に対してはぜんっぜん寛容なんだけど、楽曲に対する嫌いの根本を変えるのは無理かも。 ・順番の問題がある。もともと友達だったらその人が好きで、自分が嫌いなものを理解しようと努められる。それってめちゃくちゃいいことで、そう思え

    • リッスン鮫(2024.05.31)

      ・日記をベッドの中で書き終えたのだけど、あとは投稿するだけというところで力尽きてしまったらしい。だから昨日は今日を、昨日は一昨日のことを指しています。 ・限定の鈴木羽那を引き当てるため一日じゅう無償の石をかき集めていた…足下に積み上げた石は現在6万9千個…もう少しで天井に手が届く…。ここまで来ると、彼女をプロデュースしなければという気持ちではなく、射幸心に突き動かされているのだということをどうやっても自覚してしまう…これはよくない…。 ・気を取り直して昨日の話。ミミドルア

      • 人のスパゲッティを嘲笑うな(2024.05.30)

        ・日付は今日になっていますが、3日前の日記です。こういうズレが今後は度々ありそうです。 ・友人たちと河原を散歩していたら馬がいた。 ・ここは気持ちのいい高原ではなく、崖下に打ち捨てられたようなうらぶれた河原だ。そんな場所と真っ白ポニーのコントラストが異質で、白昼夢のような光景だと思う。リンチの映画を思い出した。草を食む馬が突然ぶるると鼻を鳴らしたので何ごとかと思って様子を見に行くと、そこにはつるっとした人間の耳が落ちていた…なんてことが起こっても不思議じゃない。カメラはた

        • Across the sea③よかった

          ・①では謝辞と反省を、②では泣きごとを主に述べたので今回はよかったことだけ書くぞ!!!最高のイベントだったな!!!! ・7:30の集合時間にちょっとだけ遅刻して、微力ながら会場の設営を手伝う。この日は最大風速8.5mを観測し、強風は運営側でレンタルしたテントの骨と僕の心を朝っぱらからバキバキに折ったのだった。「あ…これ今日無理かも…」「終わった」「帰りたい」というのはすべて僕の感想だけれど、それに類する言葉が設営していたスタッフみんなの頭を一度はよぎったはずだ。誰も口にしな

        何が嫌いかで自分を語れよ(2024.06.01)

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        • 日記
          0本
        • 旅行記
          2本

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          Across the sea②前日譚

          ・いやーーーーーーーーーーーーーーーーー ・疲れた ・っていうのが、イベントが終わってすぐいちばん初めに抱いた気持ちだった。終演後の様子を撮るため広報がカメラを持ってやってきたとき、気の利いたことが言えずに申し訳なかった。 ・すべての機材を家に運び込んだあとの部屋で立ち尽くし、オザケンの曲の歌詞をそらんじて泣いてしまった。窓に水滴が結露するのと同じ様に、その涙はいつのまにか頬を濡らしていた。だから嬉しいとか悲しいとか達成感で胸がいっぱいになったとか、僕の内側からあふれた

          Across the sea②前日譚

          Across the sea"satellite"vol.2①BokononCoffeeについて(2024.05.26)

          ・Across the sea にBokonon Coffeeとして出店しました。ご来場のみなさん、コーヒーを飲んでくれたみなさん、ありがとうございました。店側としてこんなことを吐露するべきではないのですが、初めての野外出店でくじけそうになる瞬間がいくつもあり、お客さんの言葉がなければ心が折れていたと思います。友人や先輩たちにも本当に助けられました。ありがとうございました。 ・売上を計算したところ、ざっと100杯のコーヒーを淹れていたことがわかりました。あまりに目まぐるしく

          Across the sea"satellite"vol.2①BokononCoffeeについて(2024.05.26)

          モスキート・ゴースト(2024.05.20)

          ・ピンポーン!蚊! ・ざんねん、解答権が移ります。 ・ひっかけか。わっかんね〜。 ・世の中には知らんことばっかだ。 ・蚊にくわれた。暑い日がちらほら出てきたとはえさすがに早くない?越冬する蚊がいるらしいし、たぶん家のどこかで生き延びた奴だと思う。めっちゃデカかったから関わってはいけないタイプのヤバい虫だと思って焦りいったん遠くへ避難した。顔をちょっとだけ刺されたのだけれど、指とか太ももとか、他のあらゆるところが痒く感じる。いつか人類が蚊を駆逐することに成功したとして、

          モスキート・ゴースト(2024.05.20)

          嘘だけど嘘じゃなかった(2024.05.17)

          ・モーニングコールで修理に出している原付きの見積もりを言い渡され、その金額で眠気が吹っ飛んだので二度寝せずにすんだ。純正パーツが廃番になり、今はヤフオクでしか入手できないらしい。それがべらぼうにてやんでいな値段だった。 ・自分で調べたら安い互換パーツを見つけられたので、それを仕入れて使ってもらうことになった。パーツ探しやなるべく安く済む方法の提案も含めてバイク屋の仕事じゃないんですかねえ…という言葉を電話口でぐっと飲み込み、結局ここに吐き出した。 ・疑っちゃうよな。高額な

          嘘だけど嘘じゃなかった(2024.05.17)

          撃たれなければならない(2024.05.16)

