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これからのAI・データサイエンス領域についての私見と、そのために学んでいきたいこと

私自身は、AI・データサイエンスの領域に、ビジネス面でのユーザーとして入って10年を超えてきています。当時はデータサイエンスという言葉も定義が曖昧だったようにも思いますが、いまでは「人気の職業ランキング」にデータサイエンティストが上位に入ってくるなど、時代の変化を感じます。

特に、ここ2~3年の生成AIの進化を始めとして、AI・データサイエンス周りでは大小様々なニュースが絶えません。

そのように注目を浴びているAI・データサイエンスの領域ですが、逆に言うと最早「Pythonを書ける」「BIでデータを可視化できる」といったスキル面だけでは、他に代替されるのも時間の問題ではないでしょうか。



そこで、今後自分自身が食いっぱぐれないように、今後AI・データサイエンス領域はどうなっていくのかを、いくつかのコンテンツも交えて考えていきたいと思います。



結論から言うと、これからのAI・データサイエンス領域については、次の3つのキーワードが絡んでくると考えています。
①身体化
②最適化
③共生


それぞれについて、まとめていきます。

まず、①身体化です。

AI・データサイエンスと表裏で進化してきたものに、ロボットがあると考えています。


しかし、最近だとAI・データサイエンスに押され気味で、AIを搭載した自動車(自動運転自動車)などロボットという新しいハードではなく、既存のハードが中心になっているように思います。

ただ、既存のハードはAIが前提では作られていないので、今後改めてAI前提のハード=ロボットの開発が加速するのではないかと考えています。
ロボットといっても、いわゆるドラえもんのような人型ロボットに限らず、人や荷物を輸送する箱型ロボット(完全な自動運転になったときに、今の自動車とは異なるAIに最適化した形のもの)といったものが、様々な面で出てくるのではないでしょうか。


そういう意味では、例えばドローンのようなものが、その第一号なのかもしれません。
全くこれまでは、触ったこともなかったのですが、1度自分のプログラムで動くハードというものを作ってみたいと思います。


次に、②最適化です。

今の生成AIの代表例であるChatGPTは、「ユーザーがChatGPTに質問を投げかけるたびに、データセンターではコップ1杯分の冷却水が必要になる」と言われるほど、現状のAIは世の中で広く使っていくには効率が悪いです。
それの代替って何なんだろうと調べてみると、こういう動画にあたりました。

量子コンピュータって名前だけ聞いたことあるけど、ここまで進化していたのか。そして、上記のような効率問題の解でもあるのかということが学べました。


この登壇者のおひとりの大関先生が、量子コンピュータの公開講座をYouTubeでされていたようなので、まずはそのアーカイブから見てみて学んでいきたいと思います。


最後が、③共生です。

言うまでもないですが、AIがいくら進化しても、大事なのは我々の生活であり・我々の心です。
それをAIやロボットに代替させることはできません。(というか、それを代替させるということは、我々は生きていないことになりますね)

そういう時に必要になるのが、思想だったり哲学と言われるものではないかなと考えています。
私は多くの日本人と同様、正月は神社に行き、クリスマスを楽しんで、除夜の鐘で年を越すという無宗教(多宗教?)な人間ですが、最近では宗教としてというよりも、思想や哲学として仏教に興味を持ち、動画を見たり・本を読んだりしています。


その1つに次のような動画がありました。


仏教の中でも誰もが1度は聞いたことがある「禅」という言葉。
欧米では、「マインドフルネス」といった言葉で、人気があるようです。


そういう「禅」の第一人者の方々が、AI時代という言葉を使っているのに非常に興味をひかれたのですが、まさしく私が漠然と持っていた、人とAIの共生というテーマに切り込んでくださっているように思いました。
こちらも、様々な動画や本がありそうですので、ぜひ学んでいきたいと思います。


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