PdLabo

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AI・データに関わるコンサル・エンジニアリング・教育・情報発信などを、フリーランスで事業しています。 このnoteでは、AIを絡めつつ自身の学びのアウトプットと、データサイエンス周りの気になったニュースについて取り上げていきます。

マガジン

  • PAX dare Labo 所長に聞いてみたシリーズ

    Pax dare Laboアシスタントのユウが、仕事や勉強で学んだ人事・HR関連のことについて、元コンサルタントでデータサイエンスの専門家の所長と話をするシリーズです。人事✕データが中心ですが、ときにデータ関係ない話もでてきます。

最近の記事

誰が悪いのか?(24/5/12:FACTFULNESS)

自分自身への反省でありますが、どうしても他責思考になりがちなところがあります。 仕事でも、「データをもっと用いるように組織を変えていきたいのに、それを理解してくれない上司・現場・顧客のせい」、「こんなに真剣に教えているのに、しっかりと受け止めない受講生のせい」。 家庭でも、「荷物に足を引っかけて壊してしまったのは、こんなところに置いた家族のせい」。 こういう具合です。 良くないこととは理解しながらも、ついつい思考の癖になってしまっています。 そんな自分に気になった本がこ

    • データサイエンスニュース(24/05/09) :AI革命の最前線:科学研究から音楽制作、エコフレンドリーなデータセンターまで

      記事の要約 「Memory AI」は、研究論文を高速で調査・分析し、技術相関を可視化するツールです。このツールは、研究開発の初期段階で要する時間を最大90%削減できるため、多くの大企業から注目を集めています。 MEMORY LAB社が開発し、2023年6月にプレベータ版がリリースされました。畑瀬研斗がニューヨーク州立大学での学びを経て創設したこのスタートアップは、研究の非効率性を解消することを目指しています。 感想 「Memory AI」の開発は、科学技術分野の情報アク

      • データサイエンスニュース(24/05/07) :テクノロジーのフロンティア:AIとセキュリティの未来を塗り替える大手企業の挑戦

        記事の要約 アップルがデータセンター用のAI半導体の開発を進行中であることが報じられました。この新しい半導体は、アップルの既存の製品と同様に内製化の方針に沿って設計されています。具体的な実用化の時期や詳細は未だ明らかにされていませんが、このプロジェクトは「ACDC」というコードネームで呼ばれています。 感想 アップルがAI半導体の内製化に向けて動いていることは、技術進化の観点から非常にポジティブなニュースです。AI技術の自社開発は、製品の最適化と効率化を図る上で重要なス

        • これからのAI・データサイエンス領域についての私見と、そのために学んでいきたいこと

          私自身は、AI・データサイエンスの領域に、ビジネス面でのユーザーとして入って10年を超えてきています。当時はデータサイエンスという言葉も定義が曖昧だったようにも思いますが、いまでは「人気の職業ランキング」にデータサイエンティストが上位に入ってくるなど、時代の変化を感じます。 特に、ここ2~3年の生成AIの進化を始めとして、AI・データサイエンス周りでは大小様々なニュースが絶えません。 そのように注目を浴びているAI・データサイエンスの領域ですが、逆に言うと最早「Pytho

        誰が悪いのか?(24/5/12:FACTFULNESS)

        • データサイエンスニュース(24/05/09) :AI革命の最前線:科学研究から音楽制作、エコフレンドリーなデータセンターまで

        • データサイエンスニュース(24/05/07) :テクノロジーのフロンティア:AIとセキュリティの未来を塗り替える大手企業の挑戦

        • これからのAI・データサイエンス領域についての私見と、そのために学んでいきたいこと

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        • PAX dare Labo 所長に聞いてみたシリーズ
          3本

