え？
なんでそんなに他人の可能性を信じられないの？

今所属しているコミュニティの
主催の方達が
とても愛に溢れた人たちで。
愛に溢れたという表現が正しいか
ちょっとわかんないですが。

３ヶ月ほど、月４回のオンライングルコン（大体６０分×４人、３０分×１２人分）を耳だけで聞いたり
実際に自分も参加させてもらって思いました。

なんて真っ直ぐに、
全力で、目の前の人の可能性を１２０％信じて対応するんだと。

わたしなんかはまだまだ
多少なり自分と他人とを上とか下とかに見たりして
世界を見ている人間なので
毎回１ミリもブレることなく
目の前の人と向き合う姿を見て
言葉では表現できない
「ほぉぉ・・・」
という感情を抱いています。

今朝も、
そういう場面があり

「なんでこの人たちは、他人の可能性をここまで信じられるんだ」

とふと思った自分に
ぽんこつのぽんこつが、
間髪入れずこう言葉を投げてきました。

「え？なんでそんなに他人の可能性を信じられへんの？バカなの？」

と。
そんな自分にびっくりして今noteを書いています。

他人の可能性、っていうか
自分のことを信じてあげられてないんだろうなと。

どうしても
人より優位に立ちたい自分、がいるみたいで。
そんな自分を今は十分認めて、甘やかす時かなと思って
「そんな自分もいるよね〜」と宥めています。

兄が難関大卒、
エリート街道まっしぐらで、
世渡り上手と言いますか要領がいい
側から見てたら順風満帆、何もかも持っていて、
完璧な人生を歩んでいる、と思っていて
その姿を目の前でずっと見ながら
後ろをずっと追っていたように思います。

本人の努力や、苦労もあって、
その上でただ、わたしが「そんなふうに見てる」
だけなんだろうな、というのもわかってるんですけど。

もう一歩頑張れなかった自分が
いつも後ろからわたしの手を引っ張ってくる。

お前は、ダメな子なんだよ〜
できない子なんだよ〜
残念だね〜
と。

わたしにしか見えない、兄の影を
ずっと1人で追いかけてたんだなと
そんなことを思っていると
今外でnoteを書いていますが
涙が溢れてきます。

身近に、なんかすごい人がいると
自分は置いてけぼりになりますね。
それすらきっと幻想なのに。

だがしかし
そこで立ち止まるぽんこつではない。

わたしはその置いてけぼりになった人の気持ちや
苦しい感情に共感ができる。
それはいいこと、悪いことでもなくて
ただ、横に世界が広がっていくきっかけになる。

コンプレックスは
自分と世界とを繋ぐ鍵だと思っていて
キラキラしたものよりも
コンプレックスで世界と繋がってきたわたしとしては
ネガティブに捉えるものでもないな、と
最近ようやく思えるようになってきました。

世界の味わい方は
いろんな方法があると思いますが
わたしは
泥水を啜って啜って啜り尽くすことで見えてくる
新しい何かとの出会いを楽しみに生きているのでしょう。
とんだ変態だ。
味わい方が独特すぎる。

結局
そんな自分も好きなんだと思う。