24bit でミックスダウンしてみた件
ハイレゾで確認
Studio One はハイレゾに対応しているので、ミックスダウンの所で指定すればハイレゾの音源を作れるのでは(当たり前ですが)、と思って実際に試してみました。
音源は大丈夫なのか?
そもそも素材に使っている音源がハイレゾ対応でないとあまり意味がないような気もするのですが、ダイナミックレンジが稼げるのでそうでもないのでしょうか。
今仕上げの作業に入っている「Sunset, Shibuya, People, n Streets」の最終状態のチェックをハイレゾでやってみることにして、Song メニューの Song Setup を確認してみると、次のようになっていました。
デフォルトからあまり変えていないつもりなのですが、少なくとも 24 Bit に指定した記憶はないので、最初からそうなっていたのだと思います。
これに対して、Export Mixdown の指定はいつも 16 Bit になっていて、これはCD音質です。
ここを 24 Bit に変更して WAV データを作ってスマホに転送すればハイレゾの状態で聴けるのではないかと思い、やってみました。
聴き比べてみると…
転送後にスマホのミュージックプレイヤーで曲一覧を表示すると、HRと表示されています。
ということで実際に聴いてみました。スマホは SONY XPERIA SO-52C、イヤホンは WF-1000XM5 です。接続は LDAC になっています。
うむむ…
違いが分かりません(笑)。
不明なアーティストというのがオリジナル曲で、ssps-hr が 24bit、ssps-type1 は16bit で mixdown したものです。24bitの方がシンバルの音とか高音域がクリアな感じがしないでもないですが、ブラインドで当てられるかといわれたら、できる気がしません。
余談
ミックスダウンに失敗する
音量オーバーということで警告が出ることがあるのですが、何回か録りなおすとクリアできることがあります。つまり、毎回違う音が出ていることになります。
警告が出た時刻を確認して、そのあたりの音量をトラック毎に確認すると原因が分かることがあります。私の場合、だいたいドラム絡みのことが多いです。ただ、ドラムだけで確認すると問題なくて、ベースなどの他の楽器と混ぜると危険になるようです。
sf-2a
曲名一覧に出ている「sf-2a」は「小さい妖精の踊り ver 2」です。Small Fairy ということで、バージョンアップしたときは最後にa、b、…を付けて区別することが多いです。
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