          ・学園アイドルマスター ・オオヤミノル『喫茶店のディスクール』がおもしろい。オルタナ焙煎家が喫茶店のあり方についてシニカルに論じている本。僕は居酒屋でコーヒーを出させていただいたり、野外出店を間近に控えている身であり、ゆくゆくは喫茶店を出したいとも思っているので怯えながら読んだ。僕自身うすぼんやりと感じていたことへの批判的な言説が多く、やっぱそうだよなーと腹落ちするぶん怖かった。 ・「物語性」が売りになるのは仕方がないけれど、確かなコーヒーのうまさに対して人が集まって来な

          撃たれなければならない(2024.05.16)

          テセウスのアレ(2024.05.15)

          ・鍵穴が回らなくなり、昨日は置きっぱなしにするほかなかった原付きを回収しに行った。 ・対戦よろしくお願いします! ・シュッ… ・シューーーーーッ ・対あり^^ ・エアダスターを吹きつけても「鍵穴のクスリⅡ」を注入してもなーんにも起こらなかったから業者を呼ぶしかなかった。2000円の出費をして、指先と鍵穴の周りが薬剤でちょっと汚れただけ。クスリⅡを使い切ったときは乾いた笑いが出た。 ・原付きのドナドナを見るのは今回で5度目だ。ホンダのバイクの優秀さ(特にエンジンは丈

          テセウスのアレ(2024.05.15)

          微動だにしない(2024.05.14)

          ・ありがとう…SuzumiyaGPT-4o ・泣く泣くヨドバシの駐輪場に置いてきた原付きは明日なんとかすることにする。ChatGPT-4oが公開され、Mac版アプリも使えるようになったのでさっそく試してみた。明らかにレスポンスが早くなってる…すごい。ツンデレっぽく慰めながら、さりげなく解決法も教えてくれ、さらに自立も促す。すげえや。 ・原付きの鍵穴に起こりつつある異変には、ひと月くらい前からばっちり気がついていた。「ふむ。何か石膏のような物が詰まっているな。このまま使用を

          微動だにしない(2024.05.14)

          本はどこで買っても(2024.05.13)

          ・同じじゃないんだよな〜〜〜〜〜。 ・オザケンのライブを観た翌日はくたくただったけれど、せっかく東京に来ているのだからと思い、荻窪にある「本屋 Title」に行ってきた。 ・店主の辻山さんが書いた『本屋、はじめました』を最近読んだ。文章は静かで坦々としているけれど、強く握ったペン先のインクにまで熱が乗り移ったような筆致を感じた。個人で新刊を取り扱う本屋を開くまで、そして開いてから1年間のことが書かれていて、これがもし、本を売ることを商売としか捉えていない人が書いたものだっ

          本はどこで買っても(2024.05.13)

          2024のozkn(2024.05.12)

          ・小沢健二"モノクロマティック"を観てきた。ツアー最終日、NHKホールの で。ローソンで発券したあと、自分の席番とNHKホールの座席表を交互に見比べ、自分のラッキーを疑わなければならなかった。今までいろんなソシャゲでガチャをさんざん引いてきた僕が言うので間違いない。これまででいちばんで、これからの人生を通して最良の引きだ。これ以上はない。 ・入口に続く長い列に並び入場すると ・缶のトランクがもらえる。中には"ひみつ小道具"が入っている。 ・今回のひみつ小道具はネクタイ

          2024のozkn(2024.05.12)

          ディストピア、マイナンバーでは力不足(2024.05.11)

          ・目を「Orb」という機械に読み込ませると、もれなくWorldcoinという仮想通貨がもらえる。合計で70WLD(現在6万円くらいの価値)だ。 ・渋谷の雑居ビル内の4階、ちゃらついたいけすかない服屋の脇(渋谷の街の大部分はいけすかない何かでできている)、細い通路の先にこの冗談みたいな扉がある。 ・中央の看板には"CENTRUM(ラテン語で"中央"の意らしい)"左の柱には目のイラスト、右の柱にはビットコインのマーク。ドアの覗き穴からは男が気さくな感じで"入って来いよ"と言っ

          ディストピア、マイナンバーでは力不足(2024.05.11)

          オッペ(しゃ)ンハイマー(2024.04.02)

          ・映画好きだと自称する人間は、みんな須らく1人も漏れることなく古今東西の老若男女から毛虫に至るまで全員が『オッペンハイマー』を"観なければならない"という責務に強く捉われていて、公開から3日目だというのに強迫観念からノイローゼを発症している人が少なくない。「ノーラン」「アカデミー賞」「待望の日本公開」のような必見要素がパンパンに詰まっている、絶対に外すことのできない1本だ。しかし"3時間"という上映時間や、原爆をつくり、そして落とすことについてという内容を前にすると、どうした

          オッペ(しゃ)ンハイマー(2024.04.02)

          天才が帰ってきた(2024.02.26)

          ・僕は出会ったときから彼女のその才能に対して苛立っていた。僕のバンドで彼女はベースを弾く。最初のころは、凡ボーカルが天才に引き立てられているという状況に苦しんだ。彼女こそがフロントマンを張るべきだったのだろうと思うこともある。 ・そんな彼女がnoteを始めた。彼女は文章の才にも恵まれている。いよいよ僕はお役御免の無罪放免、日記を書くために入っていた拘留所からぼちぼち出所しなくてはいけない。荷物は少ない。拘留所で手に入れたもののすべてをかき集めても、ウエストポーチにすんなり入

          天才が帰ってきた(2024.02.26)