        記事

          データサイエンスニュース(24/05/02) :AIと知的財産権の狭間で: テクノロジーの進歩と法的課題の現代解析

          https://gigazine.net/news/20240501-openai-copyright-lawsuit-newspaper/ MicrosoftとOpenAIは、New York Daily NewsやChicago Tribuneを含む8つの新聞社から著作権侵害で訴えられています。これらの新聞社は、OpenAIが新聞記事のデータを用いて言語モデルをトレーニングし、Microsoftが新聞の情報を無断でコピーしていると主張しています。この訴訟はニューヨーク州

          データサイエンスニュース(24/05/02) :AIと知的財産権の狭間で: テクノロジーの進歩と法的課題の現代解析

          データサイエンスニュース(24/04/30) :技術の進歩とその影響:AI、法制度、ジャーナリズムの新たな交差点

          https://nordot.app/1157705708024758312?c=113147194022725109 要約 OpenAIは、フィナンシャル・タイムズ(FT)との提携を発表しました。この提携により、ChatGPTのユーザーはFTの記事を要約や引用で活用できるようになります。 この動きは、FTの信頼できる情報源を活用して、より正確な回答を提供することを目指しています。また、FTはこの提携を通じて新たなAI製品や機能の開発にも協力する予定です。 感想 この提

          データサイエンスニュース(24/04/30) :技術の進歩とその影響:AI、法制度、ジャーナリズムの新たな交差点

          ビジネスモデルというのは(24/4/28:デジタル競争戦略)

          ポーターの5フォースモデルや、BCGのプロダクト・ポートフォリオ・マネジメントなど、昔からビジネスモデル・フレームワークというのを学ぶのが好きだった。 それによってビジネスを理解することができる、さらには掌握し、進化させることができると思っていた。 それが最も学べる現場として、コンサルタントというキャリアを選んだ。 しかし、経験を重ねているうちに、中々ビジネスモデル通りにはいかないことばかりで、次第にビジネスモデルやフレームワークを学ぶことから離れていった。 一方で、

          ビジネスモデルというのは(24/4/28:デジタル競争戦略)

          データサイエンスニュース(24/04/26) :AIとビジネスの未来:大企業の支援で進化するスタートアップの戦略

          https://japan.zdnet.com/article/35218093/?utm_source=newspicks&utm_medium=news_distribution&utm_campaign=newsfeed_distribution 要約 ELYZAは、大手通信会社KDDIの支援を受けて、生成AI/LLM市場で競争することを決定しました。この戦略により、グローバル企業が支配する市場において、特に日本語の自然言語処理に特化した技術で勝機を見出すことを目指し

          データサイエンスニュース(24/04/26) :AIとビジネスの未来:大企業の支援で進化するスタートアップの戦略

          データサイエンスニュース(24/04/19) :AIの進化と社会への影響:多様な産業への応用と個人情報保護の課題

          記事の要約 AIsmileyが運営する国内最大級のAIポータルメディアは、2023年11月から2024年1月にかけての人気AIプロダクトを部門別に発表しました。これには自動運転車、音声アシスタント、顔認識システム、オートメーションツールなどが含まれています。特に生成AIの技術は爆発的なイノベーションを引き起こし、大きな注目を集めています。 感想 AI技術の急速な進歩と広範な産業への応用は非常に期待される分野です。特に生成AIなど新しい技術の発展は、多くの可能性を秘めてお

          データサイエンスニュース(24/04/19) :AIの進化と社会への影響:多様な産業への応用と個人情報保護の課題

          極端を避けるということ

          昔から、しっかりと白黒をつけるのが好きでした。 得意だったかどうかはわかりませんが、自分の中に「良い・悪い」の基準をもって、意見を発していたように思います。 その延長で、白黒つけやすいデータというものに興味をもち、いまの自身のキャリアにつながっていると思っています。 一方で、AIやデータサイエンスをビジネスにすればするほど。白黒つけられないものへの関心が増えてきています。 AとBの選択肢のうち、データでは「A」の有効性が高いとなっているのに、「B」の選択肢が選ばれる。そ

          極端を避けるということ

          データサイエンスニュース(24/04/12) :図表から顧客対話まで、AIが解き明かす業務効率化の新次元

          記事の要約 NTTが生成AIの新技術を開発し、このAIは図表を含む文書を理解できるようになると発表しました。この技術は、従来の文章理解に加え、プレゼンテーション資料やマニュアルなどの図表も解析でき、商用化を年内に目指しています。また、この新しい基盤モデルは、オープンAIの「GPT-4」を超える性能を示したと報じられています。 感想 この技術の進歩は、業務の効率化を大幅に向上させる可能性があり、非常に期待されます。しかし、生成AIが広範な情報を解析・利用することで、個人情

          データサイエンスニュース(24/04/12) :図表から顧客対話まで、AIが解き明かす業務効率化の新次元

          AIの進化と労働市場の変革:機会の創出とリスク管理のバランス

          https://jp.reuters.com/business/technology/RY5PN7VKGBNQ5DSEX4L4I2HDTY-2024-04-05/ アデコ・グループによる調査では、AI導入によって今後5年間で多くの企業の従業員が減少すると予測しています。対象となった世界の大企業2000社のうち、経営幹部の41%が従業員数の減少を見込んでいます。しかし、AIが雇用を生み出す可能性もあるとの見方も示されており、企業は従業員を訓練しAIとの協働体制を整えるべきだと

          AIの進化と労働市場の変革:機会の創出とリスク管理のバランス

          フリーランスになってから半年、自分なりの振り返り事項

          気が付けば3月も最終日に近くなっていました。 3月は昨年後半にフリーランスになってから半年ということで、色々と今後の展開も考えていきたいと思っていたのですが、今月は体調崩したり、怪我をしたりとボロボロでした。。。 一方で、仕事では出張も増えたり、元々時期として設定していたひとり法人化の準備もやったりと、多忙を極めていました。 その反省を活かすべく、自分なりの振り返り事項をまとめておきたいと思います。 とはいえ、言いたいことは 身体が資本 これに尽きるように思います

          フリーランスになってから半年、自分なりの振り返り事項

          データサイエンスニュース(24/02/26) :未来を変える技術革新

          https://newspicks.com/news/9630259/body/?ref=technology 生成AI「Cotomo」はマネーフォワード出身者が立ち上げたStarley社によって開発された音声会話アプリです。ユーザーとの対話を通じて成長し、雑談や悩み相談に対応できます。 初期設定は簡単で、自己紹介、声の選択、アイコン設定、名前付け、趣味の共有の5ステップを踏みます。使用者はCotomoのレスポンスの速さ、自然な相槌、名前を呼んでくれる点、会話内容を深掘り

          データサイエンスニュース(24/02/26) :未来を変える技術革新

          データサイエンスニュース(24/02/22) :デジタル変革とAIの未来

          https://www.wwdjapan.com/articles/1741555 マークスタイラーの秋山正則社長は、アパレルメーカーからデータマーケティング企業への転換を目指し、データ分析と感性の融合による新たなビジネスモデルを構築しています。 データを活用した独自の商品計画“MMD”の開発、SNSデータ解析ツールの導入によるPRと販促の効率化、人材採用の強化など、デジタル技術を駆使したマーケティング戦略を展開しており、業界内での変革を目指しています。 秋山社長の取り組

          データサイエンスニュース(24/02/22) :デジタル変革とAIの未来

          データサイエンスニュース(24/02/20) :生成AI技術の二面性

          https://president.jp/articles/-/78703 この記事では、中国のIT企業が生成AI技術を積極的に開発している現状を紹介しています。特に、中国政府によるインターネット規制の影響で、GoogleやChatGPTなどの外国製AIサービスが利用できないため、中国内での独自の生成AI開発が進んでいることが指摘されています。 中国の大手IT企業である百度(バイドゥ)は、自社の検索サービスを利用して蓄積された大量のデータを基に、AI技術を発展させています。

          データサイエンスニュース(24/02/20) :生成AI技術の二面性